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⑥焚き火台
キャンプの醍醐味の一つ、焚き火。焚き火の役割は、単に暖をとるだけではなく、調理もできるのも良い点です。大きな焚き火台だとそれなりに大きな火を作ることができますし、1〜2人のキャンプであれば、持ち運びの利便性を重視して小型の焚き火台を選択するのも良いです。
筆者の愛用品は、折りたたむとA4サイズと言う超コンパクトにまとめられる、Montagnaのポータブル焚火&グリル。別途、ホームセンターで網を購入し、焼肉や飯ごうを使って炊飯、焼き芋などを作ることも簡単にできます。
なお、キャンプ場の中には、直火NGで焚き火台や焚き火シート必須のキャンプ場もあるので、各キャンプ場のルールを確認して安全に利用しましょう。
⑦ランタン
キャンプ場に滞在する時、消灯時間が21時前後と早いもの。ランタンは、夜中にトイレに行ったりする時など日没後に非常に活躍するので、いくつか用意しておきたいです。ランタンと言っても様々なタイプがあり、値段も幅広いので、どんなランタンを選ぶべきか初心者は悩むところ。ランタンの明るさ(調整の可否)、燃料(ガスや電池、キャンドルなど)のほか、ポータブル性など、チェックポイントも多いです。
灯すのが簡単で、より自然に近い光を発する小型ランタンを探している場合には、キャプテンスタッグが販売しているブロンズキャンドルランタンがオススメ。100均でも手に入るキャンドルを使用するので、燃料を忘れた場合でも比較的至る所で探すことができますし、安全性も高いです。夜にしっぽりとキャンドルの光でお酒を飲む時間は、キャンプの中でも最高の時間の過ごし方の一つと言えます。
⑧チェア&テーブル
キャンプに限らず、アウトドアでの活動で用意したいのがチェアとテーブルです。チェアとテーブルが一体化した折りたたみ式のものや、一般的なダイニングセットと同じくらいの高さのチェア・テーブルセットなどがあったりと、種類も材質も様々。
筆者も当初は、アウトドアで一般的なちょっと高さのあるチェア・テーブルを使っていましたが、ホームセンターでポータブルチェアを購入してから、その絶妙な低さの虜となりました。座面の位置が地面に近いため、目線が下がることでとてもコージーで落ち着いた雰囲気になったのです。座面が低いので、立ち居振る舞いもよりやりやすくなりました。
中でも、BUNDOKのポータブルチェアは、骨組みと座面が別々になっていて組み立て式となっています。専用の袋に入れればポータブル性にも優れている上に、実際に座るとその安定性に驚くことでしょう。
⑨キャンプマット
キャンプに行ったはいいけど、なかなか寝付くことができない、常に睡眠不足、というのは初心者キャンパーにありがちなこと。もちろん、自然の中に身を置いて気分が高揚しているというのもあるかもしれませんが、寝心地の良さというのは重要で、よく眠れる環境を整えることは大切です。
キャンプで安眠するためには、温度とマットの厚さを考慮して対策をする必要があります。温度というのは、気候に合った服を着て、地面からの冷えを断つことが重要。また、マットに関しては、自分にとって心地よい柔らかさになっているか確認しましょう。
テント内に敷くキャンプマットは、その厚さが5cm程度あると快適に寝られると言われています。マットの中身の材質にも気をつけ、地面からの冷気をできる限りシャットアウトするものを選ぶと良いでしょう。筆者は、モンベルのキャンプパッドを使用しています。空気で膨らませるタイプとなっていて、満杯にすると厚さが5cmになります。同じく空気で膨らませるコールマンのピローも併せて使用しており、これらのおかげでキャンプでは朝までぐっすりです。
⑩寝袋
寝袋は、普段の生活でいう布団にあたる、とても重要なものです。耐温度や形状(封筒型・ミイラ型)によって、値段も様々。封筒型の寝袋は、長方形となっていて人が入るところの周囲にチャックがついていることが多く、掛け布団のようにして開いて使うこともできます。封筒型の場合、首元が開いているので温まりにくいのですが、子供と一緒に寝る場合などに重宝するでしょう。
一方で、ミイラ型は人型をしていて、フィットしているため、温まりやすいというメリットがあります。頭まですっぽりと入り、1人用のものが多い印象です。手も寝袋の中に入れて寝るので、気を付けの形で寝るのが慣れない場合には、少し窮屈感を抱くかもしれません。筆者はミイラ型の寝袋を使用していますが、冷えが入らないことを重視しているので、慣れるととても快適に寝られます。
まとめ
キャンプに出かける際に最低限揃えて持っていきたいもの10選。これもいるかも!と思って持って行ったけれど、結局使わなかった・・・ということもありがちなキャンプですが、実はこれだけ持っていけば、シンプルにキャンプが楽しめます。
荷物を少なくすることは事前の荷造りや現地での設営、そして片付けの手間をかけすぎないということです。ぜひ、次も行きたくなるような「面倒ではないキャンプ」を続けてみませんか?