香港
香港観光
ヴィクトリアピークからの夜景は世界三大夜景のひとつ

【香港】プリプリッ!チュルチュルッ!海老ワンタン麺の2大人気店「沾仔記」&「池記」

取材・写真・文:

東京在住

2019年6月21日更新

1,152view

お気に入り

写真:Emily

香港の食といえば飲茶、アフタヌーンティ、など沢山ありますが、今回は香港での人気フードの一つ「海老ワンタン麺」の人気店2店をご紹介します。海老がゴロッと入っていてワンタンがツルッとしていて、薄味のスープの中に入った黄色い細い麺と一緒にチュルチュルッ。なかなか日本では味わえない一皿です。この記事を読めば香港に海老ワンタン麺を食べに行きたくなるはず!

この記事の目次表示

[1] 沾仔記(ティム・チャイ・キー/Tsim Chai Kee Noodle)

  • 写真:Emily

中環(セントラル)から徒歩約7分のところにある人気店。そのおいしさは入り口をみればすぐにわかるはずです。

  • 写真:Emily

ずらっと並べられた"Michelin"のあのキャラクターの張り紙が…実はこの沾仔記、2009年から『ミシュランガイド 香港』のビブグルマンに選ばれているのです。

店内の様子

  • 写真:Emily

いつでも観光客や地元の方々で混んでいるようです。筆者は午後3時頃に行きましたが、店内は数席空いているのみ。ただ、みなさん食べるのが早いため、すぐに席は空くようです。また、相席が基本であることも心に留めておきましょう。

メニュー

メニューはシンプルに3種類。ワンタン麺(32ドル・約443円)、魚のつみれ団子麺(32ドル・約443円)、牛肉麺(32ドル・約443円)。

  • 写真:Emily

トッピングをもっと沢山食べたいという方には、2種類の具を選べたり(38ドル・約526円)、3種類全てトッピングできるものもあります(42ドル・約582円)。

実食!

10分もしないうちにワンタン麺が運ばれてきます。

  • 写真:Emily

器の大きさは日本のラーメンどんぶりに比べると、だいぶ小さいという印象を受ける香港のワンタン麺。それでも、赤ちゃんのこぶしくらいの大きさ(中身パンパン!)の、海老ワンタンが3つも入っています。

  • 写真:Emily

ワンタンを二つに割ってみると、海老がゴロゴロ。こんなに入っているのですね。

食べてみると、ワンタンの皮のチュルっとした食感があり、そのあとに噛むとゴロゴロの海老のプリッとした食感が凄く楽しめます。麺もツルツルしていて美味しいです。ツルツルとチュルチュルの食感に身を任せて食べていたらあっという間に完食しますよ。

沾仔記
香港 / 中華料理
住所:98 Wellington Street, Central, Hong Kong地図で見る
電話:2850-6471

[2] 池記(チケイ/CheeKei)

  • 写真:Emily

ショッピングセンターやブランド店が沢山並び、観光客や地元の人々で賑わう尖沙咀のど真ん中にあるこちらのお店。MTRの尖沙咀駅のA1出口を出てすぐのところにある、海防路(HaiphongRoad)に入るとお店があります。

  • 写真:Emily

残念ながら、筆者が訪れたときは外装を工事中でしたが、それでも道路にせり出した看板でお店の位置は一目瞭然です!

店内の様子

  • 写真:Emily

こちらも多くの人でいつでも賑わっています。ショッピング街にあるからか、ブランドの大きな紙袋を持っている人も心なしか多いようです。

メニュー

  • 写真:Emily

テーブルに「ランチョンマット」として置かれているメニューですが、こちらに表記のある「セットメニュー(78ドル・約1,081円)」がおすすめ。セット内容は以下の通りです。

  • 麺類
  • 飲み物:豆乳やbarley water(大麦の煎じ汁にレモンなどの味付けがしてあるもの)のほか、3ドルの追加でコーラやスプライトなども選べます
  • 飲茶の小皿:揚げワンタンやフライドフィッシュボール、揚げ手羽先などから選べます

日本語表記はありませんが、英語表記があるのでメニュー選びで不安になることもありません。筆者は、ワンタン麺とフライドワンタン、冷たい豆乳を選びました。

実食

オーダーしてすぐに豆乳が到着します。

  • 写真:Emily

その後すぐにワンタン麺もきますよ。ワンタン3つと麺とスープのみ!沾仔記はネギが入っていましたが、それさえもないシンプルさ!

  • 写真:Emily

沾仔記と比べると若干ワンタンがこぶりのような気もしますが、中を見てみると…。

  • 写真:Emily

大きな海老がドーンと!そして、ワンタンの具の部分が小ぶりな分、ワンタンの皮のチュルチュルが沾仔記よりも存分に味わえる印象でした。

  • 写真:Emily

最後に揚げワンタン。こちらは先ほどの麺のワンタンとは違った食感を味わえます。カリカリで美味しいですよ。

池記
香港 / 中華料理
住所:尖沙咀樂道52号地下地図で見る
電話:2368-2528
Web:https://www.cheekeiwonton.com/

最後に

以上、香港の2大海老ワンタン麺のお店をご紹介しました。筆者は実はこの2店、別の日に行ったのではなく「海老ワンタン麺」のはしごをして(つまりあまり時間を置かずに)食べました。それくらい香港の海老ワンタン麺は食感が病みつきになって食べても「また食べたい!」となってしまうものなのです。ぜひ香港に行った際には味わってみてくださいね。

※記事中の香港ドルから日本円への換算は2019年6月現在のレートを使用しています。

次のページを読む

香港の旅行予約はこちら


香港のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

香港のホテルを探す

香港の航空券を探す

香港の現地アクティビティを探す

香港のWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


香港で1度は試したい! ローカルな朝食を楽しめるレストラン3選

一日の活力ともなる朝食。世界ではどんな朝食が食べられているのか気になりますよね!香港の朝食は同じアジアでも日本とは違うので、食べ歩くのも新鮮!今回は観光スポット...


香港リピーターの筆者が厳選!やみつき必至の香港の麺料理店ベスト4

香港料理といえば、みなさん何を想像しますか?飲茶、おかゆ、小籠包、エッグタルトなどなど、名物と呼べる料理がたくさんあります。でも、実は香港で欠かせない料理と言え...

香港島の景色を楽しむクライミングスポットと香港スイーツ3選

2020年の東京オリンピックから追加種目となったスポーツクライミング。ジムでのクライミングも楽しいけれど、海外の外岩でのクライミングならその国の景色が楽しめます...

【香港】滞在1日弱!?トランジットを活用して香港観光!

多くの航空機が発着する香港国際空港。そのため香港は観光として訪れるだけではなく、トランジットで立ち寄る人も多いかと思います。せっかくなら長いトランジットを使って...

【香港】ランタオ島の漁村、大澳を歩く。

ランタオ島は香港国際空港、天壇大仏などがある香港で最も大きな島です。そこにあるのが、その昔「東洋のベニス」と呼ばれた漁村、大澳(タイオー)です。高層ビルが建ち並...

この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

【台湾・台北】人気スーパーで買うお土産にぴったりな台湾の味

みなさんは台湾に行ったらお土産に何を買いますか? 今回は、帰国してもいつでも台湾の味を楽しみたい!という方々のために、「食材系お土産」をご紹介します。観光客にと...


【フランス・トゥールーズ】「バラ色の街」の観光必須スポット11選

フランスというと多くの人はその首都「パリ」を思い浮かべますが、ワインで有名なボルドーやバカンスの地として人気があるニース、食の街リヨンなど、個性豊かな都市がいく...


【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

東南アジア最後のフロンティアとして昨今注目を集めているミャンマー。国民の90%以上が仏教徒と言われています。パゴダという仏塔を配した寺院に行くと人々が熱心に信仰...

【オーストリア・ウィーン】宮殿の味!ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」

オーストリア料理の名物と言えば、薄くて大きい「ウィーン風カツレツ」でしょうか。しかし、「ターフェルシュピッツ」という料理も名物中の名物!日本ではなじみのない名前...

【山形・鶴岡】 山形のお土産がたくさん!日本一癒されるトイレも名物!?「HOUSE 清川屋」

旅のお土産に、その土地の特産品は必須ですよね。今回は山形の特産品を使った商品をたくさん取りそろえたお土産やさん「HOUSE 清川屋」をご紹介します。実はこの「H...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります