香港の食といえば飲茶、アフタヌーンティ、など沢山ありますが、今回は香港での人気フードの一つ「海老ワンタン麺」の人気店2店をご紹介します。海老がゴロッと入っていてワンタンがツルッとしていて、薄味のスープの中に入った黄色い細い麺と一緒にチュルチュルッ。なかなか日本では味わえない一皿です。この記事を読めば香港に海老ワンタン麺を食べに行きたくなるはず!
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[1] 沾仔記(ティム・チャイ・キー/Tsim Chai Kee Noodle)
中環(セントラル)から徒歩約7分のところにある人気店。そのおいしさは入り口をみればすぐにわかるはずです。
ずらっと並べられた"Michelin"のあのキャラクターの張り紙が…実はこの沾仔記、2009年から『ミシュランガイド 香港』のビブグルマンに選ばれているのです。
店内の様子
いつでも観光客や地元の方々で混んでいるようです。筆者は午後3時頃に行きましたが、店内は数席空いているのみ。ただ、みなさん食べるのが早いため、すぐに席は空くようです。また、相席が基本であることも心に留めておきましょう。
メニュー
メニューはシンプルに3種類。ワンタン麺(32ドル・約443円)、魚のつみれ団子麺(32ドル・約443円)、牛肉麺(32ドル・約443円)。
トッピングをもっと沢山食べたいという方には、2種類の具を選べたり(38ドル・約526円)、3種類全てトッピングできるものもあります(42ドル・約582円)。
実食!
10分もしないうちにワンタン麺が運ばれてきます。
器の大きさは日本のラーメンどんぶりに比べると、だいぶ小さいという印象を受ける香港のワンタン麺。それでも、赤ちゃんのこぶしくらいの大きさ(中身パンパン!)の、海老ワンタンが3つも入っています。
ワンタンを二つに割ってみると、海老がゴロゴロ。こんなに入っているのですね。
食べてみると、ワンタンの皮のチュルっとした食感があり、そのあとに噛むとゴロゴロの海老のプリッとした食感が凄く楽しめます。麺もツルツルしていて美味しいです。ツルツルとチュルチュルの食感に身を任せて食べていたらあっという間に完食しますよ。
[2] 池記(チケイ/CheeKei)
ショッピングセンターやブランド店が沢山並び、観光客や地元の人々で賑わう尖沙咀のど真ん中にあるこちらのお店。MTRの尖沙咀駅のA1出口を出てすぐのところにある、海防路(HaiphongRoad)に入るとお店があります。
残念ながら、筆者が訪れたときは外装を工事中でしたが、それでも道路にせり出した看板でお店の位置は一目瞭然です!
店内の様子
こちらも多くの人でいつでも賑わっています。ショッピング街にあるからか、ブランドの大きな紙袋を持っている人も心なしか多いようです。
メニュー
テーブルに「ランチョンマット」として置かれているメニューですが、こちらに表記のある「セットメニュー(78ドル・約1,081円)」がおすすめ。セット内容は以下の通りです。
- 麺類
- 飲み物:豆乳やbarley water(大麦の煎じ汁にレモンなどの味付けがしてあるもの)のほか、3ドルの追加でコーラやスプライトなども選べます
- 飲茶の小皿:揚げワンタンやフライドフィッシュボール、揚げ手羽先などから選べます
日本語表記はありませんが、英語表記があるのでメニュー選びで不安になることもありません。筆者は、ワンタン麺とフライドワンタン、冷たい豆乳を選びました。
実食
オーダーしてすぐに豆乳が到着します。
その後すぐにワンタン麺もきますよ。ワンタン3つと麺とスープのみ!沾仔記はネギが入っていましたが、それさえもないシンプルさ!
沾仔記と比べると若干ワンタンがこぶりのような気もしますが、中を見てみると…。
大きな海老がドーンと!そして、ワンタンの具の部分が小ぶりな分、ワンタンの皮のチュルチュルが沾仔記よりも存分に味わえる印象でした。
最後に揚げワンタン。こちらは先ほどの麺のワンタンとは違った食感を味わえます。カリカリで美味しいですよ。
- 池記
- 香港 / 中華料理
- 住所:尖沙咀樂道52号地下地図で見る
- 電話:2368-2528
- Web:https://www.cheekeiwonton.com/
最後に
以上、香港の2大海老ワンタン麺のお店をご紹介しました。筆者は実はこの2店、別の日に行ったのではなく「海老ワンタン麺」のはしごをして(つまりあまり時間を置かずに)食べました。それくらい香港の海老ワンタン麺は食感が病みつきになって食べても「また食べたい!」となってしまうものなのです。ぜひ香港に行った際には味わってみてくださいね。
※記事中の香港ドルから日本円への換算は2019年6月現在のレートを使用しています。