茨城県には「つくば霞ヶ浦りんりんロード」と呼ばれる、全長約180kmのサイクリングロードが整備されています。この記事では、地元在住で自身もサイクリングを嗜む筆者が、初心者や観光客がお手軽に半日で湖畔サイクリングを楽しむ方法と、具体的なショートコースをご紹介しています!ランチやグルメ情報もありますよ。
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霞ヶ浦湖畔はサイクリング天国!
茨城県南部には「つくば霞ヶ浦りんりんロード」と呼ばれるサイクリングロードが整備されています。旧筑波鉄道の廃線敷と、霞ヶ浦湖畔沿いを周回するコースとなっていて、全長約180kmに及びます。
琵琶湖の「ビワイチ」、しまなみ海道の「しまなみ海道サイクリングルート」と並び、令和元年には日本を代表するルートとしてナショナルサイクルルートに指定されました。
りんりんロードでは本格的に自転車をやられている方を多数見受けますが、もちろん初心者や観光客ものびのびと湖畔ライドを楽しめるアクティビティスポットでもあります!
りんりんロードの公式サイトにもコース情報は掲載されていますが、本格的で長距離のものが多いです。そこでこの記事では、観光の一環として気軽にサイクリングを体験してみたい!という方向けに、地元民である筆者がオリジナルのショートコースをご紹介します。
- つくば霞ヶ浦りんりんロード
- 茨城 / サイクリング
- 住所:茨城県行方市 つくば霞ヶ浦りんりんロード地図で見る
- Web:https://www.ibarakiguide.jp/seasons/ring-ring-road...
半日楽しめるショートコースの概要
ご紹介するショートコースは約30kmで、休憩時間を除き往復約2~3時間で完走できる距離です(以下地図参照)。風の有無によって所要時間が変わりますので、なるべく風がない穏やかな日を選ぶのがおすすめです。
- 出典:www.openstreetmap.org© OpenStreetMap contributors
コース概要(約30km)は上記の図のとおりですが、以下にも記載しておきます。
- スタート地点:虹の塔(レンタサイクル貸出)
- 折り返し地点:あそう温泉白帆の湯
- ゴール地点:虹の塔(レンタサイクル返却)
行方(なめがた)市の虹の塔では、当日レンタル可能なレンタサイクルを行っていますのでこちらを利用します。虹の塔までは車で訪問し、そこを起点にサイクリングを楽しむ計画です。
ちなみに虹の塔周辺には道の駅ほか、グルメや観光スポットもありますので、サイクリング前後に合わせて観光するのもおすすめです。以下の記事では行方(なめがた)市の観光モデルコースをご紹介しています。
サイクリングの手順
【準備】虹の塔でレンタサイクル
まずは行方(なめがた)市にある虹の塔でレンタサイクルをします。貸出受付は建物1階にありますので、入館すればすぐに分かります。スタッフの方も声をかけて下さいます。
貸出の流れとしては、利用申込書の記載(免許証の提示)、自転車を選ぶ(クロスバイク)、ヘルメットを選ぶ、簡単に乗り方のレクチャー、となります。どの工程でもスタッフさんが優しく指導してくれますのでご安心を。
この先お手洗いは休憩地点の温泉(約15km先)までありませんので、ここでお手洗いを済ませます。また、手荷物は少なめが良いです。
●料金(ママチャリ、クロスバイク)…高校生以上500円、小中学生300円、小学生未満無料
●料金(電動アシスト付自転車、タンデム自転車)…1,000円/台
●利用時間:9:30~16:30(最終貸出時間15:30)
- 虹の塔
- 茨城 / 展望・景観 / 穴場デートスポット / 展望台 / レンタサイクル
- 住所:茨城県行方市玉造甲1234地図で見る
- 電話:0299-55-3927
- Web:https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/down...
【往路】いざ湖畔ライドを
虹の塔を出発したら、まずは湖畔沿いのサイクリングロードへ向かいます。道の駅たまつくりを右手に見て、霞ヶ浦大橋方面へと進みます。橋を渡る直前に左へ曲がり、サイクリングロードへと入ります。
あとは温泉が出てくるまでひたすら真っすぐ約15km(約1~1.5時間の往路)を進むだけです!コースの途中、多様な水鳥が泳いでいますのでぜひ注目してみて下さい。筆者がライドした日にはコブハクチョウがいました。
往路の半分地点で鳥居を確認できます。余談ですが、風を切ってライドしていると鼻水が出てくることがありますので、ポケットティッシュは必需品です。温泉の案内板が出てきたらもうすぐ休憩です。