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17.【長野】諏訪湖
標高759mという高地に位置する諏訪湖では、寒さが最も厳しい1月〜2月にかけて「諏訪湖の御神渡り」と呼ばれる現象が発生します。全面氷結した諏訪湖の水面の氷が朝晩の気温差で膨張と収縮を繰り返し、ひび割れて筋状に盛り上がってできるもので、条件が揃わなければ見られない、希少な光景として知られています。
湖面の氷がひび割れてできる”氷の道”は、”御神渡り”の名の通り、神様が通った道とも言われ、地元では古くから神聖な現象として崇められてきました。観測は毎年、諏訪市にある八剣神社が担当し、御神渡りの発生に合わせて、その年の吉兆を占う神事が執り行われています。
近年は温暖化の影響で御神渡りが起こらない年も多く、見られたらラッキーな諏訪湖の冬の風物詩です。
- 諏訪湖
- 諏訪市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / パワースポット / ハイキング / ツーリング / 白鳥飛来地
- 住所:長野県諏訪市諏訪湖地図で見る
- 電話:0266-52-2111(諏訪市観光ガイド)
- Web:http://www.suwakanko.jp/
18.【福島】猪苗代湖
日本国内で4番目の大きさを誇る猪苗代湖。冬の間は芸術的なしぶき氷の絶景と、遠くシベリアから飛来した、たくさんの白鳥に出会えます。
しぶき氷とは、湖の水が強い風にあおられて、岸辺の樹木に氷着したもの。湖近くの樹木の幹や枝がすっぽりと氷で包まれ、枝の先にはツララが垂れ下がります。厳寒期の1月〜2月にしか見られない、自然の造形美です。
しぶき氷のできる場所は、猪苗代湖の天神浜駐車場から、湖面沿いに志田浜方面へ1kmほど進んだ地点。雪の積もった林の中を歩いて進むことになりますので、しっかりした装備が必要です。
白鳥は猪苗代湖畔のあちこちに飛来しますが、おすすめの観賞スポットは猪苗代湖の北東に位置する白鳥浜や、南側に位置する青松浜。晴れていれば、どちらの浜からも雄大な磐梯山をバックに、たくさんの白鳥が湖にたたずむ光景が見られます。
白鳥は例年11月上旬〜4月頃まで姿がみられますが、しぶき氷と白鳥の両方を見たい方は、しぶき氷のできる1月〜2月の間にお出かけください。
- 猪苗代湖
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / パワースポット / 白鳥飛来地 / ツーリング
- 住所:猪苗代湖地図で見る
- Web:http://www.bandaisan.or.jp/
19.【京都】貴船神社
京都市の北、市内からは離れた静かな山の中に鎮座する貴船神社。1月〜2月の間だけ「積雪日限定ライトアップ」と題したイベントが行われており、幻想的な雪灯りの夜景を鑑賞できます。
「積雪日限定ライトアップ」が実施されるのは、名前の通り「雪の積もった日」だけ。しかも実施が発表されるのは、なんと当日15時。開催される日のみ、公式サイトや公式SNS上で告知されます。その日にならないと分からない、見られればラッキーな冬の絶景です。
ライトアップの実施時間は夕暮れから20時まで。駐車場が少ないため、公共交通機関を利用してお出かけください。貴船神社は標高300mほどの場所にあり、夜間は非常に冷え込みます。訪れる際はしっかりと防寒を。
- 貴船神社
- 大原・鞍馬・貴船・八瀬 / 観光名所 / 神社 / 紅葉 / パワースポット / 縁結びスポット / ツーリング
- 住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180地図で見る
- 電話:075-741-2016
- Web:http://kifunejinja.jp/
20.【北海道】然別湖
北海道で一番高いところに位置する自然湖である然別湖。12月中旬頃から湖が凍り始め、1月には完全に凍結し、約半年間は雪と氷に覆われます。完全に凍った湖は一面が真っ白な世界に覆われ、その神秘的な湖上に1月末から僅か60日間ほどだけ、幻の村「しかりべつ湖コタン」が現れます。
村の建物は全てが氷と雪だけで作られており、氷のブロックでつくられたアイスバーやアイスロッジ、アイスチャペル、氷上露天風呂などを楽しむことができます。
- しかりべつ湖コタン
- 鹿追町(河東郡) / イベント・祭り / 冬のおすすめ観光スポット / 遊び場 / インスタ映え
- 住所:北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地地図で見る
- 電話:0156-69-8181
- Web:https://kotan.jp/
21.【山形】蔵王山
樹木が雪と氷で覆われ、奇妙に形作られることから、スノーモンスター”の異名も持つ樹氷。蔵王山では冬の間、山頂付近〜中腹で見ることができます。
例年11月〜12月ごろから樹木が氷と雪で覆われ始め、時間の経過とともに徐々に氷と雪の層が厚くなっていきます。3月上旬頃まで観察できますが、一番の見ごろは2月。氷着と着雪が最も盛んな時期で、大きく育った樹氷を観賞できます。
蔵王山では山頂まで運ぶ蔵王ロープウェイが運行されており、利用すれば山頂まで誰でも簡単に登ることができます。12月末〜2月の間は夜間のライトアップも開催。闇の中に浮かび上がる幻想的な樹氷の姿を観賞できます。
22.【静岡】稲取
稲取では、毎年1月中旬〜3月末まで「雛のつるし飾りまつり」を開催。稲取の「雛のつるし飾り」は、福岡県柳川の「さげもん」、山形県酒田の「傘福」とならぶ、”日本三大つるし飾り”のひとつです。
伊豆稲取に江戸時代から伝わる風習で、昔はお雛様を買える裕福な家庭が少なかったため、母や祖母が女の子の健やかな成長と良縁を願って手作りしたのがはじまりと言われています。
メイン会場「文化公園・雛の館」では、約100対(=約11,000個)のつるし飾りが展示されています。特に入口正面のジャンボつるし飾り(6,409個)は圧巻ですよ!
- 雛のつるし飾りまつり
- 東伊豆 / イベント・祭り / 春のおすすめ観光スポット / インスタ映え
- 住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1729 文化公園雛の館ほか地図で見る
- 電話:0557-95-2901(稲取温泉旅館協同組合)
- Web:https://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/bg/tourist...
23.【三重】なばなの里
三重県にある花のテーマパーク「なばなの里」では、例年10月末〜翌年5月初旬にかけてイルミネーションイベントを開催しています。そのクオリティの高さは評判で、夜景鑑賞士が選ぶ全国イルミネーションランキングで、3年連続のグランプリに輝いたほど。
イベント開催期間は約半年にも渡りますが、おすすめの時期はやはり冬。イルミネーションが最も美しく見えるシーズンであり、ロマンチックな煌めきを楽しめます。
- なばなの里
- 三重 / テーマパーク / 観光名所 / インスタ映え / 紅葉 / 花畑 / 花畑(3月) / 花畑(4月) / 花畑(5月) / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 花畑(9月) / 花畑(10月) / 花畑(11月) / 桜の名所 / 遊び場 / コスモス畑 / バラ園 / ネモフィラ畑
- 住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑270地図で見る
- 電話:0594-41-0787
- Web:http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html...
24.【山形】銀山温泉
山形県尾花沢市の山あいにひっそりと佇む「銀山温泉」は大正ロマンの風情が薫る温泉街。NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで一躍脚光を浴び、その名が全国的に広がりました。
こじんまりとした温泉街ですが、銀山川の両岸に沿って大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が軒を並べ、朱塗りの橋や、レトロな木造旅館がガス灯で浮かび上がるノスタルジックな街並みが魅力的です。
とくに雪景色との相性がバツグンで、冬の絶景を求めに外国人観光客も多く訪れます。温泉街を散策して冷えてしまった身体は、温泉や旅館の美味しい鍋料理で温めたいですね。
- 銀山温泉
- 尾花沢市 / 町・ストリート / 観光名所 / 温泉地 / 紅葉 / インスタ映え / ツーリング
- 住所:山形県尾花沢市銀山新畑地内地図で見る
- 電話:0237-22-1111
- Web:http://www.ginzanonsen.jp/
25.【長野】地獄谷野猿公苑
温泉にはいるニホンザルが有名な「地獄谷野猿公苑」。温泉に入る猿の光景を写真などで目にすることがありますが、実際に温泉にはいる猿がいるのは、世界的にもここだけなのだそう。気持ちよさそうに温泉につかる猿の姿は愛らしくてほっこりした気持ちになりますね。
年間を通して営業していますが、ニホンザルが入浴するのは気温の低い時期がほとんど。冬でも気温の高い日は入浴していない場合もしばしばあるため、ライブカメラで現在の様子を事前にチェックして訪れてみてくださいね。
- 地獄谷野猿公苑
- 山ノ内町(下高井郡) / 公園 / 観光名所 / インスタ映え
- 住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845地図で見る
- 電話:0269-33-4379
- Web:http://jigokudani-yaenkoen.co.jp/
26.【北海道】函館
かつて世界三大夜景の一つに数えられた函館。標高334mの函館山から眺める函館の街の夜景は今なお不動の人気を誇り、夜景を目当てに多くの観光客が函館の街を訪れます。
夜景は1年中楽しめますが、積もった雪に光が反射し、よりいっそう夜景がきれいに見えるのが冬のシーズン。例年12月〜3月にかけては、函館の町がキラキラ輝く「はこだて冬フェスティバル」が開催され、函館の街はいつも以上に輝きが増します。
冬季は道路が閉鎖されるため、函館山山頂へのアクセスはロープウェイを利用しましょう。2月の日没は16時50分〜17時30分頃、約30分後には夜の景色へと変わります。
- 函館山展望台
- 函館 / 展望・景観 / 観光名所 / 展望台
- 住所:北海道函館市箱館山地図で見る
- 電話:0138-23-3105(総合案内)
- Web:https://334.co.jp/
- はこだて冬フェスティバル
- 函館 / イベント・祭り / デート
- 住所:北海道函館市元町周辺地図で見る
- 電話:0138-27-3535
- Web:http://www.hakodate-illumination.com/
27.【京都】金閣寺
どの時期に訪れても光り輝く姿が見事な金閣寺ですが、冬の雪景色の中に佇む金閣寺の姿はまた格別の美しさ。雪が積もるほどに降る日は例年数日しかありませんが、貴重な冬だけの絶景を求めて積雪が期待できる時期に訪れてみては。
なお雪が降った場合でも、うっすら積もる程度だと午前中のうちに溶けてしまうことも多いので、できるだけ早い時間に訪れましょう。金閣寺の最新の状況はライブカメラでも確認できます。
- 金閣寺
- 今出川・北大路・北野 / 寺 / 世界遺産 / 庭園の名所
- 住所:京都府京都市北区金閣寺町1地図で見る
- 電話:075-461-0013
- Web:http://www.shokoku-ji.jp/k_about.html
28.【栃木】あしかがフラワーパーク
栃木県にある「あしかがフラワーパーク」では、毎年10月下旬から2月上旬頃まで94,000㎡の園内がイルミネーションで彩られます。広大な敷地に関東最大級の450万球を超えるイルミネーションが装飾された光景は、まさに圧巻です。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、期間によって例年テーマを3つに分けており、1月から2月上旬のイベント終了時までは、ニューイヤーをテーマにしたイルミネーションが見られます。
- あしかがフラワーパーク「光の花の庭」
- 足利市 / イベント・祭り / 冬のおすすめ観光スポット
- 住所:栃木県足利市迫間町607地図で見る
- Web:https://www.ashikaga.co.jp/flowerfantasy_special20...