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③くみひもの専門店「SHOWEN」
写真：藍ai
宇治に本店がある「くみひも」のお店です。神社仏閣などの飾り、和装小物、ジュエリー、インテリア、ファッションなど幅広いジャンルで組紐を展開しています。
ポイント1：京の伝統工芸「くみひも」とは？
そもそも組紐って何だろう、と思われる方もいらっしゃると思います。ただの紐とは違って、細い絹糸や綿糸などを編み物のように「組む」ことで作られた紐のことで、一般的には3つ以上の糸束を組み合わせているものを指します。現在では、帯締めや羽織紐などに使われていることが多いです。
実は、世界中の、特に民族の間で、紐の文化は見られます。しかし、時代の変化とともに、組紐の技術を継承していくことが難しい現状があるようです。だからこそ、京の「組紐」が今も継承されていることに価値があるのです。
ポイント2：歴史×チャレンジ
創業1948年という長い歴史
1948年創業のお店ということもあり、歴史が長いです。ただ、この会社の素晴らしいところは、現状維持にとらわれず、常にチャレンジを続けている印象があります。だからこそ、不景気の波を乗り越え、人々の和装離れという現在を生き抜いていっているのでしょう。
チャレンジ
- 写真：藍ai
ショップをOPENしたり、組紐つくりの体験ができたり、業界に先駆けてWEBでの発信を行ったり、さらには、世界中の人々に組紐を指導する「世界ボビンレース会議」という2年越しのイベントをやり遂げています。
「組紐の持つ可能性を広げるべく、現代の役割を探し続けている」。時代の先を読み、商品開発して販売していくSHOWENスタイルを、ぜひお店で感じてください。
ポイント3：技術力、職人たちが凄い
- 写真：藍ai店内のポスターにはスタイリング例も
60年以上続けている手組の技術と、50年以上続けている機械組の技術を両立させていらっしゃいます。また、先代社長の梶昇さん、梶操さん、2代目社長の梶力さんたちをはじめ、職人さんが凄いです。
「梶 操」が京くみひもの伝統工芸士として認定、京都府伝統産業優秀技術者表彰受賞、国指定卓越技能保持者（現代の名工）、宇治市技能功労者として表彰
「梶 力」が伝統工芸士として認定。
ポイント4：品質が良い
上質な国産の紐を提供し続けているお店です。中国などで製造される低価格の商品で、売上が厳しくなる中でも、品質の良いものを求めるお客様の為にモノづくりを続けていらっしゃいます。
ポイント5：アイテム豊富、100種以上
指輪、ブレスレット、髪飾り、ストラップ、靴ひも、名刺入れ、コースター等、組紐をつかった商品が多数あります。京都らしいお土産にもオススメです。
ポイント6：観光地に近く、嬉しい好立地
- 写真：藍ai高台寺近くの支店の外観
お店は2店舗あります。宇治にある本店と、高円寺の近くにある支店です。高円寺の近くにある支店のほうは、高円寺や清水寺に行く途中に寄ること可能ですので、非常に行きやすくお薦めです。
ポイント7：大切な人へのお土産にも最適
SHOWENの公式HPには、以下の言葉が書かれています。
紐は人と人を結ぶ。
紐はモノとモノを結ぶ。
紐は縁を結ぶ。
人は一人では生きていくことはできず、まわりの方の支えがあるから今がある、と思われる方は少なくないのではないでしょうか。縁を大切にする方にとっては、お土産として意味のある素敵な贈り物になるでしょう。
- SHOWEN 高台寺ショップ
- 東山・祇園 / ファッション
- 住所：京都市東山区高台寺桝屋町362-12,SHOWEN地図で見る
- 電話：075-551-1830
- Web：http://www.showen.co.jp
おわりに
今回は、30代オトナ女子に向けた厳選お店3つをご紹介いたしました。京都に行かれる際の参考にしてください。
