「埼玉」というと、大人気漫画・映画の『翔んで埼玉』で散々ネタにされているように、何もない県のように思われることが多々あります・・ 筆者は生まれも育ちも埼玉なので、埼玉に「派手」な観光地がないことは重々承知していますが、「派手」ではなくとも良い場所はあるということをお伝えしたいです! この記事では、西部秩父駅周辺の観光スポットをご紹介します。
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【1】西武秩父駅前温泉 祭の湯
「祭の湯」は西武秩父駅前、というよりは同じ建物内にあります。改札を出て左に行くと「ちちぶみやげ市」(お土産屋さん)・「呑喰処 祭の宴」(フードコート)があり、その奥が「祭の湯」となっています。
駅から離れて観光に行きたくない人や観光するほど時間がない人は、「祭の湯」の温泉でのんびりするのもいいですし、お土産を見たり、秩父のグルメが集まるフードコートで秩父のグルメに舌鼓を打つだけでも満足できそうです!
フードコートでは、わらじカツ丼やくるみだれそば、秩父味噌拉麺といった秩父の名物が気軽に楽しめます! 設備が新しく、広々とした食事エリアがあるのも嬉しいです。
お土産屋さんには、埼玉県で生まれ育った筆者もあまり知らないような、秩父の名産品や名産品を使った商品が豊富に取り揃えられており、見るだけでも楽しかったです!
- ちちぶみやげ市
- 埼玉 / おみやげ屋 / 食料品・デリ
- 住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15 西武秩父駅前温泉 祭の湯 1階地図で見る
- Web:https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/miyageichi...
- 祭の宴
- 埼玉 / フードコート / ご当地グルメ・名物料理 / わらじカツ丼
- 住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15 西武秩父駅前温泉 祭の湯 1階地図で見る
- 電話:0494-22-7111
- Web:https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/utage/inde...
- 西武秩父駅前温泉 祭の湯
- 埼玉 / 日帰り温泉 / フードコート / おみやげ屋 / ツーリング
- 住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15地図で見る
- 電話:0494-22-7111
- Web:https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/index.html
【2】秩父まつり会館
「秩父まつり会館」は、日本三大曳山祭・日本三大美祭の「秩父夜祭」(ちちぶよまつり)を主題としている資料館です。館内には迫力満点の山車が展示されています!
近年リニューアルされ、巨大な山車を利用したプロジェクションマッピングや3Dシアターなど、新しい展示方法も興味深いです。お祭りの迫力が伝わってきます。
入館料は大人一人500円です。
- 秩父まつり会館
- 埼玉 / 博物館 / 一人旅 / 穴場観光スポット
- 住所:埼玉県秩父市番場町2-8地図で見る
- 電話:0494-23-1110
- Web:http://www.chichibu-matsuri.jp/
【3】秩父神社
「秩父神社」は、秩父まつり会館の目の前にあり、三峯神社・宝登山神社とともに、秩父三社の一社となっています。またこちらの神社は、先に紹介した「秩父まつり会館」で紹介されている「秩父夜祭」で有名な神社です。
崇神天皇の時代に始まったと伝わる神社で歴史が長く、「秩父まつり会館」の元ともなっているスポットなので、紹介の順序が逆かもしれませんが・・「秩父まつり会館」見学後に来ると、秩父神社に関する背景知識が頭に入っているので、秩父神社での見学がより有意義になるのではないかと思います!
また、日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」とは反対に、「よく見・よく聞いて・よく話そう」を体現している「お元気三猿」を見ることができます! 「秩父神社」のご祭神である妙見様は、神仏の中心にあって、人間の元気な命を司る神様として永く信仰されてきたことから、特に不老長寿のご利益があると言われています。「お元気三猿」はこれを体現しているかのようです。
- 秩父神社
- 埼玉 / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:埼玉県秩父市番場町1-3地図で見る
- 電話:0494-22-0262
- Web:http://www.chichibu-jinja.or.jp/
【4】ちちぶ銘仙館
秩父は古くから養蚕が盛んで、その起源は、崇神天皇の御代に知々夫彦命が住民に養蚕と機織の技術を伝えたことだと言われています。
明治になると「秩父銘仙」と呼ばれるようになり、「ほぐし捺染」技術の開発により大胆で華やかなデザインの織物になりました。秩父銘仙は、女性の間で手軽なおしゃれ着として大正から昭和初期にかけて全国的な人気を誇るようになりました。
ちちぶ銘仙館では、そんな秩父銘仙の歴史を展示で学んだり、体験を通して体感することができます! 秩父銘仙を着て、大正や昭和初期の気分で記念写真を撮る場所や、秩父銘仙が使われている様々な物が手に入るお土産屋さんもあります。入館料は大人一人200円です。
- ちちぶ銘仙館
- 埼玉 / 博物館 / 雨の日観光 / 穴場観光スポット
- 住所:ちちぶ銘仙館地図で見る
- 電話:0494-21-2112
- Web:http://www.meisenkan.com/
【5】羊山公園
羊山公園は小高い丘の公園で、4月上旬から5月上旬の「芝桜の丘」が圧巻の美しさです! 公園の敷地は広々としているため、ちょっとしたハイキングにもいいですし、桜の季節にはお花見にも良い場所です!
都心でお花見というと、上野公園などで大量の人と場所取り争奪戦をすることになりますが、羊山公園ではそんなこともなく、ゆったりとお花見を楽しめます。お花見のためだけでも秩父に来る価値があるなと思います!
- 羊山公園
- 埼玉 / 公園 / 芝桜 / ツーリング
- 住所:埼玉県秩父市 大宮6360地図で見る
- 電話:0494-25-5209(秩父市観光課)
- Web:https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1955/
秩父に行くなら豪華列車「52席の至福」への乗車がオススメ
「52席の至福」とは、西武鉄道が運営するオシャレな内装・外装の観光列車で、上質なサービスとコース料理が特徴です。西武池袋駅あるいは西武新宿駅と西武秩父駅間、または、西武新宿駅と本川越駅間など、年間100日程度運行されており、週末を中心にブランチ(下り、一人10,000円)とディナー(上り、一人15,000円)を楽しむことができます。
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この記事を書いたトラベルライターから一言
筆者自身、生まれも育ちも埼玉とはいえ、秩父にはあまり行ったことがありませんでした。今まで海外や県外にはよく行ってきましたが、これからは自分が生まれ育った埼玉県の魅力を再発見していきたいと思います! そんなふうに思えた、日帰り秩父旅でした。