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山頂の見どころ
金華山山頂の見どころを2つご紹介させて頂きます。
特に2つ目のスポットは、初めて登った方や、事前に情報収集をしておかないと見落としてしまいそうなスポットなので、ぜひこちらの情報を参考にしてみて下さいね。
山頂の見どころ①:熊野神社
金華山山頂、標高354mの高さに建つ熊野神社。
熊野権限が祀られているのですが、現在では熊野神社となっています。歴史が感じられる拝殿も見応えがあるのですが、建っている場所にもぜひ注目して頂きたいです。
最後の石段を登った、本当にすぐ先に建てられているのですが、石段が積まれた不安定そうな場所に建っており、巨岩に抱かれるようにたたずんでいます。
こんな山の上にどうやって岩々を運び、また神社が建てられたのか、とても不思議です。そんな謎を楽しみながら、じっくりと参拝してみて下さいね。
山頂の見どころ②:凝灰角礫岩のテラス
参拝を終えたあとには、ぜひ更にその奥へと進んでみて下さい。少し判りづらいのですが、拝殿の横に茂みに覆われた細い道があります。
その道を抜けると、凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)でできた巨岩が張り出した、とても眺めのいい場所に出ることができます。
地元の方や、金華山登山者の間では、「凝灰角礫岩のテラス」と呼ばれている場所で、絶壁のテラスから奥日野の山々を見渡すことができ、お弁当スポットや休憩スポットとして人気です。
柵などがないため、断崖絶壁のぎりぎりまで行くこともできます。
登山や参拝と合わせて、ぜひスリルと絶景も楽しまれていって下さいね。
おわりに
往復約1時間でハードな登山や絶景を楽しめる「金華山」はいかがだったでしょうか?
登山というと、大きな荷物や長い時間を要するとお考えの方が多いかと思いますが、低山でしたら、時間も短く、荷物も軽くて済みます。
特に今回ご紹介した金華山は、往復約1時間と登山時間が非常に短いにも関わらず、歴史ある神社への参拝や、県指定の天然記念物である熊野神社社叢、凝灰角礫岩テラスからの絶景など、見どころが多く、満足度も非常に高い山です。
鳥取県西部で非常に人気の縁起の良い神社「金持(かもち)神社」からも近い距離にあるので、ぜひ合わせて訪れてみて下さいね!