三重
三重観光
古くからの巡礼の地であり、日本を代表する高級ブランド牛の生産地

【三重】名古屋からアクセス簡単な避暑地+掛け流し温泉なら「湯の山グリーンホテル」で決まり!

取材・写真・文:

愛知在住
訪問エリア:45都道府県

2019年7月29日更新

1,776view

お気に入り

写真:mikish(石川美佳)

新名神開通によってさらに行きやすくなった湯の山温泉。インターを降りてたった5分で到着できるこの温泉郷には、数多くの日帰り入浴できるホテルが存在していますが、その中でも「温泉マニア的に」太鼓判を押しておすすめできる施設をご紹介します!

この記事の目次表示

湯の山温泉郷とは

  • 写真:mikish(石川美佳)御在所岳山頂より琵琶湖を望む

三重県菰野市にある霊山「御在所岳」のふもとに湧き出しているのが、湯の山温泉です。夏は灼熱の三重県・愛知県の避暑地としてその名を知られたこの温泉郷には、昔から数多くのホテルや旅館が林立しています。

新名神高速道路が開通するまでは四日市ICからは下道を数十分間、走る必要があったのですが(一本道のため大渋滞することもしばしばでした)、2019年3月からは、湯の山温泉郷最寄りの菰野(こもの)ICまで高速でビューンとアクセスできるようになりました。

ますますアクセス便利になった湯の山温泉郷の中で、唯一の源泉掛け流し温泉を楽しむことができるのが「湯の山グリーンホテル」なのです。こちらのホテルはもちろん宿泊もできますが、今回は日帰り入浴についてご紹介していきます。

湯の山グリーンホテル

  • 写真:mikish(石川美佳)

菰野ICを降りてたったの5分で、ホテルに到着です。広々とした駐車場があり、一体どこに停めれば近いのか迷ってしまいそうですが、第一駐車場か第五駐車場に停めておけば、日帰り入浴の受付場所であるホテルフロントに近くて便利です。

ホテルの中に入ると、古き良き雰囲気のインテリアと1969年創業のホテルならではのレトロ感が、「避暑地に来たなぁ」という旅情をかき立ててくれます。入口入って正面のフロントで、入浴券を購入しましょう。

入浴料(日帰り):中学生以上700円、3歳以上400円
フェイスタオル販売:200円
バスタオル貸出:200円

フロントから大浴場までは散策気分が◎

入浴券を購入してロビーを横目に直進すると、右手にお手洗いがあります。ここのお手洗いは最近リフォームされてとても綺麗ですし、おむつ替え台もありますので子連れなら立ち寄っておくのがおすすめです。

さらにまっすぐ進むと、左手に大浴場へ降りる階段が見えてきます。ちなみに、この階段を通り過ぎてすぐの右手にエレベーターもありますのでご安心を。

下の階へ降りたところで出るのが、これまた味わい深いロビーエリアです。そこを左に行くと、いよいよ大浴場へと続く廊下に出ます。この廊下、ただ通り過ぎるとしたら割と長い廊下なのですが、実はとても風流な廊下になっていますので是非散策気分でチェックしてみてください。

  • 写真:mikish(石川美佳)

湯の山の美しい風景写真が展示してあったり、

  • 写真:mikish(石川美佳)
  • 写真:mikish(石川美佳)

季節の花々が、実に可憐に生けてあったりします。(ちゃんと名札まで付けられているんです!)

大浴場に到着!

  • 写真:mikish(石川美佳)

大浴場の写真はこちらをご覧ください。湯の山グリーンホテルの温泉では2種類の源泉があり、それを混ぜて適温に調節して、湯船に注いでいます。それでは、大浴場内のご紹介をしていきます。

  • 写真:mikish(石川美佳)

熱々!源泉風呂(内湯)

ここには地下1,300mから湧き出る約45℃の源泉が、なみなみに満たされています。大人3人が入ったらいっぱいという小ささのこの浴槽、小さいからこそ湯口から注ぎ込まれた新鮮な温泉をたっぷり浴びることができるんです。

45℃という湯温は子供には熱すぎますが、大人なら癖になるような気持のよい温度です。ただし、のぼせないよう長湯は禁物☆あまりにも気持ちの良い温泉なので、つい長湯したくなってしまいますが悪しからず。

また、濃い温泉成分が浴槽の周りにびっしりとくっついていて素晴らしいです。混じりけのない源泉浴槽ならではの現象です。ただし、これがお肌に引っかかると痛いので注意してくださいね。モール臭(森の香り)がする琥珀色のこのお湯は、一度入ったら忘れられなくなる名湯ですよ!

ひすいの湯(内湯)

ここ湯の山グリーンホテルで一番大きな浴槽です。大きく取られた窓からはちょっとした中庭が眺められますし、広々としたお風呂で手足を伸ばして肩までしっかりと温泉に浸かれます。

癒しの湯(露天)

2008年に完成したヒノキの浴槽では、湯の花舞うとろとろの温泉を楽しめます。比較的ぬるめのお湯なので、のんびりと浸かるのがおすすめ。露天風呂ですが屋根があり、雨の日でも安心感があります。

なごみの湯(露天)

丸くて大きな岩が配置された広い露天風呂で、源泉は岩の合間を縫うようにして小さな滝となって注ぎ込まれます。ここから見上げる空はとても広くて、開放感が抜群!

屋根はありませんが、雨の日は露天入口にある蛇の目傘を拝借して、好みの岩に立てかけながら「湯あみ」を楽しめます。山岳リゾートらしさあふれる、素晴らしい露天風呂です。

飲泉場

なんと、ここグリーンホテルの源泉は、飲むこともできるんです!露天入口に、紙コップと蛇口が用意されています。味は意外にもまろやかで美味しいので、恐れずに飲んでみてくださいね。

次のページを読む

三重の旅行予約はこちら


三重のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

三重のホテルを探す

三重の航空券を探す

(中部国際空港)

(県営名古屋空港)

三重の現地アクティビティを探す

三重のレンタカーを探す

三重の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


12月の国内おすすめ旅行先25選!冬・年末の旅行にぴったりな観光地特集

12月はイルミネーションに雪景色など、全国各地で冬ならではの絶景に出会えるシーズン。雪見温泉も格別な時期です。12月の週末や年末旅行におすすめの国内旅行先をご紹...


食べ歩きが楽しい!東海のグルメな観光スポット12選

美しい街並みとご当地グルメが揃う「飛騨高山さんまち通り」や、賑わいある雰囲気も魅力の「大須商店街」、新鮮な海の幸を楽しめる「沼津港飲食店街」など、食べ歩きを楽し...

【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

日本の最強パワースポット24選!神社やゼロ磁場、自然のパワースポットも

日本の総氏神のように信仰される天照大御神をお祀りする伊勢神宮や、”願いが叶うパワースポット”として有名な来宮神社、全体が最強パワースポットと言われる皇居など、日...

【2023年版】全国の人気神社・お寺TOP52!旅行好きが訪れた寺社ランキング

2023年の1年間にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の寺社ランキング【2023年...

この記事を書いたトラベルライター

[国内97温泉地滞在]温泉旅をこよなく愛する子連れトラベラー
私にとって、未知なる場所へ行くことは最高の楽しみです。
目的地へ向かう道中も含めて、旅行が大好き。
そこで出会う人、景色、そして食べ物、すべてに心ときめきます。

大学卒業後は温泉に夢中になり、一日でも休みがあれば温泉旅行へ。
仕事帰りに夜行バスに乗って日本国内を周りました。

現在は1児の母として育児に奮闘しながら、のんびり家族旅行を楽しんでいます。

育児に頑張るママさんパパさん方へも
疲れた心と体を癒す旅行の情報をお伝えできれば幸いです。

2020年10月 NHKさらさらサラダ出演

【豊田市】鞍ヶ池公園にある無料動物園のクセがすごい!デートにもファミリーにもおすすめ

東海環状自動車道のハイウェイオアシスでもあり、アクセス良好な愛知県豊田市立鞍ヶ池公園は、ボート池・動物園・芝生広場・植物園など盛りだくさん。カップルにもファミリ...


共通語は英語!?クラブメッド石垣島で海外リゾート気分を満喫しよう!!

フランス発のリゾート、クラブメッドをご存知でしょうか?オールインクルーシブ(つまり滞在中は食べ放題&飲み放題&遊び放題)のリゾートです。沖縄県にあるクラブメッド...


【豊田市】夏の香嵐渓で「流しそうめん」と森林浴!三州足助屋敷で過ごす涼しい週末

東海地方が誇る紅葉の超名所「香嵐渓(こうらんけい)」が、実は夏も楽しめるスポットだということをご存じでしょうか?流しそうめんなどのイベントも盛りだくさん、家族み...

【愛知】絶景ありグルメありブランコあり!日間賀島で遊びつくそう!

ご存知でしょうか?日本三大都市のひとつ名古屋市からたったの1時間強で行ける離島、日間賀島(ひまかじま)。昔から、近海でたくさん獲れるタコとフグがとても美味しいこ...

距離感!目線!やっぱりスゴイ!大阪「海遊館」のオモロイ展示5選

大阪の観光地として超有名な水族館、その名も「海遊館」。実はこちら、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」でアジアの水族館第一位に選ばれたこともあると...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります