午前中は水中観光船に乗船して三崎港にあるうらりマルシェでお買い物の後、ランチは人気店でマグロ料理、午後は城ヶ島灯台や馬の背洞門など城ヶ島の名所をめぐる、城ヶ島・三崎日帰り観光モデルコースをご紹介します。
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午前:水中観光船「にじいろさかな号」に乗船後は、旬の地元食材が揃う「うらりマルシェ」へ
午前中に三浦市まで移動してきたら、まずは三崎港から乗船できる水中観光船「にじいろさかな号」に乗ってみましょう。約40分の海中散歩を楽しんだ後は、観光船乗り場に併設している「三崎港産直センター うらり」の散策がおすすめです。
カラフルな船から海中を覗ける水中観光船「にじいろさかな号」
「にじいろさかな号」は三崎港にある「うらりマルシェ」から乗船できる観光船。カラフルな船は半潜水式で、城ケ島大橋をくぐり海中の魚が見られるポイントまで連れて行ってくれます。
魚が船の周りに集まるように餌やりタイムを設けているため、確実にお魚を眺めることができますよ。乗船時間は約40分ほどです。
- 水中観光船「にじいろさかな号」
- 三浦市 / 乗り物 / 穴場デートスポット
- 住所:神奈川県三浦市 三崎5丁目3-167地図で見る
- 電話:046-881-6721
- Web:http://www.umigyo.co.jp/nijiiro.html
マグログルメが揃う「三崎港産直センター うらり」
船を降りた後は、乗り場併設の「三崎港産直センター うらり」を覗いてみましょう。
三崎漁港は大正時代から続く日本屈指のマグロの水揚げ場だけあって、うらりではマグロの刺身はもちろん、マグロの串カツ、マグロコロッケ、マグロジェラートなど、様々なマグログルメをいただけるので、気になるグルメがあれば試してみて。
また、マグロの他にも地元の旬な魚介や野菜も販売しており、三崎の恵みをたっぷり感じることができます。なお午後もたっぷり城ヶ島を観光するので、魚介を購入して帰りたいという方は帰り際に再度こちらに立ち寄ってもいいですね。
- 三崎港産直センター うらり
- 三浦市 / おみやげ屋 / 穴場デートスポット
- 住所:神奈川県三浦市三崎5丁目3−1地図で見る
- 電話:046-881-6721
- Web:http://www.umigyo.co.jp/
ランチ:人気店「くろば亭 本店」でマグロ料理がおすすめ
- 出典:tripnote.jp舟盛り定食
三崎港産直センター うらりでお買い物を楽しんだ後は、そろそろランチタイム。地魚とマグロ料理の専門店「くろば亭 本店」がおすすめです。“無国籍料理”をうたっており、マグロや地魚を使った種類豊富なお料理がいただけます。
また魚の身の部分だけでなく、「頭身盛り合わせ」に「内臓珍味」など、内臓や頭の部分まで余さずおいしく食べられるメニューを提供しています。休日は行列必須ですが昼・夜ともに来店予約が可能なため、行列に並びたくないという方はあらかじめ予約しておくと良いでしょう。
- くろば亭 本店
- 三浦市 / 魚介・海鮮料理 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:神奈川県三浦市三崎1-9-11地図で見る
- 電話:046-882-5637
- Web:http://kurobatei.com/
午後:「城ヶ島大橋」を通って「城ヶ島」へ!島内の人気スポットを巡ろう
くろば亭 本店のマグロ料理でお腹を満たした後は、全長575メートルの「城ヶ島大橋」を通って、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星評価を受けている「城ヶ島」へと渡りましょう。島では人気スポット「ウミウ展望台」「城ヶ島灯台」「馬の背洞門」をめぐってみて。
パノラマの景色を楽しめる「城ヶ島大橋」
「城ヶ島大橋」は三浦半島と城ヶ島をつなぐ唯一の道。もともとは通行料のかかる橋でしたが、2020年4月から無料開放されています。
城ヶ島大橋は全長575メートルにもわたる長い橋で、昭和35年(1960年)の完成当時、鋼製箱桁形式の構造を採用した橋としては東洋一の規模を誇りました。海にかかる海橋で周辺には遮るものがないことから、橋の上からパノラマの風景を楽しめるとして人気です。
シーズンには数千羽のウミウが飛び交う「ウミウ展望台」
城ヶ島大橋を通って城ヶ島へと渡ってきたら、まず目指すのは「ウミウ展望台」城ヶ島の東半分を占める「県立城ヶ島公園」にある、赤羽根海岸東側の崖を望むことができる展望台です。
冬になると、越冬する為に飛来してくるウミウがこの場所で見られることから名付けられました。シーズンには数千羽のウミウが飛び交う様子を遠望できます。
城ヶ島のシンボル「城ヶ島灯台」
ウミウ展望台から景色を眺めた後は、城ヶ島西端・長津呂崎にある、城ヶ島のシンボルとも言える「城ヶ島灯台」へと向かいましょう。現在の姿はフランス人技師ヴェルニーによって設計されたもので、日本で5番目に点灯した西洋式灯台となっています。
灯台のふもとにはレトロな雰囲気漂う商店街があり、まるでタイムスリップしたような気分になる叙情的なスポットということから、恋する灯台プロジェクトより「恋する灯台」に認定されています。
岩にメガネ状の穴が開いた「馬の背洞門」
城ヶ島灯台からの雄大な景色を堪能した後は、灯台から海岸線に沿って整備されている「城ヶ島ハイキングコース」を歩いて、三浦半島の最南端・城ヶ島にある「馬の背洞門」へと向かいましょう。灯台から馬の背洞門までは片道約30分ほどです。
馬の背洞門は波や雨風の浸食によって、岩にメガネ状の穴が開いた海蝕洞穴で、自然の芸術品とも言われる美しい洞門です。穴は高さ8m、幅6mもあり、天然の洞門から覗く太平洋は絶景です。