ミャンマー
ミャンマー観光
世界三大仏教遺跡のひとつであるバガン遺跡は見逃せない

【ミャンマー】インレー湖ボートツアーで水上生活を覗こう!

取材・写真・文:

東京在住

2018年9月6日更新

4,480view

お気に入り

この記事の目次表示

工房見学でインター族伝統工芸作成現場を見学

ボートツアーでは湖上にある伝統工芸の工房に立ち寄ってくれます。もちろん、お土産としてショッピングもできます。

銀で作られたリアルなお魚を見よう!銀細工工房

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

細かい作業をして銀を細工していく様子がみられます。尻尾が本物のように動く魚のチャームがここでは有名です。また、銀で作られたピアスやネックレスなどのアクセサリーもあります。

可愛らしい小物がたくさん!紙工房

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

こちらでは丁寧に漉いた丈夫な紙で作られた工芸品を楽しむことができます。ランプシェイドや扇子が人気のお土産品だそう。

  • 写真:Emily

ここでは首長族の女性が織物を織る様子も見学することができます。記念写真撮影もできますよ。

日本でもおなじみのあの植物から糸が…!!織物工房

  • 写真:Emily

大きな機織りの機械を器用に動かしている若い女性。どんどん綺麗な布が出来上がっていく様子を見るのはとても面白いですよ。この織物、実はハスの茎の繊維からできた糸で作られています。器用にハスの茎から繊維を取り出す様子も見られます。

  • 写真:Emily

ハスの繊維からできた布は触り心地がよく、ストールがお土産品として人気だそうです。

いろいろな香りが楽しめるタバコ工房

  • 写真:Emily

工房に入ってすぐ、タバコの香りが漂ってきます。ここではアニス・メンソール・フルーツの香りのタバコを作っており、希望すれば試飲も楽しめるそうです。タバコを吸う方へのお土産にいいかもしれません。

人々の信仰の様子を見てみよう

敬虔な仏教徒が多いのがミャンマーの特徴。水上生活をここインレー湖で送っている人々も例外ではありません。湖の上に突如現れる金色の寺院、そして素朴な僧院を見学できます。

ファウンドーウーパゴダ

  • 写真:Emily

インレー湖のシンボルとも言えるこの寺院。インレー湖の中の寺院の中では最大の大きさで、人々で賑わっています。寺院内部中央には仏像があるのですが、この仏像のお姿が、「お団子」のようでとてもユニーク。

  • 写真:Emily

実は、信仰のために寄進した金箔を長年貼られ続け、いつの間にかこのお姿になってしまったのだとか。今現在でも金箔を貼られ続けています。

もちろん、観光客も張ることはできますが、宗教上の理由から男性しか仏像に触ることはできません。女性は離れたところからお参りすることになります。

  • 写真:Emily5体の仏像に近づけない女性のために、金箔を貼られている様子が「ビデオ中継」されています。
  • 写真:Emily5体の仏像のもともとのお姿が写真で紹介されています。

また、外にはきらびやかな船が。「カラウェイ船」と呼ばれ、毎年10月頃に行われるいかだまつりで使われる船です。目の前で見ると黄金の鳥「ヒンター」の大きさがよりよく分かります。

  • 写真:Emily

ガーペー僧院

  • 写真:Emily

19世紀に建てられた木造の僧院。個性的な仏像が安置され、天井にはブッダの一生を説明した絵があります。僧院は人々の憩いの場にもなっているようで、お昼ご飯を食べている人、お昼寝をしている人もいます。

  • 写真:Emily

参道にはお土産屋さんがありますので、ちょっとしたものはここでも買うことができます。

お昼はツアーの途中で、水上レストランに案内されます。

お昼ご飯はツアーに含まれていませんが、船頭さんが時間の頃合いを見てくれてレストランに連れていってくれます。もちろん、レストランのリクエストをしてもオッケー!

  • 写真:Emily

湖上のレストランは景色もよく、インレー湖の風を気持ちよく感じながらお食事ができます。ここインレー湖は魚が良くとれるので、魚料理が有名です。

筆者が食べたのはインレー名物Stuffed Lake Fish。白身の魚の中に野菜を切り刻んだものを詰め、カリッと揚げて甘酢をトロリとかけた一品。大きさに驚きます!

「大きくて食べきれないと思う」と弱気になりそうですが、外側はカリカリ、中はフワッとした白身魚の淡白な味と甘酸っぱいソースがマッチし、ご飯がどんどん進み、完食間違いなし。

筆者が食べたお店では、お通しのクラッカーとライス、そしてデザートのスイカまでついてなんと4,000チャット(約325円)!! インレー名物なので他のレストランでもメニューには必ずと言っていいほど載っている一品です。ぜひお試しください。

  • 写真:Emily

日差し対策を万全に!

インレー湖ボートツアーは、独特な景色や爽やかな風を楽しみながら水上生活の色々な面を見学することができる、とても楽しいツアーです。ボートに乗っている時は屋根もなく日差しを直接受けますので、日焼け対策をしっかりして楽しんでくださいね。

※記事中のミャンマー通貨(チャット)から日本円への換算は2017年5月現在のレートで行ったものです。

インレー湖
ミャンマー / 自然・景勝地
住所:インレー湖, ミャンマー地図で見る

ミャンマーの旅行予約はこちら


ミャンマーのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ミャンマーのホテルを探す

ミャンマーの航空券を探す

ミャンマーの現地アクティビティを探す

ミャンマーのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

東南アジア最後のフロンティアとして昨今注目を集めているミャンマー。国民の90%以上が仏教徒と言われています。パゴダという仏塔を配した寺院に行くと人々が熱心に信仰...


世界三大仏教遺跡「バガン遺跡」で押さえておきたい見どころ12選

カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥール寺院に並んで世界三大仏教遺跡と言われるミャンマーのバガン遺跡群。広大な平原に広がる、11世紀から13世...

岩山の上にある天空の寺院。自然と宗教が融合したミャンマーの聖地「タウン・カラッ」

ミャンマーのバガンから南東約50kmにあるポッパ山。その麓には、ミャンマーの土着信仰である「ナッ信仰」の聖地、タウン・カラッがあります。標高737mの岩山の頂き...

【ミャンマー】世界三大仏跡!シュエダゴン・パゴダの参拝徹底ガイド

カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボルブドールと並んで、世界三大仏跡に数えられる寺院が、ミャンマーの旧都市ヤンゴンにあります。その寺院の名前は「シュ...

【ミャンマー】古都マンダレー必見8大スポット

ミャンマー第2の都市であるマンダレー。ここは、ミャンマー最後の王都が置かれた王宮都市であり、旧王宮を中心に碁盤の目状に整備された街です。そんな街には、たくさんの...

この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

【台湾・台北】人気スーパーで買うお土産にぴったりな台湾の味

みなさんは台湾に行ったらお土産に何を買いますか? 今回は、帰国してもいつでも台湾の味を楽しみたい!という方々のために、「食材系お土産」をご紹介します。観光客にと...


【フランス・トゥールーズ】「バラ色の街」の観光必須スポット11選

フランスというと多くの人はその首都「パリ」を思い浮かべますが、ワインで有名なボルドーやバカンスの地として人気があるニース、食の街リヨンなど、個性豊かな都市がいく...


【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

東南アジア最後のフロンティアとして昨今注目を集めているミャンマー。国民の90%以上が仏教徒と言われています。パゴダという仏塔を配した寺院に行くと人々が熱心に信仰...

【オーストリア・ウィーン】宮殿の味!ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」

オーストリア料理の名物と言えば、薄くて大きい「ウィーン風カツレツ」でしょうか。しかし、「ターフェルシュピッツ」という料理も名物中の名物!日本ではなじみのない名前...

【山形・鶴岡】 山形のお土産がたくさん!日本一癒されるトイレも名物!?「HOUSE 清川屋」

旅のお土産に、その土地の特産品は必須ですよね。今回は山形の特産品を使った商品をたくさん取りそろえたお土産やさん「HOUSE 清川屋」をご紹介します。実はこの「H...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります