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工房見学でインター族伝統工芸作成現場を見学
ボートツアーでは湖上にある伝統工芸の工房に立ち寄ってくれます。もちろん、お土産としてショッピングもできます。
銀で作られたリアルなお魚を見よう!銀細工工房
細かい作業をして銀を細工していく様子がみられます。尻尾が本物のように動く魚のチャームがここでは有名です。また、銀で作られたピアスやネックレスなどのアクセサリーもあります。
可愛らしい小物がたくさん!紙工房
こちらでは丁寧に漉いた丈夫な紙で作られた工芸品を楽しむことができます。ランプシェイドや扇子が人気のお土産品だそう。
ここでは首長族の女性が織物を織る様子も見学することができます。記念写真撮影もできますよ。
日本でもおなじみのあの植物から糸が…!!織物工房
大きな機織りの機械を器用に動かしている若い女性。どんどん綺麗な布が出来上がっていく様子を見るのはとても面白いですよ。この織物、実はハスの茎の繊維からできた糸で作られています。器用にハスの茎から繊維を取り出す様子も見られます。
ハスの繊維からできた布は触り心地がよく、ストールがお土産品として人気だそうです。
いろいろな香りが楽しめるタバコ工房
工房に入ってすぐ、タバコの香りが漂ってきます。ここではアニス・メンソール・フルーツの香りのタバコを作っており、希望すれば試飲も楽しめるそうです。タバコを吸う方へのお土産にいいかもしれません。
人々の信仰の様子を見てみよう
敬虔な仏教徒が多いのがミャンマーの特徴。水上生活をここインレー湖で送っている人々も例外ではありません。湖の上に突如現れる金色の寺院、そして素朴な僧院を見学できます。
ファウンドーウーパゴダ
インレー湖のシンボルとも言えるこの寺院。インレー湖の中の寺院の中では最大の大きさで、人々で賑わっています。寺院内部中央には仏像があるのですが、この仏像のお姿が、「お団子」のようでとてもユニーク。
実は、信仰のために寄進した金箔を長年貼られ続け、いつの間にかこのお姿になってしまったのだとか。今現在でも金箔を貼られ続けています。
もちろん、観光客も張ることはできますが、宗教上の理由から男性しか仏像に触ることはできません。女性は離れたところからお参りすることになります。
また、外にはきらびやかな船が。「カラウェイ船」と呼ばれ、毎年10月頃に行われるいかだまつりで使われる船です。目の前で見ると黄金の鳥「ヒンター」の大きさがよりよく分かります。
- ファウンドーウーパゴダ
- ミャンマー
- 住所:Phaung Daw Oo Pagoda地図で見る
ガーペー僧院
19世紀に建てられた木造の僧院。個性的な仏像が安置され、天井にはブッダの一生を説明した絵があります。僧院は人々の憩いの場にもなっているようで、お昼ご飯を食べている人、お昼寝をしている人もいます。
参道にはお土産屋さんがありますので、ちょっとしたものはここでも買うことができます。
お昼はツアーの途中で、水上レストランに案内されます。
お昼ご飯はツアーに含まれていませんが、船頭さんが時間の頃合いを見てくれてレストランに連れていってくれます。もちろん、レストランのリクエストをしてもオッケー!
湖上のレストランは景色もよく、インレー湖の風を気持ちよく感じながらお食事ができます。ここインレー湖は魚が良くとれるので、魚料理が有名です。
筆者が食べたのはインレー名物Stuffed Lake Fish。白身の魚の中に野菜を切り刻んだものを詰め、カリッと揚げて甘酢をトロリとかけた一品。大きさに驚きます!
「大きくて食べきれないと思う」と弱気になりそうですが、外側はカリカリ、中はフワッとした白身魚の淡白な味と甘酸っぱいソースがマッチし、ご飯がどんどん進み、完食間違いなし。
筆者が食べたお店では、お通しのクラッカーとライス、そしてデザートのスイカまでついてなんと4,000チャット(約325円)!! インレー名物なので他のレストランでもメニューには必ずと言っていいほど載っている一品です。ぜひお試しください。
日差し対策を万全に!
インレー湖ボートツアーは、独特な景色や爽やかな風を楽しみながら水上生活の色々な面を見学することができる、とても楽しいツアーです。ボートに乗っている時は屋根もなく日差しを直接受けますので、日焼け対策をしっかりして楽しんでくださいね。
※記事中のミャンマー通貨(チャット)から日本円への換算は2017年5月現在のレートで行ったものです。