長崎県のお土産は数あれど、「九十九島せんぺい」を知っている方は少ないのではないでしょうか?「せんぺい」とは何なのか?九十九島せんぺいだからできるスペシャルオーダーの楽しみ方、お土産としてだけではなく、誕生日プレゼントなどの贈り物としても喜ばれる九十九島せんぺいの魅力をご紹介します。
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九十九島せんぺいとは
「九十九島せんぺい」は、佐世保では定番のお土産品です。せんべいではないの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「せんぺい」です。米から作られたのが「せんべい」、小麦粉から作られたのが「せんぺい」というのだそうです。
特徴は、食べたときの軽い食感です。ざっくりと刻まれたピーナッツが入っており、軽い中にもしっかりとした食感を味わうことができます。
特徴的な六角形の生地は、縁起物の亀の甲羅をかたどって長崎の海を表現し、生地の中に入っているピーナッツは、長崎県九十九島を表現しているそうです。一度食べたら病みつきになる美味しさですよ!
九十九島は、国立公園に指定されている西海国立公園に含まれており、大小様々な208つの島から成っています。九十九島だけでも208つ島がありますが、長崎県全体では、なんとその数971とも言われ、日本一島が多い県なのです!九十九島せんぺいはそんな長崎県の美しさを表現したお菓子です。
安心の品質
昭和26年に誕生した九十九島せんぺいは、今日まで変わらない味と品質を維持しています。
生地はシンプルに砂糖、小麦粉、ピーナッツのみ。発売当時はすべて手焼きだったそうですが、機械化された今でも白い文字の部分は、熟練した職人の手作業だそうです。こだわりを感じますね!昭和28年には、歯切れの良さを生み出す独特な製法で、製法特許を取得しています。
また九十九島せんぺいは、2010年から2017年まで8年間連続でモンドセレクションの最高金賞を受賞しています。その品質が国際的にも認められているということですね!
オリジナルネームが入れられる!
時間とお金に余裕のある方には、オーダーメイドせんぺいがおすすめです!通常「九十九島」と白い文字で書かれていますが、この部分をオリジナルメッセージに変えることができるんです!
2週間前までのオーダーと15,000円以上の購入が必要ですが、九十九島せんぺいに自分だけの文字を入れることができます。「ありがとう」「感謝」以外にも、「60周年」や「祝」など様々な文字を入れられます。
※オーダーメイドせんぺいの価格は、通常せんぺいの2割増しの金額です。(8枚452円→542円、12枚720円→864円、18枚1,080円→1,296円など)
九十九島せんぺいが買える場所
九十九島せんぺい本舗
JR佐世保駅から徒歩20分くらいの場所にある、九十九島せんぺい本舗に行けば間違いなく手に入ります。九十九島せんぺいの他にも、ごまのチュイールやチーズラングドシャもあるので、お好みの商品を探してみてください。
- 九十九島せんぺい本舗
- 長崎 / スイーツ
- 住所:長崎県佐世保市松浦町2-21 九十九島ビル1階地図で見る
- 電話:0956-22-9109
- Web:http://www.99grp.co.jp/brands/senpei/
佐世保銘品蔵
佐世保駅から九十九島せんぺい本舗までは少し遠いな、という方もご安心ください!JR佐世保駅構内に佐世保銘品蔵というお土産を買える場所があり、九十九島せんぺいはそこで買うこともできます。また、佐世保バスセンターにもお土産コーナーがあり、そこでも購入できますのでぜひお立ち寄りください!
- 佐世保銘品蔵
- 長崎 / おみやげ屋
- 住所:長崎県佐世保市三浦町21番1号 えきマチ1丁目地図で見る
- Web:http://www.ekimachi1.com/sasebo/meihingura.html
- 佐世保バスセンター
- 長崎 / その他スポット
- 住所:長崎県佐世保市白南風町8−17地図で見る
- Web:http://www.bus.saihigroup.co.jp/main-bus-stop/2168...
おわりに
その土地ならではのお土産は、楽しかった思い出と共に旅を振り返るのに大切なものです。せっかくお土産を買うのであれば、その商品に込められた製造者の想いや由来なども知っておくといいですよね。
贈り物をするときも相手のことを考えれば特別なものをプレゼントしたくなるはず!そんな時に九十九島せんぺいはおすすめです!