梅雨の時期、6月中旬から約1ヶ月間、京都大原三千院で開催されるあじさい祭り。珍しい品種の紫陽花から馴染み深い紫陽花まで、様々な種類の紫陽花を楽しめます。お寺の静寂した雰囲気の中で紫陽花を観賞できる、特別感漂うあじさい祭りを紹介します。
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京都大原三千院とは?
京都市北部、左京区大原の自然豊かな場所にある天台宗の寺院です。最澄が比叡山東塔に三千院(三千院門跡)を建てたのがはじまりで、明治維新後にこの地に移りました。
天台宗の三文跡の中で一番歴史が古いと言われています。四季折々に見せる三千院の風景は、1,200年経った今も人々を魅了しています。
美しい自然に囲まれたお寺
広い境内には、自然いっぱいの美しい庭園があります。
紫陽花を鑑賞できるあじさい苑に行く道のりには、苔の美しい庭園があります。
わらべ地蔵と呼ばれている小さなお地蔵さん達が、とても可愛いです。
庭園を眺めながらお抹茶
一番初めに通る客殿から眺める聚碧園の庭園は、とても素晴らしいです。
ここでは、庭園を眺めながらお抹茶とお茶菓子を頂けます。係の方に抹茶券(500円)をお願いして、赤い絨毯がある縁側で待ちます。美しい日本庭園を眺めながらのお抹茶は、格別ですね。
あじさい祭り
あじさい苑へ
三千院御殿門を通り、受付を済ませます。客殿から従生極楽院を通り過ぎ、苔の美しい庭園のあるわらべ地蔵エリアを通りましょう。金色不動堂へ向かう参道脇には、様々な数千株の紫陽花が植えられており、あじさい苑と呼ばれています。
見頃の時期には、山紫陽花、小紫陽花、珍しい星紫陽花など、沢山の種類の紫陽花が花を咲かせています。梅雨の不快感をしばし忘れてしまうくらい美しい紫陽花達を楽しめるでしょう。
あじさい苑を少し上がると金色不動産があり、ここからあじさい苑を見渡せます。横の休憩所では、金箔入りの梅昆布茶を無料で頂けます。ここでしか買うことのできない金箔入り梅昆布茶で、興味のある方は休憩所内で購入できます。
開催時期
例年6月中旬から7月中旬あたりに開催されます(2017年は、6月17日から7月17日までの9時〜17時です)。
あじさい祭りの初日には、大般若経転読会と採灯護摩供も行われます。静寂の中で観る紫陽花も趣きがありますが、お経が聞こえる中で鑑賞する紫陽花にも、スペシャル感がありますね。
- 京都大原三千院 あじさい祭
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