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展示総数約22,000点!【岡山】独特な空間がたまらない異色博物館「つやま自然のふしぎ館」の魅力

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東京在住
訪問エリア:20都道府県

2018年11月16日更新

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写真:SaoRi

津山城跡正面入口にたたずむ「つやま自然のふしぎ館」。館内では、動物の実物はく製を中心に、約22,000点もの展示物が常時展示されています。建物はかつての高等学校木造校舎を改築したもので、その館内で観ることができる創設者の遺言に基づいた本人の臓器展示物や動物の実物はく製の数々は、なんともいえない雰囲気に包まれています。今回は、言葉にしがたい独特な空間がたまらない「つやま自然のふしぎ館」の見どころについてご紹介します。

この記事の目次表示

つやま自然のふしぎ館とは

津山城が建つ鶴山公園正面入口にたたずむ「つやま自然のふしぎ館」は、1963年11月に世界各地の動物の実物はく製を中心とした自然史の総合博物館として開館しました。

  • 写真:SaoRi

旧津山基督教図書館高等学校夜間部の木造校舎を改築して造られた館内は、約1,500㎡の広さがあり、1階から3階にかけて13室(現在公開されているのは第12室まで)もの展示室が設けられています。

  • 写真:SaoRi

動物の実物はく製をはじめ、化石、鉱石類、貝類、昆虫類、人体標本類など、約22,000点が常設展示されており、なかでも800点を超える希少動物や珍しい動物の展示は圧巻です。

  • 写真:SaoRi

さらに特筆すべき点として、創設者の遺言に基づく本人の人体臓器の実物展示もあり、生物のふしぎや自然界の神秘を再現した異色博物館として注目されています。

近代的な博物館とはまた違った、レトロな雰囲気や独特な空間が魅力的な「つやま自然のふしぎ館」の全12展示室についてご紹介していきます。

第1室 化石の世界

第1室では、ウミユリやシーラカンス、宝塔石などの大型化石を始め、サンヨウチュウやアンモナイトなどの世界各地の化石が展示されています。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi第1室横の展示

他にも、岡山県北を中心とした化石や、第1室横にはつやま自然のふしぎ館を代表する希少で珍しい迫力満点のはく製も見ることができます。

第2室 人体の神秘と動物の骨格

第2室では、つやま自然のふしぎ館創設者である森本慶三氏の意向により、人体構造をより深く知ってもらうため、人体各部の模型が数多く展示されています。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

なかでも本人の遺言により実物展示されている、脳・心臓・肺・肝臓などの主要な臓器は、なかなか見ることができない大変貴重な展示物です。

  • 写真:SaoRi

他にも、ほ乳類・は虫類・魚類などの動物の骨格類も多数展示されているので合わせて見学されていって下さいね。

第3室 世界と日本の珍しい貝

第3室では、世界中の各種貝類が約1,200種展示されています。

  • 写真:SaoRi

世界や日本の珍しい貝や美しい貝などの展示を楽しめます。

第4室 昆虫の世界

第4室では、世界中の珍しいチョウ類と甲虫類を中心に昆虫類が約1,500点展示されています。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

世界最大の蝶や人気のカブトムシ、クモ類のコレクションなど、数多くの昆虫の展示を楽しめます。

第5室 アジアの動物

第5室では、アジアの寒冷地域から亜熱帯地域までの動物たちが展示されています。

  • 写真:SaoRi

絶滅危惧種の動物や特別天然記念物の動物など、珍しいはく製の数々を見学できます。

第6室 世界の鳥

第6室では、世界にいる約9,000種以上の鳥類のなかから選ばれた貴重な鳥や珍鳥を見ることができます。

  • 写真:SaoRi

日本でもよく見かける鳥から、世界の珍しい鳥まで、幅広く楽しむことができます。

第7室 北米大陸の動物

第7室では、アメリ合衆国やカナダ、グリーンランドに生息する地域の動物たちが展示されています。

  • 写真:SaoRi

鹿の仲間では最大の「ヘラジカ」や牛の仲間の「バイソン」などの大型動物から、「ハリネズミ」や「カワウソ」などの小型動物まで見学することができます。

第8室 日本の野生動物

日本は南北に長いため、国の面積に比べ、多くの野生動物が生息しているといわれています。

  • 写真:SaoRi

第8室では、岡山県でよくみられる哺乳類をはじめ、日本各地の鳥類や天然記念物に指定されている小型の野鳥類の展示を楽しめます。

第9室 極地(北極・南極)と南米の動物

第9室は2つに分かれており、右が極地(北極、南極)の動物室、左が南米の動物室となっています。

極地の動物室では、北極の王者である体長3.2mもある「ホッキョクグマ」が圧巻です。

  • 写真:SaoRi

アマゾンのジャングルを模したジオラマ風の南米の動物室では、南米大陸固有の珍しい動物たちが展示されています。

  • 写真:SaoRi

日本ではなかなかお目にかかれない、この地域でしか見られない貴重な動物たちの姿を楽しめます。

第10室 は虫類・両生類室

第10室では、ワニをはじめとする甲殻類や、岡山県産の特別天然記念物「オオサンショウウオ」などを見学することができます。

  • 写真:SaoRi

どのはく製も今にも動き出しそうなものばかりですが、とくにオオサンショウウオの標本は生々しく迫力があり必見です。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

第11室 日本の鉱石・岩石

第11室では、日本における鉱石や岩石について展示されています。

  • 写真:SaoRi

1963年頃の日本では、20数か所の鉱山が稼働していましたが、採算が合わなくなり、現在では全てが閉山されています。

  • 写真:SaoRi

こちらでは、当時の鉱山から取り寄せられた200種以上もの鉱石類が展示されており、今では収集不可能な貴重なコレクションの数々を見ることできます。

第12室 西アジア・アフリカの動物

第12室では、西アジアからインドの一部、アフリカにかけての広範囲にわたる地域の動物たちが展示されています。

  • 写真:SaoRi

ライオンなどの馴染みある肉食動物から珍しい大型草食動物など、西アジアやアフリカに生息する様々な動物たちを見ることができます。

おわりに

生物のふしぎや自然界の神秘が感じられる「つやま自然のふしぎ館」はいかがだったでしょうか?

  • 写真:SaoRi

1階から3階にかけて展示されている約22,000点の展示物の数々は圧巻です。

  • 写真:SaoRi

はく製や標本に使われている薬品のにおいや、静かな館内にかかる古い童謡、かつての木造校舎の面影を色濃く残した館内そのものにも独特な雰囲気があり、コアなファンも多い異色博物館です。

津山を旅行される際には、ぜひ観光プランの1つに加えてみて下さいね。

つやま自然のふしぎ館
岡山 / 博物館・美術館
住所:岡山県津山市山下98−1地図で見る
電話:0868-22-3518
Web:http://www.fushigikan.jp/

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※この記事は2018年11月17日に公開した情報です。
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転勤族ライター
子供の頃から現在に至るまでの生粋の転勤族!転勤の先々でその地ならではの良さを暮らしながら体感し、ディープに発信していきたいと思います!

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