パリ
パリ観光
街の中心をセーヌ川が流れるお洒落な都市

パリ・エッフェル塔近くのビストロ【ラ・フォンテーヌ・ド・マルス】

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:28ヶ国

2019年12月11日更新

1,285view

お気に入り

写真:Mayumi Iwasaki

パリ有数の観光地「エッフェル塔」に訪れたら、近くにある「ラ・フォンテーヌ・ド・マルス」で伝統的なビストロメニューをいただきましょう。敷居の高いレストランとは異なる居心地の良さと、間違いない料理が楽しめる人気ビストロです。

この記事の目次表示

老舗ビストロ「La Fontaine de Mars(ラ・フォンテーヌ・ド・マルス)」

  • 写真:Mayumi Iwasaki

エッフェル塔がある「Chante de Mars(シャン・ド・マルス公園)」から徒歩数分。Saint-Dominique(サン・ドミニク)通り沿いにある「La Fontaine de Mars(ラ・フォンテーヌ・ド・マルス))」は、1908年創業というパリの中でも歴史ある老舗ビストロです。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

赤と白のストライプが印象的なオーニングが目印で、お店の脇には店名の由来にもなっている200年以上も前の小さなfontaine(噴水)があります。 因みにサン・ドミニク通りはレストラン・ストリートとしても有名で、通り沿いには美味しいビストロやカフェが軒を連ねています。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

2009年にはオマバ元アメリカ大統領がプライベートで訪れたという名店です。敷居の高いフレンチレストランという感じではなく、お客さんも地元の常連客の方が多い印象。スタッフの方もとてもフレンドリーで、どこかアットホームな雰囲気が漂います。

パリらしさを感じるクラシックな店内

  • 写真:Mayumi Iwasaki

店内はレトロなタイル、飴色の木製の壁やエッチング加工されたガラス窓、革張りのベンチなどいい意味で洗練され過ぎない雑多な感じが、昔のパリにタイムスリップしたような気分です。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

ずらりと並んだテーブルには赤とピンク色の市松模様のテーブルクロスが掛かり、その間を陽気な白シャツのギャルソンさん達がキビキビと動いています。古き良きパリらしさを感じるクラシックなビストロです。

伝統的なフランスのビストロメニュー

「ラ・フォンテーヌ・ド・マルス」では伝統的なフランスのビストロ料理が楽しめます。昔から引き継がれている伝統的なメニューはしっかりと残しつつ、季節ごとに新しいお料理も提供しています。因みに某有名シェフもパリ訪問の際には必ず訪れるという程、プロの料理人も絶賛するお店です。

  • 写真:Mayumi Iwasakiフレッシュなブッラータ・チーズを使った「TOMATE A L’ANCIENNE BURRATA CREMEUSE」 €15.00(¥1,810)

一見モッツァレラチーズのような見た目丸いお餅のような「Burrata(ブッラータ・チーズ)」は、究極のフレッシュチーズと言われています。ナイフを入れると濃厚なミルクとチーズが溢れ出し、まろやかでクリーミーな味わいはさっぱりしたバジル風味のトマトとの相性もバッチリです。

  • 写真:Mayumi Iwasakiオーブラック牛を使ったフレッシュなタルタル「TARTARE DE BOEUF D'AUBRAC」 €24.00(¥2,900)

美味しいとフランス牛として人気の「Aubrac(オーブラック牛)」を使った「牛肉のタルタル」も、フレンチビストロの定番料理です。臭みのないフレッシュなお肉にはスパイスやハーブが練り込まれ、ほんのりと肉本来の甘みも感じます。濃厚でありつつ、決して重すぎない爽やかさもあり絶妙なバランスです。赤ワインとバゲットが止まりません。

  • 写真:Mayumi Iwasaki鶏肉の赤ワイン煮込み「COQ AU VIN(コック・オー・ヴァン)」 €23.00(¥2,780)

こちらのビストロでは€23(約2,760円)均一で日替わりメニューも提供しており、この日はブルゴーニュ地方の伝統料理「Coq au Vin(コック・オー・ヴァン)」でした。マッシュルームや玉ねぎと一緒にトロトロになるまで赤ワインで煮込まれた鶏肉は、付け合わせにパスタが付いています。旨味が凝縮したコクのあるソースは、バゲットにも合いそうです。

パリで気軽なフレンチビストロへ

  • 写真:Mayumi Iwasaki

美食の都「パリ」には美味しいフレンチレストランがたくさんあります。敷居の高いラグジュアリーなお店もいいですが、気軽に入れて伝統的なフランス料理が楽しめるビストロはパリの食を語る上で外せません。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

エッフェル塔があるシャン・ド・マルス公園からほど近いので、観光の合間に訪れるのもオススメです。地元の常連客にも愛される人気ビストロ「ラ・フォンテーヌ・ド・マルス」のパリらしい雰囲気の中で、是非ビストロメニューを楽しんでみましょう。

ラ・フォンテーヌ・ド・マルス
パリ / 洋食・西洋料理
住所:129 Rue Saint-Dominique, 75007 Paris, France地図で見る
電話:01-47-05-46-44
Web:http://www.fontainedemars.com/

パリの旅行予約はこちら


パリのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

パリのホテルを探す

パリの航空券を探す

パリの現地アクティビティを探す

パリのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


パリでテラス席が気持ちいいカフェ&レストラン5選

フランスのパリで凱旋門やエッフェル塔と並んでお馴染みの景色と言えば、テラス席のあるカフェやレストランですよね。パリらしい景色を眺められるテラス席で、素敵な時間が...


1人でも行けるパリの気楽なレストラン&カフェ5選

敷居が高そうに感じるパリにも、1人でも気楽に入れるカフェやレストランが数多くあります。フランスの家庭料理やベルギー料理が食べられるお店、美術館内に併設されている...

パリの穴場美術館!息をのむほど美しいクリスタルのバカラギャラリーミュージアム(Galerie-Musee Baccarat)

多くの大使館やパリの裕福層の住宅が集まるパリ16区のポッシュなエリアにある、世界一の高級クリスタルブランド、バカラ。その本社にある美術館「バカラギャラリーミュー...

女性が喜ぶ!パリ旅行でオススメのお土産3選♪

同性異性問わず、女性へのお土産って難しいですよね。料理好きな方や雑貨好きな方…趣味や好みが違うと、何を買ったらいいか分からないもの。でも、できればセンスのいいも...

本当は内緒にしておきたい!パリのバー&レストラン6選

パリといえば街中に溢れるオシャレなカフェやレストランに目が行きがち。せっかく訪れるのだから有名店や贅沢フレンチを楽しみたくなるのも当然です。勿論それもオススメの...

この記事を書いたトラベルライター

シドニー在住 / 建築好きフォトグラファー&ライター
東京生まれ、子供時代をメキシコやイギリスで過ごした後、現在は都市と自然が隣接するマルチカルチュラルな街、オーストラリア・シドニー在住。
元「建築士&インテリアデザイナー」で、現在は「フォトグラファー&ライター」のmayumiです。

旅が大好きで、訪れた国は北米やアジア、ヨーロッパなど合わせて28ヶ国60都市以上。

専門のインテリアや建築、アートなど、デザインインスピレーションを刺激するものを始め、在住者だからこそお伝えできるシドニーのライフスタイル、美味しいもの、素敵なお店やフォトジェニックな風景などをご紹介します。
https://sydneytales.com/

在住者厳選!スーパーで買うオーストラリア土産15選

オーストラリアNo.1を誇る最大手のスーパーのWoolworth(ウールワース)。今回はアクセス抜群のシドニー・シティの中心にあるタウン・ホール店で購入できる、...


在住者厳選!ドラッグストアで買えるオーストラリア・コスメブランド10選

オーガニック先進国であるオーストラリアには、オーガニックやナチュラルな化粧品がたくさんあります。人気のジュリークやイソップなど有名ブランドももちろんですが、ドラ...


シドニーで食べたい!定番オーストラリアンフードとおすすめレストラン

オペラハウスなどの観光地やコアラやカンガルーなどの野生動物と違って、あまり馴染みのないオーストラリア料理ですが、実は美味しいものがたくさんあります。今回は在住者...

【シドニー】チャイナタウンで食べ歩き&お買い物♪

オーストラリアに来たらオージービーフやフィッシュ&チップスもいいけど、アジアンフードでホッとしたい時もありますよね。シドニーのチャイナタウンは小さいながらも美味...

シドニーに行ったら外せない!オススメの美術館と併設カフェ3選

シドニーには大小さまざまな美術館や博物館がありますが、それぞれコンセプトが異なるので、展示物や展示手法などに違った趣があります。またそれぞれに併設されているカフ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります