那智の滝、華厳の滝と並んで、日本三大瀑布の一つに数えられる秋保大滝。マイナスイオンの濃度が国内最大級と言われています。秋になると、その装いをひと目見ようと多くの観光客が訪れます。今回はそんな秋保大滝と周辺情報を紹介します!
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秋保大滝
秋保大滝はどこにあるの?
宮城県仙台市太白区秋保町(あきうまち)にあります。仙台駅から西へ、車で約40分の場所です。また秋保町には、古墳時代より「名取の御湯(みゆ)」と称され、「日本三御湯」の一つとしても有名な秋保温泉郷があります。
秋保温泉郷〜秋保大滝間は車で20分ほどですので、紅葉を楽しんだ後は、温泉に浸かってゆっくりされるのもいいですね。また、窓から紅葉を眺めることができる温泉郷の宿への宿泊もいいですね。ただし、紅葉の季節は人気のスポットとなるので、秋保温泉郷への宿泊が難しくなることもあります。宿泊を希望する場合は、早めの予約をお勧めします。
- 秋保温泉
- 仙台 / 温泉地 / 女子旅
- 住所:宮城県仙台市 太白区秋保町湯元地図で見る
- Web:http://akiuonsenkumiai.com/
国の名勝や日本の滝百選にも選ばれている名瀑
蔵王国定公園および、県立自然公園二口峡谷の地域内を流れる名取川の上流部にあり、国の名勝に指定、日本の滝百選にも選ばれています。名取川の全流が一気に落ち込むため、水量と共にすさまじい轟音が周囲にも響き渡ることで有名です。落差55m、幅6mで流れ落ちる名瀑となります。
自然豊かな場所に位置しているので、四季折々の表情が楽しめるのも魅力です。新緑や紅葉の季節も美しいのですが、雪景色を楽しみにされている方も多く、厳冬期の2月上旬頃には、凍結した滝を見られることもあるそうです。また、多くの観光客が訪れる秋保大滝の例年の紅葉時期は、10月下旬から11月上旬です。
秋保大滝の楽しみ方
秋保大滝を見るには、滝見台と呼ばれる場所から滝を見下ろす楽しみ方と、茶屋の脇の遊歩道を下って滝つぼから見上げる方法があります。
少々急な坂を下ることになりますが、滝つぼまで降りていくことができるので、ぜひ、挑戦してみて下さい。たっぷりのマイナスイオンが浴びられますよ。滝つぼまで降りる際には、歩きやすい靴がお勧めです。
- 秋保大滝
- 仙台 / 自然・景勝地 / ドライブスポット / 滝 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / ツーリング
- 住所:宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝地図で見る
- Web:http://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/view/1...
秋保大滝の周辺観光スポット
秋保大滝不動尊
秋保大滝敷地内には、山寺立石寺の奥の院ともいわれる秋保大滝不動堂があります。正式には「滝本山西光寺」といいます。平安初期に開基され、高さ3.3m、胴回り5.1m、膝回り7.2m、火焔(かえん)の高さ5mもの坐像が安置されており、現存する金銅不動明王としては日本一の巨大さを誇っています。家内安全、商売繁盛などのご利益があるそうです。
境内にある樹齢約350年といわれる銀杏の木も見事です。落葉時期を見はからえば、黄金色の絨毯の上を歩けるかもしれません。
秋保大滝植物園
秋保大滝に隣接する植物園で、宮城県内の山地や山麓の草木を中心に約200種、15,000本の植物が植栽、展示されています。シャクナゲやツツジ類が有名ですが、秋には様々な種類の紅葉やカエデが色づく様子も楽しめます。
- 秋保大滝植物園
- 仙台 / 植物園 / 紅葉 / 穴場観光スポット
- 住所:宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝5地図で見る
- 電話:022-399-2761
- Web:http://www.sendai-park.or.jp/web/info/akiu/
万華鏡美術館
不思議な写真が撮れると、SNSでも最近人気の万華鏡美術館。全国でも珍しい、万華鏡を展示・販売する美術館です。実際にふれることができる万華鏡もあり、美しく不思議な世界に魅了されてしまいます。左上の写真のご婦人は何かと不思議に思われるでしょうが、これも立派な万華鏡の展示となっています。どこを覗くのかは、現地でのお楽しみ!
- 仙台万華鏡美術館
- 仙台 / インスタ映え / 美術館
- 住所:宮城県仙台市太白区茂庭松場1−2地図で見る
- 電話:022-304-8080
- Web:https://sendaikaleidoscope.com