【島根】出雲大社近く！ゴツゴツ岩が楽しい立久恵峡ハイキングの見どころ5選&道の駅キララ多伎

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• 立久恵峡（たちくえきょう）とは
•    奇岩群がそそり立つワイルドな景勝地
•    出雲大社から車で約1時間
• 【見どころ1】岩肌に注目！ゴツゴツの奇岩群
•    ビューポイント1：不老橋（ふろうきょう）
•    ビューポイント2：御所覧場（ごしょらんば）付近
• 【見どころ2】五百羅漢
• 【見どころ3】千体仏霊場
• 【見どころ4】透明感抜群！神戸川（かんどがわ）
• 【見どころ5】山と橋がベストマッチ！酔潺橋（すいさんばし）
• 【立寄りスポット】道の駅キララ多伎
•    道の駅ランキング2017にて全国第5位に入選
•    地平線いっぱいの海！キララビーチは必見
•    国産食材にこだわる海鮮丼
•    必ず食べたい！いちじくクルミパン

【見どころ4】透明感抜群！神戸川（かんどがわ）

散策路の隣を終始流れている川があります。神戸川（かんどがわ）です。特に浮嵐橋（ふらんきょう）から見る神戸川が大変おすすめです。

• 写真：Sosyu Kikuchi浮嵐橋（ふらんきょう）

この川に生息する魚のうち最も有名なのはアユだそうです。アユは10月頃に、立久恵峡あたりから下流にかけて浅瀬の小石のなかに産卵し、ふ化した稚魚は海へと下ります。

春になると川を上流までさかのぼり、水底の石の表面に生える珪藻（けいそう）を食べて、ぐぐっと成長します。秋になると、産卵のため、再度川を下り始め、一生を終えるそうです。神戸川は、アユの暮らしに欠かせない環境なのですね。

• 写真：Sosyu Kikuchi橋から見た神戸川（かんどがわ）

• 写真：Sosyu Kikuchi神戸川（かんどがわ）はアユの生息地

【見どころ5】山と橋がベストマッチ！酔潺橋（すいさんばし）

ハイキングコースの折り返し地点にある、酔潺橋（すいさんばし）付近では開放感のある広々とした景色を堪能することができます。橋の下には原っぱがあり、ゆっくりたそがれたい！という方にもぴったりなポイントです。

• 写真：Sosyu Kikuchi酔潺橋（すいさんばし）

神戸川の透明感もよくわかります。緑と紅葉のコントラストを楽しむこともできます。近くには「わかあゆの里」と呼ばれるオートキャンプ場もありますので、キャンプ好きな方はチェックしてみて下さい。自然豊かな環境でゆっくりできること間違いなしです。

• 写真：Sosyu Kikuchi河原でまったりできる

• 写真：Sosyu Kikuchi神戸川（かんどがわ）は透明度が高い

ハイキングの折り返し地点が酔潺橋（すいさんばし）ですが、橋を渡り終えたあとの道が分かりずらいのでご説明します。橋を渡ると「わかあゆの里」というキャンプ場に出ます。施設内にある建物を左手に見てまっすぐ進んでいくと、小道が出てきますので、そちらを歩いて行くようにしましょう。帰りのコースがスタートします。

• 写真：Sosyu Kikuchi酔潺橋（すいさんばし）から見たキャンプ場「わかあゆの里」（写真右）
• 写真：Sosyu Kikuchi「わかあゆの里」敷地内にある細い道からハイキングを再開します

帰りのルートも細い道があったりと、ややワイルドな道のりとなっていますので、歩きやすい靴で訪問しましょう。フォトスポットも多い散策路ですので、写真好きな方はカメラ持参をお忘れなく！

• 写真：Sosyu Kikuchi細い道にはご注意を

• 写真：Sosyu Kikuchiフォトスポットも多い立久恵峡

【立寄りスポット】道の駅キララ多伎

ここまでご紹介してきた立久恵峡より、車で約30分の場所にある道の駅「キララ多伎」をご紹介します。立久恵峡近辺には、コンビニや飲食店はほぼありませんので、こちらでお食事を済ませるか、パンなどを購入しておくと安心です。

• 写真：Sosyu Kikuchi道の駅キララ多伎（たき）

道の駅ランキング2017にて全国第5位に入選

キララ多伎（たき）は、「旅好きが選ぶ道の駅ランキング2017」にて、全国第5位を獲得しています。これはトリップアドバイザー主催による、全国に1,100以上ある道の駅人気番付です。

トリップアドバイザーとは、世界と国内の宿泊施設や観光名所情報を掲載した、世界的にも著名なインターネットサイトです。道の駅人気番付は、トリップアドバイザーの日本法人が、利用者の口コミや評価を集計し、年に一度発表されるものです。

• 写真：Sosyu Kikuchiトリップアドバイザー主催「旅好きが選ぶ道の駅ランキング2017」にて全国第5位

地平線いっぱいの海！キララビーチは必見

道の駅キララ多伎の人気の秘密は、抜群のオーシャンビューにあるとされています。建物のすぐ目の前には地平線いっぱいの海（キララビーチ）が広がります。白い砂浜に透明感のある海。日本海の素晴らしさや、美しさをたっぷりと堪能することができます。「日本の夕陽百選」にも選ばれています。

• 写真：Sosyu Kikuchi日本海が広がる

• 写真：Sosyu Kikuchi海が目前！

7～8月にかけては海の家が開設され、海水浴客やサーファーで賑わいます。ちなみに道の駅キララ多伎では、クリーンキャンペーン（環境美化活動）に力を入れているそうで、ゴミの持ち帰りを呼び掛けています。

• 写真：Sosyu Kikuchiキララビーチの砂浜

国産食材にこだわる海鮮丼

道の駅内のお食事処「海鮮丼屋ごゑん」では、名物の海鮮丼（1,650円/1杯）を頂くことができます。日本海の食材にこだわったという贅沢な一杯です。ネタは日々変わるそうで、当日のネタは店内で紹介されています。

ご飯のうえにネタがたっぷりのっていて、大満足な一品です。お醤油ではなく、塩で食べたい方は店員さんにお願いすると、塩を提供してくれます。出雲市は、海藻エキスが含まれた藻塩（もしお）も特産品です。

• 写真：Sosyu Kikuchi名物の海鮮丼は具だくさん！

• 写真：Sosyu Kikuchi海鮮丼本日のネタ

店内は家族連れも安心して訪問できる広さです。窓側の座席からは、キララビーチがよく見えます。海鮮丼のほか、蕎麦やうどん等のメニューも用意があります。

• 写真：Sosyu Kikuchi広さのある店内（海鮮丼屋ごゑん）
• 写真：Sosyu Kikuchi窓際に座ればキララビーチがよく見える

必ず食べたい！いちじくクルミパン

同敷地内に「キララベーカリー」というパン屋さんがありますので、ご紹介します。テイクアウト、イートインどちらも可能です。特にイートイン席は、すぐ目の前が海という贅沢なロケーションです。

• 写真：Sosyu Kikuchiキララベーカリー
• 写真：Sosyu Kikuchiイートイン席からは海が一望できる

特におすすめなのが、いちじくを使ったパンです。道の駅がある多伎町は、全国でも珍しい日本いちじく「蓬莱柿（ほうらいし）」の生産地です。こちらのパン屋さんでも、この蓬莱柿を使用したパンづくりを行っています。

筆者は「いちじくクルミパンミニ（190円/1個）」を頂きました。ほんのり甘くやわらかい生地のなかに、細かくカットされたいちじくが練り込まれていました。

• 写真：Sosyu Kikuchi地元産いちじくクルミパン（大390円/1個、小190円/1個）

その他にも「いちじく姿煮パイ（240円/1個）」、「いちじくドーナツ（90円/1個）」など、地元産いちじくを使用した商品がありました。もちろんいちじくを使用していない、定番商品のパンも種類が豊富でしたので、お好みに合わせて楽しんでみて下さい。

• 写真：Sosyu Kikuchi地元産いちじく姿煮パイ
• 写真：Sosyu Kikuchi揚げたていちじくドーナツ

島根のゆるキャラしまねっこを模した「しまねっこのくりーむぱん（200円/1個）」は、食べてしまうのがもったいないくらいに愛くるしい仕上がりになっていました。「ねこのクッキー（200円/1袋）」もとても可愛らしい焼き菓子で、誰かへのお土産についつい購入してしまいたくなってしまいそうです。

• 写真：Sosyu Kikuchiしまねっこのくりーむぱん

• 写真：Sosyu Kikuchiねこのクッキー

道の駅のお土産コーナーでは、いちじくグッズが約30種類も揃っているのだとか。ぜひパン屋さんと合わせてキララ多伎でしか手に入らないお土産を探してみて下さい。

• 写真：Sosyu Kikuchiお土産コーナーで人気商品ベスト1は無添加の「干しいちじく」
• 写真：Sosyu Kikuchi地元産いちじくを使った無添加のジャムやコンポートなど