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【静岡】富士サファリパークを120%満喫!おすすめ時間帯&徹底ガイド

取材・写真・文:

アメリカ在住
訪問エリア:41都道府県

2020年9月16日更新

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①-3:サファリゾーンを「徒歩で回る」

サファリゾーンの3つ目の楽しみ方は、遊歩道を歩いて動物を観察する「ウォーキングサファリ」です。富士サファリパークでは、マイカーやジャングルバスが走るコースの外側を、ぐるりと取り囲む形で遊歩道が設置されています。草食動物ゾーンのあたりで道はショートカットしますが、クマ、ライオン、キリンなどの主要な動物はすべて見ることができ、エサやりも可能♪

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ

「ウォーキングサファリ」の入り口は、おむつ替えや授乳ができる「マミールーム」の左手、道路を挟んだ向かい側にある三角の小屋。自由受付・自由出発なので、受付時間内であれば好きな時間に申し込んでOKです。ちなみにコース一周は約2.5kmあり、全部歩くには90~120分程かかり、エサやりも行うとさらに時間がかかります。余裕をもってスケジューリングすることをおすすめします。

  • 写真:かなたあきこ

遊歩道は自然の山道のようなアップダウンがあり、トレッキングのような楽しさを味わえます。赤ちゃん連れの場合はベビーカーは使えませんので、抱っこ紐などを利用しましょう。

見晴らしの良い展望台は絶好のフォトスポット!

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ

遊歩道の途中には「クマゾーン」などのゾーンごとに展望台が設けられ、じっくりと動物を観察することができます。車の中から窓ガラス越しでなく、静止した状態でゆっくりシャッターが切れるので、動物の写真を一番きれいに撮影できるのも「ウォーキングサファリ」の魅力ですよ。

半地下のエサやりポイント「ライオンロック」は必見

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ

「クマゾーン」の先、「ライオンゾーン」には必見のエサやりポイントがあります。地下道の先に半地下の金網張りの空間・通称「ライオンロック」が設けられており、1回200円でライオンに直接エサをあげられるのです。エサは「ジャングルバス」と同様に骨付きの鶏肉(2個)になり、二重になった金網越しに棒を差し出す形で与えます。

  • 写真:かなたあきこ二重の金網越しにライオンにエサをあげられます!

「ジャングルバス」のエサやりよりは少し距離が遠めになりますが、自分の差し出した肉を直接ライオンが食べてくれるというのは、なかなかのレア体験。小さなお子さんでも大人と一緒に行うことができますので、ぜひ貴重な思い出として体験してみてください。

裏技!「ライオンロック」からUターンもOK

「ライオンロック」を後にしてからも、チーターやゾウが見られたり、キリンやシマウマのエサやりができたりとお楽しみポイントはたくさんありますが、赤ちゃん連れなどで2.5kmのコースを歩ききるのは厳しい・・・という方もいると思います。そのような場合は、実は「ライオンロック」からUターンして入口へと引き返すという裏技もあるんです!

  • 写真:かなたあきこ「ライオンロック」はライオンの休息地のすぐ近くにあり、寝顔アップの写真も撮影可能!

正式なルートではありませんが、「長く歩けないor時間がないけど、ライオンへのエサやりだけはしたい」という場合は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。ちなみにこの裏技を教えてくれた受付のスタッフさんによると、「ライオンロック」を過ぎて「チーターテラス」まで行ってしまうと、Uターンせず先に進んだ方が歩く距離が短くなるそうなので、Uターンする場合は「ライオンロック」を目安にしてください。

【徒歩(ウォーキングサファリ)でサファリゾーンを回る場合のポイント】
◆料金:一人500円(4歳以上、3歳以下は無料)
◆所要時間:約90~120分
◆動物へのエサやり:可(ライオン、キリン、シマウマ、ラマなど)

ちなみに「ウォーキングサファリ」には、ガイドさんと一緒に回るツアーも用意されており、詳しい解説を聞きながらの散策も楽しめます。

②:「ふれあいゾーン」のおすすめポイント

  • 写真:かなたあきこ

一通りサファリを満喫したら、「ふれあいゾーン」へと移動しましょう。「ふれあいゾーン」内には、ふれあい牧場・どうぶつ村・イヌの館・ネコの館・ウサギの館などがあります。迫力あるサファリゾーンとはうって変わって牧歌的な雰囲気が漂いますので、愛らしい動物たちとのふれあいをゆっくり満喫することができます。

乗馬体験やミニダービーが楽しい「ふれあい牧場」

まず訪れたいのは「ふれあい牧場」です。こちらではポニーよりも小さな馬である、アメリカンミニチュアホースの乗馬体験や、100円で勝ち馬投票券が買えるミニダービーを楽しむことができます(ダービーは土日祝と平日の月曜日のみ開催)。小さいお子さんには馬へのエサやりや、馬車に乗っての牧場内散策もおすすめ。

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ

イヌの館・ネコの館・ウサギの館で抱っこ三昧♡

イヌ・ネコ・ウサギのそれぞれの館では、20分間500円で抱っこや写真撮影をたっぷり楽しめます(2020年9月現在「ネコの館」は休館中)。いずれも室内の施設のため、自宅でくつろいでペットと遊んでいるような体験ができますよ。雨の日や暑いor寒い日のアトラクションとしてもおすすめです。

  • 写真:かなたあきこ「ウサギの館」外観。イヌ・ネコ・ウサギいずれの館も、ヨーロピアン調の可愛い造りです♡
  • 写真:かなたあきこ

カピバラやレッサーパンダなどの人気者にも出会える

「ふれあい牧場」近くにはカピバラやレッサーパンダ、ミーアキャットなどが、「どうぶつ村」にはヒョウやカバ、ワオキツネザルなどの人気の動物がおり、動物園としても充実しています。ヒョウやミーアキャットなどに特別にエサやりができるイベントも随時行われているので、来園当日にチェックしてみてください。

  • 写真:かなたあきこ「ふれあい牧場」近くの動物園。ミーアキャットやカピバラはここにいます
  • 写真:かなたあきこ暑い時期には気持ちよさそうに行水する、キュートなカピバラの姿が見られます

期間限定!可愛い動物の赤ちゃんが見られるチャンスも

富士サファリパークの魅力の一つに、次々に動物の赤ちゃんが生まれ、いつでも可愛い赤ちゃんに会えるという点が挙げられます。広大な敷地に約50種もの多様な動物たちが暮らしているがゆえのことで、訪れるたびに違った動物の赤ちゃんを見られるチャンスがあるんです。

  • 写真:かなたあきこ愛くるしい姿を見せてくれる赤ちゃんライオン

筆者が訪れた時には、ライオンの赤ちゃんを公開中。一日に数10分間だけの限定イベントということもあり、赤ちゃんライオンの檻の前には長い行列ができていましたが、ふわふわの子猫のようなキュートな姿を、無事に撮影することができました♡ 赤ちゃんの公開情報は公式サイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いたトラベルライター

フリーランスライター
◆◆トラベルライターアワード 2018年上半期・2018年年間・2019年上半期
◆◆「国内記事部門 アクセストップ賞」三期連続受賞!
◆◆https://tripnote.jp/minna/award/2019/1



学生時代のダイビング、社会人からのトレッキングを経て、海も山もあらゆる旅行&アクティビティが好きです。過去には夫の海外勤務に帯同し、2年半ほどドイツ・ミュンヘンで暮らしたことも。どこまでも地続きであるヨーロッパの利点を活かし、休みのたびにいろいろな国や街へ強行ドライブ旅を敢行していました。(1歳・3歳の子連れで、土日でミュンヘン⇔ミラノ往復など無茶もしました・・・)
帰国後数年間の東京暮らしを経て、2021年夏からアメリカへ移住。アメリカならではの大自然を満喫するのが楽しみです!

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