湘南と言えば海のイメージですが、その湘南海岸は標高差がほとんどなく、なだらかな道が続くため、サイクリングやランナーの人にうってつけ。休憩場所やトイレも設置されていて、自然を楽しみながら体を動かしたい人におすすめです。
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湘南海岸サイクリングロードとは?
湘南海岸サイクリングロードとは、その名の通り、湘南海岸に沿いに作られたサイクリング用の道です。とはいえ、歩行者も多く、ご近所さんの散歩道として、そしてランニングコースとしても親しまれています。湘南海岸に面していることから、眺望は最高です。
観光地としても有名な江ノ島付近をスタートとして、茅ヶ崎方面に向かえば、天気のいい日であれば富士山を眺めながらサイクリングが楽しめます。長さも10キロ弱と、初心者サイクリスト、またはランナーにとってちょうどいい長さです。
片瀬江ノ島駅からスタート
前述の通り、江ノ島と茅ヶ崎にわたるコースです。茅ヶ崎をスタートとしてもいいし、江の島をスタートとしてもいいのですが、今回は江ノ島側から走ってみましょう。
今回はこの小田急線片瀬江ノ島駅から走ってみます。竜宮城を模した駅としてはかなり大胆なデザインです。何回か江ノ島に行かれたことがある方だと、「おや?」と思うかもしれません。実はこの片瀬江ノ島駅は、2020年に開催予定だった東京オリンピック前に、駅前道路の拡張のため、建て替えが行われました。以前の駅舎はどのようなデザインだったかというと・・・・
こちらも竜宮城だったんですね。自治体の意見から「竜宮城のデザインは残してほしい」という強い希望により、新しい竜宮城となりました。新駅舎は、従来の竜宮城に神社仏閣の技法を取り入れたデザインとなっています。ちなみに、夜も幻想的で素敵ですよ。
- 片瀬江ノ島駅
- 藤沢市 / 駅
- 住所:藤沢市片瀬海岸2-15-3地図で見る
- Web:http://www.odakyu.jp/station/katase_enoshima/
片瀬江ノ島観光案内所
駅を背に橋があるので、まっすぐ進みます。
この橋を渡りきったところに、片瀬江ノ島観光案内所があります。
片瀬江ノ島観光案内所の横に案内図があります(自転車がとまっているところです)。
こんな感じで、湘南海岸サイクリングロードも案内図に記載されています。国道134号線と、海岸の間にある遊歩道のようなサイズの道を走っていくのです。それでは行ってみましょう!
- 片瀬江の島観光案内所
- 藤沢市 / 観光案内所・ビジターセンター
- 住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-20-13地図で見る
- Web:https://www.fujisawa-kanko.jp/info/tourist_Informa...
地下に潜り、江ノ島前へ
実はサイクリングロードは、道路を挟んで片瀬江ノ島と反対側にあります。歩行者及び自転車は、片瀬江ノ島観光案内所のすぐ脇にある、地下道をくぐっていきます。(自転車は押して歩きましょう)
ほんの数十メートルの地下道ですが、地上にでると目の前は江ノ島です。
サイクリングロードは、江ノ島側にはいかず、鋭角に折り返して、車道側に進みます。
江ノ島水族館裏~湘南海岸公園裏
そのまま進むと、江ノ島水族館の横から、海に出ることができます。せっかく自転車できたのですから、ここで江ノ島と自転車の写真をとるのもいいでしょう。
この辺りは、歩行客も多いのでゆっくり進みましょう。石畳になっており、自転車だと振動も大きいのでゆっくり進むのがおすすめです。
途中、こんな風に広い休憩スペースもちらほら登場します。休憩スペースやトイレが一定間隔で設置されているのが、湘南海岸サイクリングロードのいいところ。この休憩スペースは湘南海岸公園の裏手にあります。ちなみに湘南ならではの注意事項で面白いのは、こちら。
この案内図は湘南海岸公園の裏手の道に設置されている案内図なのですが、画面左下、禁止事項のところに「スケートボードは決められた場所で」とあります。湘南といえばサーファーのイメージがありますが、海以外での練習方法としてサーフスケートというのがあります。これはサーフィン練習用のスケボーのことです。この練習者が多いことから、このような独特な禁止事項があるのですね。
- 湘南海岸公園
- 藤沢市 / ビーチ / 公園
- 住所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-17-3地図で見る
- 電話:0466-34-9912
- Web:https://www.s-n-p.jp/shonankaigan_park/
公園の裏手を抜けて、もう一度車道へ
湘南の海岸は相模湾という、大きな湾の一部です。いくつか街中を流れる川とつながっています。その川をこえるために、一度車道にでます。
先ほどの案内図を使って説明すると、左下の黄色い円で示したところに「引地川」と書かれています。ここを越えなければならず、橋が車道にあるため、一旦公園を出て、車道を走ります。
しばらく走ると、車道の脇に細い道があらわれます。
この写真だけ、急に画像が荒いのですが、実はこれ、体に取り付けたアクションカメラで撮影した動画から切り抜いたものです。自転車はアクションカメラととても相性のいいアクティビティなので、ぜひぜひ写真だけではなく動画でも楽しみを残しておくのがおすすめです。