シンガポールの首都や面積、宗教、人口など、シンガポールについて知っておきたい基本情報を現地在住の筆者がまとめて解説!シンガポールがどこにあるのか実はよく分からない、という方向けにシンガポールの場所もわかりやすく解説します。
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シンガポールの首都
シンガポールは小さな国なので、国全体が一つのまとまった行政区分になっています。そのため国全体が一つの都市であり、シンガポールの首都=シンガポールということになります。
シンガポールの面積
- 出典:en.wikipedia.orgphoto by Vsion CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
シンガポールの国土は707.1㎢で、東京23区とほぼ同じ大きさです。菱形をしていますが、左右の両端が自動車で約1時間と言えば、その狭さが伝わりますでしょうか?
シンガポールの正式国名
正式な国名は「シンガポール共和国」(The Republic of Singapore)。通称はシンガポール。漢字では「新加坡」や「星」などと書かれることもあります。
また、シンガポール在住日本人の間では、シンガポールに駐在・移住することを「渡星(とせい)」、シンガポールに知り合いが遊びに来ることを「来星(らいせい)」という言い方もします。
ちなみに、このシンガポールという国名は、サンスクリット語の「獅子(シンハ)」とマレー語の「プーラ(町・都市)」から来ているそうです。
シンガポールの宗教
シンガポールは多民族国家なので、宗教も仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教など様々です。街を歩くと、お寺や教会、モスクなどがあり、ここが多民族国家だということが実感できます。
シンガポールの場所
シンガポールは東南アジアの小国で、マレーシア(マレー半島)の最南端に位置する島国です。飛行機だと東京から約7時間程度の距離です。
シンガポールの国旗
シンガポールの国旗は、赤と白の横二色。赤色は平和と世界人類の融和、白色は純潔さ、美徳を表します。また、5つの星は「進歩」「正義」「平等」「平和」「民主主義」を、そして三日月は「イスラム教の象徴と新興国家の発展を支えるもの」という意味です。
シンガポールの言語
シンガポールは多民族国家なので、なんと公用語が4つもあるんです。英語、中国語(北京語・マンダリン)、タミール語、マレー語の4つですね。
MRT(地下鉄)構内の表示もご覧の通り4つの言語で表示されています(写真の赤い部分)。なお、スペースが限られている場合は英語と中国語の2言語で表示される場合もあります。
シンガポールの国歌
国歌はマジュラ・シンガプーラ(Majulah Singapura)、これはマレー語で「進めシンガポール」という意味です。
公用語の1つであるマレー語で歌うのが基本ですが、他の公用語(英語、中国語、タミール語)で歌われることもあります。
シンガポールの人口
シンガポールの人口は2014年の時点で約547万人です。その内、61%がシンガポール国籍保有者、39%が外国籍保有者です。つまり人口の1/3が「外国人」ということですね。また、民族構成は華人系77%、マレー系14%、インド系8%、その他1%という割合になっています。
シンガポールの政治
現在のシンガポールの首相はリー・シェンロン首相(Lee Sheng Loong)です。また、首相とは別に大統領(現在はトニー・タン大統領・Tony Tan)もいますが、シンガポールの大統領は儀礼的な存在です。