ここ10年でたくさんの観光スポットができたシンガポール。その一つがガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。不思議な雰囲気を醸し出している巨木が立ち並び、SF映画のような風景がとても有名です。今回はそのガーデンズ・バイ・ザ・ベイの敷地内にあり、ローカルフードを思う存分楽しめる「サテー・バイ・ザ・ベイ(Satay by the Bay)」をご紹介します。
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サテー・バイ・ザ・ベイとは?
この施設の名前にある「サテー」とは、実は食べ物の名前です。一口大よりも少し小さめにカットした牛肉・鶏肉・羊肉・豚肉などを、香辛料で作ったタレでマリネし、串にさして炭火で焼いたものが「サテー」です。ピーナッツソースをつけながら食べるので、炭火の香ばしさとピーナッツの香ばしさが、肉汁とともに口の中に広がる一品です。日本で言うと「焼き鳥」に近いかもしれません。
- 出典:www.flickr.comSatay @ Satay by the Bay (Singapore) by MarPa87
このサテーを中心に、シンガポールのローカルフードが食べられる屋台が10店舗以上集まっているフードコート(シンガポールでは「ホーカーズ」と呼びます)が、今回紹介する「サテー・バイ・ザ・ベイ」です。
サテー・バイ・ザ・ベイはどこにある?
サテー・バイ・ザ・ベイは、シンガポールの人気観光地の一つ「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の敷地内にあります。
- 出典:www.flickr.comLong Exposure: Supertree Grove by Marco Verch Professional Photographer and Speaker
有名な「巨木」スーパーツリーグローブ(Supertree Grove)からも歩いていけます。標識も出ているので、迷うことはありません。
サテー・バイ・ザ・ベイで何が食べられる?
それでは以下より、サテー・バイ・ザ・ベイで食べられるシンガポールのローカルフードをいくつかご紹介します。
1) サテー
ホーカーズ(フードコート)の名前にもなっている「サテー」。このお店がとても多く、サテー・バイ・ザ・ベイの「名物」の一つでもありますす。1本70セント(約55円)で、7本以上のオーダーから受け付けてくれます。
筆者は、豚肉・鶏肉・羊肉・牛肉をそれぞれ2本ずつオーダー。オーダーを受けてから炭火で焼いてくれます。
ピーナッツソースをつけなくてもおいしいくらい、香辛料で作られたタレがお肉にしみこんでいるのですが、やはりピーナッツソースをつけるとよりおいしい!ビールがぐんぐん進む一品です。
2)バクテー
漢字だと「肉骨茶」と書く「バクテー」。その漢字から推測するとおどろおどろしいものが出てきそうですが、実はスペアリブをコショウなどの香辛料と一緒に煮込んだスープで、ご飯にかけて食べることが多い一品です。一緒に煮込む香辛料が漢方であることも多いので、滋養にもいいのだとか。シンガポール人にとって薬膳料理でもあり、さっと食べられるファーストフードでもあるようです。
3) チキンライス
シンガポールと言えばチキンライス。茹でた鶏を載せた「ホワイトチキンライス」と、表面を焼いた鶏を載せた「ブラウンチキンライス」、どちらも楽しむことができます(4.5ドル(約356円)から)。
4) チリクラブ
甘辛いチリソースがたっぷりかかったチリクラブは「揚げ饅頭」を一緒にオーダーし、ソースをつけながら食べるのがおすすめ。お値段は張りますが、ビニール手袋を使いながらカニを豪快に割っていってカニ肉にかぶりつき、そのままソースもいただけば満足感は大きいです。手を汚したくない!という方も大丈夫。ビニール手袋が付いてきます!(45ドル(約3,563円)~※値段は季節による)
最後に
今回紹介した4品が、主なシンガポールのローカルフードですが、ここサテー・バイ・ザ・ベイにはほかにもシーフードの専門店があったり、カレーや麺のお店があったりと、なんでもあります。
また、ビーチにも近いので、雰囲気もとてもよく、ドリンク類を扱っているお店は24時間営業なのもうれしい点。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを訪れたときはぜひ、サテー・バイ・ザ・ベイにも訪れてみてくださいね
- サテー・バイ・ザ・ベイ
- マリーナ / フードコート / アジア料理
- 住所:18 Marina Gardens Drive, Singapore, 018953地図で見る
- 電話:6538-9956
- Web:http://www.gardensbythebay.com.sg/en/dining/satay-...