シドニー最古のレトロ可愛いストランド・アーケードでショッピング♪

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• ストランド・アーケードとは？
• レトロなインテリアが魅力
• ショップのラインナップ
•    GUMPTION BY COFFEE ALCHEMY（ガンプション）
•    GEWÜRZHAUS（ゲヴュルツハウス）
•    MEN’S BIZ（メンズ・ビズ）
•    PRINCE CONSORT'S SHOE SHINE（プリンス・コンソーツ・シュー・シャイン）
•    2〜3Fはアパレル系
• ストランド・アーケードのロケーション

ストランド・アーケードとは？

ストランド・アーケードは1892年にオープンしたビクトリア様式の建物です。以前ご紹介したショッピング・アーケードQVB（QUEEN VICTORIA BUILDING）同様の細長いつくりで、西はトラム建設中（2017年12月現在）のメインストリートであるジョージ・ストリートにつながり、東には歩行者天国のショッピングストリートであるピット・ストリートがあり、東西に104m続いています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

QVBが重厚で格調高いのに対し、こちらのストランド・アーケードはこじんまりとしてレトロ可愛い感じのアーケードです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

レトロなインテリアが魅力

建物の両脇は高層ビルに囲まれていますが、中央の長い吹抜け上部にあるトップライトのおかげで、アーケード内には優しい光が降り注いでいます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

• 写真：Mayumi Iwasaki

床のレトロなタイル、張り出している回廊、階段踊り場のステンドグラス、鋳鉄（ちゅうてつ）の手すりやエレベーターなど、細かいディテールの1つ1つに歴史を感じます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

• 写真：Mayumi Iwasaki

表のファサードは建設当時のレプリカだそうですが、120年以上も続いているシドニー最古のこの建物は、2つの世界大戦や火災を耐え抜いてきました。

• 写真：Mayumi Iwasaki

ショップのラインナップ

カフェを始め、スイーツ、アパレル、宝飾品や化粧品など、様々なショップのが軒を連ねています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

GUMPTION BY COFFEE ALCHEMY（ガンプション）

• 写真：Mayumi Iwasaki

数々の受賞歴を持つシドニー・MARRICKVILLE（マリックビル）にあるコーヒーショップのCOFFEE ALCHEMY（コーヒー・アルケミー）が、2013年にシドニーの中心地シティにお店をオープンさせました。シティで働いている筆者の友人も激推しの人気コーヒーショップです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

GF（グランド・フロアー/日本でいう1F）には全部でコーヒーショップが3店舗ありますが、コーヒー通のお客さんの一番人気はこちらのGUMPTIONで、コーヒーを求めるお客さんがいつも列をなしています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

コーヒーに絶大な自信があるので、メニューはコーヒーのみ。店内はこじんまりとして、とてもシンプル。まるでラボ（研究室）のようなすっきりとしたインテリアです。まさにアルケミー（錬金術師）というだけあって、コーヒーに拘ったお店です。

• 写真：Mayumi Iwasaki

定番のエスプレッソ・ベースだけではなく、ハンド・ドリップや水出しのCOLD BREWなどもあります。コーヒーに炭酸水を加えたALCHEMY TONICなんていうものもありますが、味が気になるところです。

• 写真：Mayumi Iwasaki左：CAPPUCINO($4.0/¥340) / 右：SOY LATTE($4.5/¥390)

• 写真：Mayumi Iwasaki

GOODNESS GALILEOという豆が使われたコーヒーは、苦味が少なく、とてもまろやかな中にしっかりとコクがあります。コーヒーのみで勝負しているだけあって、1杯でかなり満足度が高いコーヒーですよ。

GEWÜRZHAUS（ゲヴュルツハウス）

• 写真：Mayumi Iwasaki

同じくグランドフロアにあるGEWÜRZHAUS（ゲヴュルツハウス）はドイツ語で「スパイスハウス」という意味で、メルボルンでドイツ人姉妹がオープンさせたスパイス、ハーブ、ソルト&ペッパーなどを扱うスパイス専門店です。

• 写真：Mayumi Iwasaki

300以上のハーブやスパイスを独自にブレンドし、100以上のオリジナルレシピを持っています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

• 写真：Mayumi Iwasaki

スパイスやハーブはもちろん、チョコレートや紅茶なども販売しています。自分ですくって袋に入れる量り売りのセルフスクープや、既に瓶詰めになったものも購入可能。1つ1つ蓋を開けて香りを確認できるんですが、みんな良い香りでうっとりしてしまいます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

筆者のオススメは「BLACK TRUFFLE SALT（黒トリュフ塩）」。香り豊かで、焼いり蒸したりしただけのお肉や野菜が一気にレストランの味になります。ポトテチップスに振りかけてもかなり美味なので、お土産にもかなり喜ばれると思いますよ。

• 写真：Mayumi IwasakiBLACK TRUFFLE SALT(黒トリュフ塩) 60g - $29.95/¥2,570(瓶入り)
• 写真：Mayumi Iwasakiスクープ量り売り 10g - $4.30/¥370

MEN’S BIZ（メンズ・ビズ）

BARBER SHOP（床屋さん）もこんなにフォトジェニックです。シドニーではとにかく、オシャレ系の床屋さんをよく見ます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

モノトーンの床にビンテージの家具を置いたインダストリアル系の床屋さんが多い中、このMEN’S BIZはストランド・アーケードらしく木を基調にした温かみのあるインテリア。

• 写真：Mayumi Iwasaki

その中でも、大理石のカウンターや黒いスチールの家具がクールさを演出しています。お客さんがいるので無理ですが、本当は中に入って色々写真を撮りたいくらい素敵なんです。

PRINCE CONSORT'S SHOE SHINE（プリンス・コンソーツ・シュー・シャイン）

• 写真：Mayumi Iwasaki

今では懐かしい感じがする昔ながらの靴磨き屋さんです。グランドフロアの廊下の脇、階段の下に店舗があります。スタッフの方は結構暇そうにしていて新聞を読んだりしているのを見掛けますが、定期的にビジネスマンのお客さんが来ているようです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

建物の雰囲気と相まって、ノスタルジックな雰囲気を醸し出していますよね。ストランド・アーケードを訪れた記念に、靴磨きをしてみてはいかがでしょうか。

2〜3Fはアパレル系

• 写真：Mayumi Iwasaki

2Fはアパレル系のブティックやジュエリー、ブライダルショップなどがあり、3Fはオーダーメイドのスーツやシャツ、靴屋さんやリペア屋さんなどがあります。

• 写真：Mayumi Iwasaki

• 写真：Mayumi Iwasaki
• 写真：Mayumi Iwasaki

下の階とは一線を画す、どちらかというとクラフトマン・シップが漂うラインナップですが、ウィンドウ・ディスプレイにも手を抜いていなくてとってもオシャレです。

• 写真：Mayumi Iwasaki
• 写真：Mayumi Iwasaki

ストランド・アーケードのロケーション

ストランド・アーケードはシティ・レールのTOWN HALL（タウン・ホール）駅から歩いて5分程度のシティの中心にあります。2017年12月現在のシドニーは大規模工事中なので、変わりゆくシドニーを眺めながらアクセスできます。

• 写真：Mayumi Iwasakiピット・ストリート側は歩行者天国のショッピング・ストリートです。

• 写真：Mayumi Iwasakiジョージストリート側のライト・レールの線路ももうそろそろ出来上がります！（2017年12月現在）

建物自体があまり大きくないので通路も狭いですが、柔らかい光の中で歴史を感じながらゆっくり散策してみてはいかがですか？

• 写真：Mayumi Iwasaki

※記事内のAU$から日本円への換算は2017年12月現在のレートを利用しています（1AU$=約86円）。