八王子城跡

今なお詳細が明らかにされていない、謎多き城の一つ

出典：tripnote.jp

八王子城の築城は1582年頃。戦国時代に小田原を本拠地としていた後北条氏（ごほうじょうし）の三代目、北条氏康（うじやす）の三男である北条氏照（うじてる）によって築かれました。しかし、1590年、豊臣方の前田利家・上杉景勝軍に攻められわずか1日で落城。この落城が決め手となり、北条氏は滅亡しました。落城時に城はまだ未完成だったと考えられており、八王子城は今なお詳細が分からない謎多き城の一つでもあります。八王子城跡は、ガイダンス施設の先にある管理棟を基準に2つのエリアに分かれます。戦闘時に要塞となる要害地区（山上エリア）と、城主氏照の館跡などの生活エリア居館地区（山麓エリア）です。