台湾のB級グルメの中でも人気が高い「麺線(ミェンシェン)」。やわらかい麺と、とろみのあるスープのハーモニーがおいしいこのローカルフードは、日本人にも大人気です。台湾には麺線を提供するお店が数多くありますが、特に「阿宗麺線(アゾンミェンシェン)」は連日行列ができるほどの人気店。阿宗麺線は、本店である西門店が有名ですが、座ってゆっくり食べたい時にはMRT忠孝復興駅近くにある忠孝店がおすすめ。西門店にはないテーブル席があり、きれいな店舗で座りながらゆったりと麺線が味わえるんですよ。
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テーブル席がある「阿宗麺線」忠孝店
本店の「阿宗麺線」西門店では、連日多くの人が立ちながらこのB級グルメを味わっている姿を見かけます。でも実は「阿宗麺線」はMRT忠孝復興駅近くにも支店があり、テーブル席で座りながらゆったりと麺線が味わえるんです。
忠孝店は、MRT忠孝復興駅4番出口から歩いてすぐとアクセスも便利。SOGO忠孝館の横にある、小さな道沿いにあります。
MRT忠孝復興駅は、人気の観光地「九份(キュウフン)」行きのバスが出ていることでも知られていますが、バスに乗る前に軽く食事をしたい、という時にも利用しやすいでしょう。
またお店の隣には、マンゴースイーツで有名な「Mango ChaCha」もあります。「阿宗麺線」忠孝店で麺線を味わった後、隣でマンゴースイーツをいただく、という楽しみ方も良いかもしれません。
メニューはとってもシンプル
メニューは至ってシンプル。阿宗麺線の大か小を選ぶだけです。大椀(ダーワン)は65元(日本円で約240円)、小椀(シャオワン)は50元(日本円で約185円)となります。
※レートは2017年3月現在
あっという間に注文完了
そのためお店の人に大か小、パクチーを入れるか入れないかを伝えればあっという間に注文完了です。しかも店員さんは会計も調理もとってもスムーズ。その場で、目にも止まらない速さで麺線をよそってくれます。
人気店なので店の前に列ができていることもよくありますが、店員さんの手際が良いため待つ時間は思ったよりも短く感じることでしょう。
こちらが台湾B級グルメ「阿宗麺線」
こちらが、台湾B級グルメとして人気の阿宗麺線(小椀)です。とろみのあるスープは鰹節が効いていて、やわらかい麺とのハーモニーが抜群。
具として入っている大腸は味がしっかり染みていて、これがまたおいしいです。麺線はパクチーと一緒に口に入れることで、味の変化も楽しむことができます。リピーターが多いというのも納得のお味です。
味の調整も可能
店内には調味料が置かれているコーナーがあり、味の調整も可能です。辣椒(ラージァオ)と呼ばれる辛いタレ、蒜醤(スアンジャン)と呼ばれるにんにくのすりおろし、烏酢(ウーツー)と呼ばれる黒酢をお好みで加えることができます。食べている途中で調味料を追加して、味の変化を楽しむのも良いですね。
おわりに
「阿宗麺線」忠孝店は、座ってゆっくりと台湾ならではのB級グルメ「麺線」をいただける穴場スポットです。一人でも入店しやすい雰囲気なので、一人旅の食事にもおすすめですよ。ぜひ、台湾ならではの味を存分に楽しんでくださいね!