台湾に行ったらぜひ食べていただきたいのが、台湾ならではの朝ごはん!台湾では多くの方が朝ごはんを外で食べたりテイクアウトして会社などで食べる習慣があることから、街の至る所で朝ごはん屋を目にします。中でもMRT中正紀念堂駅から徒歩でアクセスできる「鼎元豆漿(ディンユエンドウジャン)」は、毎日行列ができる人気店です。この記事では、台北で人気の朝ごはん屋「鼎元豆漿」について、おすすめメニューを含めてご紹介します。
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MRT中正紀念堂駅近くの人気朝ごはん屋さん「鼎元豆漿」
台北で人気の朝ごはん屋「鼎元豆漿」は、MRT中正紀念堂駅3番出口から徒歩5分ほどとアクセス便利な場所に位置します。駅出口裏手の金華街と呼ばれる道をまっすぐ歩いていくと、お店の看板が見えてきます。
まわりは一見普通の住宅街なので、ほんとうにこんなところにお店があるのかな?と心配になってくるかもしれませんが、黄色い看板が出ていることと、朝7時半頃から9時頃のピーク時間帯には行列ができていることが多いため、近くまで行けばきっと見つけることができるでしょう。
10時頃になると列も落ち着いてきますが、店内には常にお客さんがおり、途切れることはほぼないようです。観光で訪れる方は、9時半以降が落ち着いて食べやすい時間帯かもしれません。
まずは注文
注文の際に注意したい点は、持ち帰りと店内で食事をする方で注文カウンターが2つに分かれていることです。持ち帰りの場合は「外帯結帳」と書かれている向かって右側のカウンター、店内で食事をする場合は「内用結帳」と書かれている向かって左側のカウンターからできている列に並びます。
メニューは内容と値段が上に掲示されていますが、紙のメニューも用意されています。ですが、日本語や英語はほぼ通じないため、あらかじめ食べたいメニューと数量を紙に書いておいてお店の方に見せれば、よりスムーズに注文ができることでしょう。
「鼎元豆漿」でぜひ食べたい人気メニュー
鹹豆漿(シエンドウジャン)
「鼎元豆漿」に行ったらぜひ食べたいメニューの一つが「鹹豆漿(シエンドウジャン)」です。鹹豆漿とは甘くない豆乳スープのことですが、豆乳の中には油條(ヨウティァオ)と呼ばれる揚げパンやネギなどの具がたっぷりと入っています。1つ30元(日本円で約111円)です。
時間が経つにつれ豆乳がどんどん固まっていき、おぼろ豆腐のようになっていくのはなんだか不思議だなと感じることでしょう。素朴で優しいお味の鹹豆漿は、一度食べたらハマってしまう方が続出の台湾朝ごはん定番メニューです。
飯團(ファントゥアン)
「飯團(ファントゥアン)」と呼ばれる台湾風おにぎりは、日本のおにぎりを想像して注文するとその内容に驚いてしまうかもしれません。出てきた時にまず「え、こんなに大きいの?」と思ってしまうかも。こちらも1つ30元(日本円で約111円)です。
中には油條や肉鬆(ロウソン)と呼ばれる肉でんぶ、干し大根や酸味の効いた漬物などの具がたっぷり!ボリュームたっぷりの飯團は、一人で食べることも可能ですが二人でシェアしても丁度良い大きさかもしれません。
小籠包や焼餅も人気
この2つのメニューの他にも1セイロ100元(日本円で約371円)というリーズナブルでありながらおいしい「小籠包」や、「焼餅夾蛋(シャオビンジアダン)」という焼きパンに玉子を挟んだメニューも人気です。こちらは1つ30元(日本円で約111円)。
食べ終わったら中正紀念堂へ
朝ごはんを食べ終わったらぜひそのまま中正紀念堂へ観光へ行かれることをおすすめします。最寄り駅が中正紀念堂駅ということもあって、中正紀念堂までは歩いてすぐです。間近で見る建物は迫力がありますよ。
- 中正紀念堂
- 台北 / 博物館・美術館
- 住所:No. 21, Zhongshan S Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾地図で見る
- 電話:+886 2 2343 1100
- Web:https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003090&id=73
おわりに
台湾に旅行に行ったらぜひ食べていただきたいのが台湾風朝ごはん。朝ごはんはホテルについているからどうしようかな、という方はお昼ご飯としての利用もおすすめです。「鼎元豆漿」は11時半まで営業しているため、11時前頃に出向いてみてはいかがでしょうか。時差の関係で台湾時間の11時は日本時間の12時であるため、むしろちょうど良いかもしれませんね。
※レートはすべて2017年7月現在