台北MRT圓山駅の目の前には自然豊かな花博公園が広がります。公園を散策しながら進んでいくと、魯肉飯(ルーローファン)の専門店「丸林魯肉飯」に到着。お昼時には行列必至のこのお店、魯肉飯のおいしさに加えて豊富なおかずが揃っているのが魅力です。
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台北MRT圓山駅から徒歩圏内!人気店「丸林魯肉飯」
台北MRT圓山駅を降りてすぐ目の前には花博公園が広がります。ここは2010年に台北国際花博覧会が行われた会場の跡地で、現在も公園として引き続き運営されています。自然豊かな広々とした敷地には子どもが喜ぶスポットに加えて、お土産店やフードコートもあります。
花博公園のすぐ近くにあるグルメスポットとして人気の高いお店が「丸林魯肉飯(ワンリンルーロウファン)」です。ここは40年以上も続く魯肉飯(台湾の豚肉かけごはん)の老舗で、地元の方や団体客、観光客でいつも賑わっています。
注文の仕方
注文の大まかな流れは、まずおかず類を注文し、席に着いてからご飯類とスープ類を注文、食べ終わったら会計という形になります。
お昼時は行列必須の人気店、まずはお店の前にできている列に並びましょう。中でいただく場合もテイクアウトも同じ列に並びます。ショーケースのおかずは注文せずご飯とスープだけをイートインしたいという場合のみ、並ばずに直接席についても大丈夫です。
席は一階だけでなく二階や地下席もあるのですが、二階は団体で貸切になることが多いようです。いずれにしても席を取るのはおかず類の注文を終えてからとなります。
ずらりと並ぶおかずは指差し注文ok!
丸林魯肉飯の魅力の一つが、ショーケースにずらりと並ぶおかず類を指差しで注文できるということです。店内でいただく場合は、まずは赤いお盆を持ってスタンバイ。店員の方に欲しいものを指差しで伝えると、それぞれ小皿に盛り付けてからお盆の上にのせてくれます。
すでにお皿に入れられているものは自分で取って大丈夫です。おかずはそれぞれ12元〜70元(約44〜256円)と種類により異なりますが、価格は書かれていません。一般的に野菜のみの料理は安めで、お肉や魚が入った料理は高めの価格設定と思っておくとよいでしょう。
席に着いてから魯肉飯やスープを注文
おかずを選び終わったら空いている席に着き、ご飯類とスープ類、ジュース類の注文を聞かれます。魯肉飯やスープはこの段階で注文することになります。それぞれのテーブルに日本語訳付きのメニュー表があり、指差しで注文することも可能です。
美味しそうな料理が勢ぞろい!
こちらは魯肉飯にはまぐりスープ、指差しで注文したおかずが2種類です。
看板メニュー「魯肉飯」
こちらがお店の看板メニュー「魯肉飯」です。お肉は脂身が少なめで、しつこくありません。しっかりと味が染み込んだお肉がとてもおいしく、ご飯がすすみます。価格は32元(約117円)。
はまぐりスープ
こちらは「清蛤仔湯(はまぐりスープ)」です。台湾のスープは全体的に味の薄いものが多い中、このスープはしっかりと塩味がきいています。たっぷりのはまぐりが入っており満足感があります。価格は45元(約164円)。
おかずいろいろ
こちらは指差しで選んだおかずで、モツとセロリなどの野菜を炒めたものです。ちょっと味が濃い目でしたが、歯ごたえがあってご飯との相性が抜群です。一皿50元(約183円)。
こちらは台湾風の大根の漬物(菜脯)と青ネギが入った卵焼きです。こちらもしっかりと味がついており、ご飯によく合います。一皿20元(約73円)。
料理が全部揃った段階でお店の人が副菜の価格をチェックし、記入済みの伝票が渡されます。食べ終わったらカウンターに伝票を持っていき、会計となります。
たくさんの副菜と一緒に魯肉飯を味わうならココ!「丸林魯肉飯」
「丸林魯肉飯」は、たくさんの副菜と一緒に台湾グルメ魯肉飯をいただきたいという時にぴったりのお店です。天気のよい日に、花博公園を散策しがてらランチを楽しむのもよいですね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年11月現在のレートを利用しています(1元=約3.65円)。