台湾屈指のパワースポット「龍山寺」にはじまり、縁結び、商売繁盛、金運と目的別に台北の4大パワースポットをご紹介。あわせて寺院での参拝の仕方も掲載していますので、参考にしてみてくださいね。
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【オールマイティー】龍山寺(ロンシャンスー)
どこかひとつなら龍山寺を訪れてみて!
1738年と台北で最も古くに創られたお寺「龍山寺」は、人の波が絶えることのない台湾屈指のパワースポット。本尊の観音菩薩は第二次世界大戦の米軍の空襲で焼失を逃れたとして民間信仰の対象となっています。
そのほか安産の神様「註生娘娘」、学問の神様「文晶帝君」、縁結びの神様「月下老人」など19の神様が鎮座します。
参拝の仕方
<1>売店でろうそく2本とお線香7本を購入。
<2>2本のろうそくに火をつけ前殿(三宝仏)の左右にある燭台にお供え。
<3>7本のお線香に火をつけ龍山寺内の7つの香炉を順番に参拝する。
<4>神様の前でお線香を頭上に掲げて3回頭をさげてお祈り。(自分の名前、生年月日、住所、願い事を伝えます。)
<5>香炉にお線香を1本立てる。
<4>と<5>を、前殿の三宝仏→本殿の観音菩薩→後殿の(媽祖→水仙尊王→註生娘娘→文昌帝君→関聖帝君)の順に繰り返して行きます。
- 龍山寺
- 台北 / 社寺・教会
- 住所:No. 211, Guangzhou St, Wanhua District, Taipei City, 台湾地図で見る
- 電話:(02)2302-5162
- Web:http://www.lungshan.org.tw/jp/index.php
【縁結び】霞海城隍廟(シャーハイチェンホアンミャオ)
縁結びの最強パワースポット
台湾では「恋人が欲しい女性は月下老人にお参りしなさい」と言われるほど信仰を集める縁結びの神様「月下老人」。日本でも馴染みのある「運命の赤い糸」も、この月下老人に由来すると言われています。
台北には月下老人を祀っている寺院が3つありますが、なかでも油化街にある「霞海城隍廟」には月下老人が4人もいて、縁結びの最強パワースポットとして女性から絶大な人気を誇っています。平日でもここを訪れる女性が後を絶ちません。
参拝に必要なモノ
参拝するにあたっては、カウンターでお供えセット(金糸とお線香。50元)を購入し、本殿内でお参りセット(赤い糸や鉛筆、喜糖。260元)の購入が必要です。
参拝の仕方
<1>金糸と喜糖を祭壇に置き、お線香に火をつける。
<2>廊外の香炉でお祈りをする。(自分の名前、生年月日、住所、恋愛での願い事を細かく伝えます。)
<3>廊中でお祈りをする。(城隍爺→月下老人の順にお参りし、最後は二人の神様に3回おじぎします。そして、義勇公→城隍夫人→菩薩の順にお参りします。)
<4>最初にお祈りした香炉に線香を3本とも立ててもう一度お祈りする。そして購入したお守りをかざして時計回りに3回まわし、3回お辞儀します。
<5>金紙を回収箱にいれ、平安茶と喜餅をいただく。
日本語の解説書もあり、また観光客にはボランティアの方が参拝方法を教えてくれます。
【商売繁盛】行天宮(シンティエンコン)
無料でお祓いも可能
商売繁盛の神様「関羽」が祀られている「行天宮」はオフィス街に位置することもあり、商売繁盛を願う人が多く訪れます。「関羽」は三国志演義で有名な人物で、そろばんをはじめて用いたとして、商売繁盛の神様となっています。また「行天宮」では、無料で台湾流のお祓い「収驚」もできるので、ぜひ体験してみたい。
参拝の仕方
※2014年8月下旬より環境保護のためお線香をつかった参拝が禁止されています。
<1>前殿左右の扉から入場し、正面中央の「關聖帝君」をはじめとする5人の神様→右側の「關聖太子平」→左側の「周恩師倉」の順番で参拝。
<2>「三跪九叩」という参拝方法で参拝しますが男女で少し異なります。ボランティアの方に参拝方法を教えてもらうのが間違いないでしょう。
- 行天宮
- 台北 / 社寺・教会
- 住所:台北市中山区民権東路二段109号地図で見る
- 電話:(02)2502-7924
- Web:http://www.ht.org.tw/
【金運】關渡宮(グアンドゥゴン)
財神洞窟で金運アップを願いたい
台北の中心部からは少し離れた場所にあり、最寄り駅からも歩いて15分ほどと決してアクセスはよくない「關渡宮」。にも関わらず多くの人が訪れる理由は、「關渡宮」のある場所が龍穴といってパワーが集結する場所にあるから。
そしてもうひとつ、財神洞窟があるのも人気の理由。この洞窟には財神爺、五路財神、福徳正神など金運アップを手助けしてくれる神様たちが黄金色に輝き鎮座しています。