アジアの熱気をたっぷり感じることのできる台北の夜市「饒河街観光夜市」は、駅近でアクセス便利なことからも人気の高い夜市です。この夜市でのおすすめナンバーワングルメといえばピリッと胡椒がきいた「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅ですが、他にもおいしいB級グルメがたくさん!この記事では、饒河街観光夜市で食べることのできる屋台グルメについて詳しくご紹介します。
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アクセス便利な人気夜市「饒河街観光夜市」
「饒河街(ラオフージエ)観光夜市」は、台北MRT松山駅から徒歩でアクセス可能な人気夜市です。また、台湾北部の人気観光地「九份」から出ている1062番バスは松山車站(松山駅)で下車することもできるため、九份観光の帰り道にも寄りやすい夜市と言えるでしょう。
駅に到着してから少し歩くと、色鮮やかでド派手な夜市の入り口に到着します。この門を目にすると「台湾の夜市に来た!」と気分も上がります。
必食グルメは胡椒餅!「福州世祖胡椒餅」
この夜市で必食グルメといえば「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅(フージャオビン)です。夜市の門を入ってすぐの場所にあるため迷うことはないでしょう。ここは行列必須の人気店であるため列に並ぶ人用にロープが張られており、ロープに沿って並ぶようになっています。胡椒餅は1個50元(約188円)。
ちなみに「福州世祖胡椒餅」は台北駅のすぐ近くにも支店があるので、胡椒餅だけが食べたい!という場合は支店に行くのもおすすめです。
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並びながら調理過程を見学
並んでいる間も店員の方によりどんどん胡椒餅が作られていきます。ぜひ製造過程を見学してみましょう。
餡が包まれた胡椒餅は釜に貼り付けるように並べ、焼き上げていきます。できあがった胡椒餅はこんがりキツネ色でとってもおいしそう!
焼きあがる過程は臨場感があり、並んでいても退屈しません。おまちかねの胡椒餅は外側はカリッと中はもちっとしており、一口いただくと肉汁がじゅわ〜っとお口の中に広がります。ピリッと胡椒が効いた餡は、肉のおいしさをしっかりと感じる味わいで食べごたえがあります。
- 福州世祖胡椒餅 (饒河街夜市)
- 台北 / 台湾料理 / 食べ歩き
- 住所:福州世祖胡椒餅, 105 台湾 Taipei City, Songshan District, Raohe Street, 249號地図で見る
お芋が柔らかくておいしい!「芋包芋」
胡椒餅の他にも「饒河街観光夜市」には特色あるグルメがたくさん。こちらはタロ芋団子を楽しむことができる屋台「芋包芋(ユーバオユー)」です。
ノーマルなタロ芋団子に加えて、カスタードが入ったものや小豆が入ったものなど種類が豊富です。メニューには日本語での説明も書かれているのでどんな味なのかなんとなくイメージできるでしょう。ちょっとおかしな日本語も含まれていますが...。
ちなみに一番人気は4番の「爆漿芋(カスタード)」とのこと。一口いただくと中からとろ~りカスタードが出てくることがアピールされています。
こちらは1番の「原味芋」で、ノーマルなタロイモ団子です。7個入って100元(約375円)とお手頃価格。注文を受けてからその場で揚げてくれるので、熱々ほくほくです。やわらかいお芋のおいしさを味わうことのできるタロ芋団子は食べ歩きにぴったり。
揚げたてネギ餅「炸彈葱油餅」
こちらは揚げネギ餅「炸彈葱油餅」の屋台です。葱油餅と呼ばれるネギ餅は台湾B級グルメの中でも人気が高いですが、この屋台ではその場で揚げたばかりのネギ餅をいただくことができます。ノーマルな「原味(ユエンウェイ)」と玉子入りの「加蛋(ジアダン)」の二種類ありますが、玉子入りがおすすめです。
こちらは玉子入りの葱油餅で1個35元(約131円)です。揚げたてのネギ餅はサクサクもちもちでクセになるおいしさです。玉子との相性もバツグン。油で揚げてあるといってもあまり油っぽさは感じず、ぺろりと食べれてしまいます。
喉が渇いたらジュースをGET
食べ歩きをしていると喉が渇いてくるものです。せっかくなら飲み物も屋台で調達してみましょう。この屋台には「西瓜牛奶(スイカミルク)」、「木瓜牛奶(パパイヤミルク)」、 「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」など台湾ならではの飲み物が揃っています。
気になるグルメはどんどんチェック!
「饒河街観光夜市」をはじめとする台湾の夜市には、おいしいグルメがとにかくたくさん揃っていて訪れるたびに新たなグルメに出会える楽しさがあります。言語が通じなかったりどんな食べ物かわからなくて物怖じしてしまうこともあるかもしれませんが、ぜひ気になるグルメを見つけたら積極的に試してみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年1月現在のレートを利用しています。