台湾で屋台グルメと聞くと夜市のイメージが強いですが、日中でも食べ歩きを楽しめる台北の人気エリアが「晴光市場」と「雙城美食街」です。この2つのスポットは隣接しており、朝から夜までローカルグルメを楽しむことができます。この記事では、晴光市場・雙城美食街でおすすめのスイーツを3選ご紹介します。特に揚げたてサクサクのドーナツは、このエリアの名物です。
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日中から屋台グルメが楽しめる!晴光市場・雙城美食街
「晴光市場(チングアン シーチャン)」と、隣接する「雙城美食街(シュアンチェン メイシージエ)」は、日中から屋台グルメが楽しめる人気スポットです。24Hという文字が書かれているとおり、朝から夜まで何かしらの店が開いていると言われています。台北MRT中山國小駅とMRT民權西路駅から徒歩圏内です。
こちらはお昼時の雙城美食街の風景ですが、地元民が気軽に屋台で食事している様子を垣間見ることができます。ここは、ローカルグルメ店やスイーツ店がぎゅぎゅっと詰まったエリアなのです。
それに対し、晴光市場は、昔ながらの市場という雰囲気。商店やグルメ店が軒を連ねます。屋根があるため、雨の日でも歩きやすいです。
1. 名物は揚げたてドーナツ「脆皮鮮奶甜甜圈」
このエリアで有名なグルメといえば「脆皮鮮奶甜甜圈(ツイピーシエンナイ ティエンティエンジュエン)」の揚げたてドーナツは欠かせません。
人気の高いお店で、行列ができていることがほとんどです。そしてまとめ買いをされる方が多いため、待ち時間も長めです。筆者は平日のお昼過ぎに訪れ、20分ほど並びました。
店頭では、店員の方が手際よく揚げたてのドーナツにミルクパウダーと砂糖をまぶしていく様子を見ることができます。いろんな味がありますが、おすすめはシンプルな「原味(オリジナル、元の味という意味)」です。
やっとの思いで手にしたドーナツは、揚げたて熱々でサクサク。ふわっふわの生地とほんのり甘いパウダーのバランスも絶妙で、並んだ甲斐があったと感じるおいしさです。価格は1個25元(約92円)。
- 脆皮鮮奶甜甜圈(晴光店)
- 台北 / スイーツ / ドーナツ / 食べ歩き
- 住所:台北市雙城街17巷24號地図で見る
2. 台湾版今川焼き「晴光紅豆餅」
こちらは台湾版今川焼きの人気店「晴光紅豆餅(チングアン ホンドウビン)」です。1個12元(約44元)とお手頃価格。
店頭ではお店の方が忙しく焼いていく様子を見ることができます。味は紅豆(あずき)と奶油(クリーム)、蘿蔔絲(大根の細切り)の3種類が提供されています。
こちらは紅豆味で、焼きたての紅豆餅は熱々!薄い皮の中にたっぷりのあずきが入っていてお得感があります。甘さもちょうどよく、ちょっと甘いものが食べたいなという時にぴったりです。
3. ローカル度満点な豆花店「晴賛豆花」
晴光市場で豆花というと「丁香豆花」が有名なのですが、あえておすすめしたい豆花店がこちら「晴賛豆花(チンザンドウホア)」です。テーブル席が2つだけとこじんまりとしているのですが、素材本来のおいしさを感じる豆花がいただけるということで地元民に人気です。
トッピングの種類も豊富で、どれにしようか迷ってしまいそう。
メニュー表には日本語表記もあるため、指差しで注文可能です。豆花の種類は、傳統豆花(シロップ豆花)、豆漿豆花(豆乳豆花)、杏仁豆花(杏仁ミルク豆花)の3種類。それぞれ好きなトッピングを追加していただくことができます。日本人には杏仁豆花が人気のようですよ。
こちらは傳統豆花の芋圓(芋団子)トッピングです。1つ45元(約166円)。豆の味をしっかり感じる優しい味わいの豆花に、ほんのり甘いシロップが絡み合い素朴なおいしさを感じます。芋圓もたっぷり入っており、もちもちで食べ応えがあります。
台北の美食スポット「晴光市場・雙城美食街」で食べ歩き
晴光市場・雙城美食街には数々のグルメ店やスイーツ店があり、食べ歩きが楽しいスポットです。地元の方に混じって台湾ならではのグルメを楽しんでみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年12月現在のレートを利用しています(1元=約3.68円)。