台湾大好きっ子に必見!奇岩がゴロゴロと並ぶなんとも魅惑的な景色が広がる「野柳地質公園」。5年後にはなくなるかもしれない岩があったり、「ここどこの国?!」なんていう写メも撮れちゃいますよ!大型ツアーバスが何台も停まる観光スポットですが、日本人にはあまり知られていない、「野柳地質公園」とは…?
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野柳地質公園ってなに?
台北の東、約30キロの位置にある基隆に、「野柳地質公園」はあります。基隆へは台北からは頻繁にバスや鉄道があり、約1時間半で行ける距離にあるので日帰りもできちゃいます。
「野柳地質公園」は、人間サイズの大きな奇岩が沢山あり、奇抜な地形をした沿岸地域にある公園です。長い長い年月によって、風や海の波によって浸食された岩肌も見ることができます。
最初の公園入口付近には、緑の芝生やベンチが置かれた広場や公園があり、そこをまっすぐ突き進んでいくと、ようやく海が見える絶景が目に飛び込んでくるでしょう。
浸食された岩肌は丸みを帯びていて、なめらかな曲線を描いています。また、写真のように海は透き通っておりエメラルドグリーン色で綺麗です。
写真の橋を渡って奇岩エリアと進みます。
奇岩がゴロゴロ、野柳地質公園の見どころ
世界奇岩の一つ、大きなキノコのような岩がゴロゴロ!
こんな場所が台湾にあったなんて!という驚きをきっと感じることでしょう。赤茶色のゴロゴロした岩が辺り一面に広がっています。筆者は以前エジプトの白砂漠でもこのような奇岩を見ましたが、まさにそれの赤茶色バージョンといったところです。
人もすっぽり入れちゃう大きさの奇岩
近くでみるとますますそのサイズ感に驚きでした!奇岩によっては、穴がぽっこり空いているものもあるので、面白写真も撮れちゃいますね。
地面だってデコボコ!
奇岩がある地面はかなりデコボコしており、面白いです。地面の浸食具合を観察するのも興味深いと思います。ただ、沿岸部ということもあり水が溜まっている部分もあり、非常に歩きにくいです。地面も平らではなく、浸食により丸みを帯びていたり表面がスベスベしているので、滑りやすいです。はいていく靴にはご注意ください。
5年後にはなくなる!?クレオパトラの横顔
このエリアには、女王頭(クイーンズヘッド、クレオパトラの横顔)や、キングコング岩、アイスクリーム岩、天女の靴、ピーナッツ岩、地球岩、キャンドルロック、壺穴など名前がついた岩が20個以上あるそうです。このクイーンズヘッドは浸食により首の部分があと5年で折れてしまうとも言われており、かなり貴重な存在のようです。
写真撮影をするにも15~20分程列に並ばなくてはなりませんが、撮影を管理する人、その行列をしっかり警備する人などいるので、ちゃんと大人しく並んでいれば確実に自分の順番がやってくるのでご安心ください。
野柳地質公園って意外に広い!
この公園、意外に広いので、時間に余裕がない方はしっかり時計を見て行動することをお薦めします。入口からぐるっと見て回って戻ってくるのに1時間半~2時間くらいかかりました。奥まで自分がどれくらい進むかによりますが、小高い丘をずっと登っていくと写真のような絶景&全体像を見渡せます。
その小高い丘は、さらに登って頂上まで行けるようになっており、こちらの写真はその途中で撮った景色です。頂上まで行かれている方は数人程度のようでしたし、筆者も時間がなかったので途中で断念しました。上に行けば行くほど絶景が見られるのだと思いますが、遊歩道とはいえ登山になると思われます。
周辺の観光スポット
野柳風景区には、大通りに面したバス停から野柳地質公園までにも出店があったり、また公園がある同じエリアには屋内市場のような通りもあります。この辺りは海沿いということもあり海鮮がお薦めのようでしたので、訪れる際は海鮮の食べ歩きを楽しむのもいいと思います。