栃木県で過ごす夏の一日をご提案。益子で元気パワーをもらえる一面のひまわり畑を堪能した後は、陶器や美味しい店が揃う窯元、マイナスイオンたっぷりの涼しさを満喫できる滝など、素敵なスポットをまわってみませんか。
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益子町のひまわり畑とは
まちづくり事業の一つとして、毎年開催されているひまわり畑。町を一年中、花で包まれた美しい町にすることで、益子の住民が心豊かな生活を送り、益子を訪れる方を笑顔でおもてなししようという事業です。
益子町上山地区では、休耕田を利用してひまわり畑が整備されます。多くのボランティアの手によって、約10ヘクタール(東京ドーム約2個分)の畑で、種まき作業が行われます。この日、咲きそろっていたのはパステルカラーが優しいイメージのバタークリームと、ビタミンカラーのハイブリッドサンフラワー。例年20種類200万本ものひまわりを育てています。
ひまわり祭りも開催
品種にもよりますが、ひまわりの開花時期は、例年8月上旬から8月下旬までとなります。開花情報は、ましこ花のまちづくり実行委員会公式サイトで随時更新されますので、お出かけの際は参考になさってください。
また、毎年8月中旬には、ましこ花のまちづくり実行委員会による「ひまわり祭り」が開催されます。イベント期間中は、ひまわり畑の眺望が楽しめる展望台が設置され、土・日・祝日には農産物の直売なども行われます。
益子のひまわり祭り開催場所と開催日
- 開催場所:栃木県芳賀郡益子町上山地区
- 開催日時:2024年8月10日(土)~8月18日(日)
- ナビの設定は下記を参考にしてください。
- 道の駅ましこ:栃木県芳賀郡益子町大字長堤2271 TEL:0285-72-5530
- 和の家(なごみのいえ):栃木県芳賀郡益子町大字上山125-2 TEL:0285-72-8899
- 益子町ひまわり祭り
- 益子町(芳賀郡) / イベント・祭り / 花畑 / インスタ映え / 花畑(8月) / ひまわり畑
- 住所:栃木県芳賀郡益子町大字上山地図で見る
- 電話:0285-72-3101(ましこ花のまちづくり実行委員会)
- Web:http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/dir000394....
いろいろ楽しい「陶芸の丘 よこやま/窯元よこやま」
ひまわり畑から15分ほどの「窯元よこやま」は、陶芸教室、レストラン、カフェにパン屋さん、山野草園などを運営する複合施設。陶芸体験、陶器ショップ、オカリナの絵付け体験などもあるので、子ども連れにも人気のスポットです。
お食事処は、天丼やそばが頂ける「カフェレストラン益子の茶屋」、パスタやオムライスなどが頂ける「カフェランチ かぼ茶庵」、洋食中心の「森のレストラン」、ピザやアイスを提供する「カフェ&ピザ ピッツェリア・ヨコヤマ」の4店舗があります。
カフェやランチを楽しむなら「かぼ茶庵」 閉店
今回ご紹介するのは、カフェランチかぼ茶庵。かなりの人気店で、お客様が絶えません。選べて楽しいランチセットがあり、前菜から感嘆の声を連発してしまう美味しさです。
インパクト大なWオムライスは、デミハヤシソースとかぼちゃを生クリームで伸ばしたソース。かぼちゃの甘さが前面に出てくる、インパクトあるソースです。香味野菜、牛肉、赤ワインなどで手間暇かけて作られたデミハヤシソースは濃厚で、卵との相性も抜群。卵は地元産の新鮮な生卵を使用して、ふわふわに焼き上げられています。それぞれ食べても美味しいし、混ぜてもまた違った味になる、楽しいオムライスですが、どちらかと言えば甘党向けのオムライスかもしれません。
スパゲティのほうは、トマトの酸味とチーズのコクが絡み合って格別。スィーツバイキングセットなどもあるので、デザートは別腹!の方にお勧めです。
お土産にも最適「パン工房 森ぱん」
以前は森の奥にありましたが、2014年4月から「よこやま」や「かぼ茶庵」からもすぐ近くになりました。店舗面積も広くなり、パンの種類も増え、嬉しい限り。
栃木県産の小麦粉を使って、一つ一つ手作りされたパンは、どれも香り豊かで抜群の美味しさなので、いつ訪れても大人気です。
- 陶芸の丘 よこやま
- 益子町(芳賀郡) / 体験・アクティビティ / 雨の日観光 / 窯元
- 住所:栃木県芳賀郡益子町益子2984地図で見る
- 電話:0285-72-7992
- Web:https://tougei.net/
涼しさを求めて「龍門の滝」
窯元よこやまから車で30分ほど北へ進むと龍門(りゅうもん)の滝があります。大蛇が住むという伝説がある、那須烏山市江川にかかる大滝です。幅65m、高さ20mと想像以上に大きな滝で、迫力満点。滝の中段には、二つの大きな穴があり、男釜(おがま)、女釜(めがま)と呼ばれ、大蛇が住んでいたことが、名前の由来になっているそうです。
水しぶきが階段の上の方まで飛んでくるので、暑い時期には程よいミストを浴びることができます。滝つぼで遊ぶこともでき、夜はライトアップもされるそうです。
珍しいのは、滝の上に烏山線が走っていること。滝と電車を一緒に撮れるスポットとしても人気です。秋には紅葉、春は桜と共に楽しめます。滝への入り口には、龍門ふるさと民芸館(無料)があり、烏山や龍門の滝に関する伝承コーナーや、喋る龍神様もいて、ちょっと楽しめます。