鳥取県立博物館内にあるレストラン、カフェ・ダールミュゼ。博物館内にあると聞くと、「簡単な食堂のような感じかな?」と思われる方が多いかもしれませんが、ミュゼはお洒落な空間で鳥取の食材にこだわった料理を楽しめる本格レストランです。壁一面の大きな窓からは、国の指定史跡である鳥取城跡や、重要文化財である仁風閣を見ることができます。歴史や芸術を間近に感じながら、地元食材をふんだんに使った料理を味わえるカフェ・ダールミュゼについて、ご紹介します。
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壁一面のガラス窓が印象的な店内
店内は壁一面のガラス窓からの採光と、ロマンチックな暗めの照明で、開放感と落ち着いた空間の両方がバランスよく保たれています。
大きな窓からは、国の指定史跡である鳥取城跡や重要文化財の仁風閣、それを取り囲む自然が見えます。
外にはお洒落なテラス席もあるので、お天気や季節によって、そちらを使われるのもオススメです。
鳥取の食材を使ったメニューが盛りだくさん
ミュゼでは、モーニングメニューからランチメニュー、デザートメニューなど、時間帯によって種類豊富なメニューが用意されています。
今回はランチメニューとデザートメニューのオススメをご紹介します。
ランチメニューのオススメ!大江ノ郷の卵のとろとろオムライス
鳥取牛を使ったカレーや日替わりランチなど、人気が高いメニューが勢ぞろいのランチメニューですが、今回は「大江ノ郷の卵のとろとろオムライス」をご紹介します!
県外の方ですと、「大江ノ郷の卵」と聞いてもピンと来ない方が多いかもしれませんが、鳥取県東部で「大江ノ郷」というと、かなりの知名度です。
「大江ノ郷の卵」とは、大江ノ郷自然牧場の天美卵のことをいい、天然ものの飼料や地下水を与えられ、平飼いで元気いっぱいに育ったコッコ達の新鮮な卵です。
その卵を使用して作られたオムライスがこちら!
もう見るからにトロトロです。
ソースにたっぷりと絡んでいても判る、しっかりと濃厚な卵の美味しさは筆舌しがたい程です!
サラダやスープもついていて、ボリューム的にも栄養バランス的にも大満足の、ぜひ食べてみてほしい一品です。
デザートメニューのオススメ!鳥取県ならではのチーズケーキ
ミュゼはデザートメニューも種類豊富です。地元の大山乳業の牛乳や、大江ノ郷の自然卵を贅沢に使用したケーキやソフトクリームなどが数多くあります。
チーズケーキ1つをとっても数種類あるのですが、今回は「黒らっきょうチーズケーキ」と「智頭産ルバーブのチーズケーキ」について紹介します。
黒らっきょうチーズケーキ
ラム酒がほのかに香る、生地がしっとりとしたこちらのチーズケーキは、「食のみやこ鳥取県」特産品コンクールにおいて、平成28年度の優良賞に輝いた一品です。
健康に大変良いとされている黒らっきょうをラム酒に漬けたものがたっぷりと入っており、大人向けの上品な味わいです。
そのまま食べても美味しいですし、お皿に盛り付けられたシロップと絡めて食べてもまた違った美味しさを楽しめます。
智頭産ルバーブのチーズケーキ
鳥取県の南東部にある智頭産のルバーブを使用したチーズケーキです。
ルバーブとは特有の香りと酸味がする野菜です。一味違ったチーズケーキを楽しんでみてはいかがでしょう?
西洋の高貴さに包まれて至福のひと時を!国指定重要文化財・仁風閣
博物館や鳥取城跡は隣接しているので、それぞれの施設見学後や合間の休憩などにも、カフェ・ダールミュゼは最適です。中でも見学をオススメしたいのが、国の重要文化財である仁風閣です。
カフェ・ダールミュゼの窓からも見える、白亜の木造瓦葺の外観が美しい仁風閣は、フレンチルネッサンス様式を基調とした西洋館です。
1907年に、当時の皇太子嘉仁親王の山陰行啓時の宿泊施設として鳥取藩主・池田仲博公爵によって建てられ、館内館外共に優雅さに満ちています。
西洋の高貴さの余韻に浸りながら、過ごすティータイムはまさに至福のひと時です。
周囲にある史跡や文化財の歴史や芸術に触れながら、カフェ・ダールミュゼで鳥取の食を心身ともに心行くまで味わってみてはいかがでしょう?
- 仁風閣
- 鳥取 / 建造物 / 女子旅 / インスタ映え / 歴史的建造物
- 住所:鳥取県鳥取市東町2-121地図で見る
- 電話:0857-26-3595
- Web:http://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/
カフェ・ダールミュゼまでの道のり
カフェ・ダールミュゼは鳥取県立博物館内にあるので、道としてはそう難しいことはありません。JR鳥取駅から車で10分ほどで到着する判りやすい場所です。
地元の方以外でも博物館までは簡単にたどり着けるかと思いますが、着いてから少し悩まれるかもしれない駐車場と入り口についてご説明しておきます。
駐車場の場所と満車時
山手通りを久松公園の方に進むと、鳥取県立博物館の看板が見えてきます。
その看板のところを園内に向かって曲がるのですが、道の雰囲気が変わり、人通りもあるため、車で入っていいものか躊躇われるかもしれませんが心配ありません。
最寄りの駐車場は博物館の裏手側にあるので、突き当りまで進みましょう。
平日のランチタイム以外は空いていることも多いのですが、ランチ時や土日、博物館の催し物によっては満車になってしまうことも珍しくありません。
少し歩きますが、近隣にも2カ所ほど駐車場があるので、満車の際はそちらを利用しましょう。
お店専用入り口と博物館入り口
続いて、入り口についてです。お店への入り口は2つあります。
1つ目は博物館入り口から入り、受付を横切り、ミュージアムショップを通り抜ける方法です。
博物館を見学される方はチケット等の購入があるので、こちらの入り口を使われた方が便利です。
2つ目は、博物館を経由せずにお店に直接入る方法です。少し見えづらいですが、博物館入り口の横にスロープがあります。
そのスロープに沿って行くとお店専用の入り口がありますので、そちらから入るとスムーズです。
- カフェ・ダール ミュゼ
- 鳥取 / カフェ・喫茶店 / ランチ / モーニング・朝ごはん
- 住所:鳥取県鳥取市東町2丁目124番地 鳥取県立博物館内地図で見る
- 電話:0857-20-2520
- Web:http://www.tottori-musee.jp