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【17】エフェソスの古代都市遺跡(セルチュク)
トルコ西部のエーゲ海沿岸に広がる都市遺跡。2015年に世界遺産に登録されました。保存状態のよいエフェソス遺跡は、本当に当時に迷い込んだかのような気分になります。
なかでも群を抜く美しさを誇るのがセルシウス図書館。紀元117年に建てられたエフェソス遺跡を代表する建築で、広大な遺跡のほぼ中央に位置しています。この図書館は約12万巻もの蔵書を誇り、その規模から、アレクサンドリア(エジプト)、ペルガモン(トルコ)と並ぶ、古代の世界三大図書館とされています。
また古代の水洗公衆トイレや「聖母マリアの家」、クレオパトラが歩いた道など、遺跡内の見どころも豊富で、たくさんの人が訪れます。
【18】アクロポリス遺跡(ベルガマ)
2014年に世界遺産へ登録された古代遺跡。ペルガモン王国の都跡地で、標高330m以上の高台にあるため遺跡からベルガマの街を一望できます。遺跡内は上市、中市、下市の3つに分かれており、下市は現在の市街地に当たります。風が強くなければケーブルカーが運行されているので、ぜひ利用しましょう。
見どころはトラヤヌス神殿、ゼウスの神殿、扇型の劇場、世界で2番目に大きいとされていた図書館跡など。出土品のほとんどはドイツベルリンのペルガモン博物館に展示されているため、ここで見ることはできませんが、山頂に立てば繁栄を極めたヘレニズム時代の風を感じることができるでしょう。
- アクロポリス遺跡(ベルガマ)
- トルコ / 遺跡・史跡
- 住所:Bergama Acropolis地図で見る
- Web:http://www.bergama.bel.tr/
【19】アタテュルク廟(アンカラ)
首都アンカラにある、初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟。さすが「トルコの父」が眠る場所だけあって、高台にあり立派な建物です。屋外からはアンカラの街を見渡せ眺めも抜群!また1時間に1回、衛兵の交代が行われるので、時間があれば見学してみましょう。
美しく整備された廟内には博物館が併設されており、トルコ近代史に関する展示物やアタテュルクの愛用品、各国から贈られた品々なども展示されています。
- アタテュルク廟
- トルコ / 建造物
- 住所:Mebusevleri Mh., Ankara 06570, Turkey地図で見る
- Web:http://www.anitkabir.org/
【20】Çankaya Simitçisi(アンカラ)
- 出典:tripnote.jp
ベーグルのような形で、ゴマがたっぷりついたパン「シミット」。トルコのパンの中でも最も有名なもののひとつです。シミットというと、トルコ人は首都アンカラのシミットが一番美味しいと言います。その中でもおすすめは「チャンカヤ・シミットチシ」。
- 出典:tripnote.jp
窯焼きされたシシミットはおやつにもぴったり。職人さんはずっと焼いていますが、お客さんが絶えずくるので、次から次へとどんどんなくなっていきます。タイミングが良ければ、焼きたてパンを味わえることもありますよ。
- チャンカヤ・シミットチシ
- トルコ / パン・サンドイッチ
- 住所:Sinan Mahallesi, Hüsnü Karakaş Cd. 6a, 07100 Muratpaşa/Antalya, トルコ地図で見る
【21】カレイチ旧市街(アンタルヤ)
地中海随一と言われている高級リゾート地、アンタルヤ。その旧市街カレイチは、古代都市の城壁と石積みの塔、オスマン家屋が趣深い雰囲気を醸し出しており、カメラ片手に散策するのにもぴったりです。
また入り組んだ石畳の路地にはお土産店がならび、可愛い絵柄の陶器やじゅうたん、トルコランプなどエキゾチックなトルコ土産が手に入ります。個性あふれる素敵なレストランやカフェも点在しているので、港を眺めながらゆったりお食事もできますよ!