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タイタニックの世界へタイムスリップ!イギリス/サウサンプトンにある「SeaCity博物館」

取材・写真・文:

イギリス在住

2017年7月27日更新

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写真:Kisa

イギリス南部の街「サウサンプトン」。実はここ、映画でも知られる「タイタニック号」の母港がある街なのです。そんなサウサンプトンを訪れたのなら必ず足を運びたいのが、タイタニック号に関する「SeaCity博物館」。2012年のタイタニック沈没100周年を機にオープンしたばかりの博物館で、1歩足を踏み入れると、タイタニック出港の時代にタイムスリップしたかのような世界観が広がっています。名作映画『タイタニック』のファンならば、まさに鳥肌もの!そんなSeaCity博物館の全貌をご紹介◎

この記事の目次表示

映画タイタニックファンなら訪れるべきイギリス南部の港町「Southampton」

  • 写真:KisaSouthampton

イギリス南部の港町である「サウサンプトン」。ロンドンから電車で2時間ほどかかるため、訪れる日本人観光客は少なく、この街の名前を耳にしたことのある人も少ないのではないでしょうか。

でも実は、ここサウサンプトンの港は名作映画『タイタニック』で知られる豪華客船タイタニック号の母港でもあります。そのため、映画タイタニックファンであれば、時間をかけてでも訪れる価値のある街なのです! 

サウサンプトン
イギリス / 町・ストリート
住所:Southampton, United Kingdom地図で見る

2012年にオープンした豪華客船タイタニック号の「SeaCity博物館」

  • 写真:KisaSeaCity Museum

1912年に沈没して以来、100年あまりの時を経た「豪華客船タイタニック号」。沈没100周年の2012年には、世界各国で映画『タイタニック』の3D版が上映されるなど、改めてその名を耳にする機会も多かったのではないでしょうか。

タイタニック号が母港サウサンプトン港を出港した、ちょうど100年後の2012年4月10日、最先端の博物館として「SeaCity博物館」がオープンしました。

カフェやギャラリーなどは1階・博物館は2階

  • 写真:KisaSeaCity Museum

近年オープンしたばかりとあって、近代的な建物が印象的な「SeaCity博物館」。通路を含め、展示場はどこもゆったりとスペースが確保されており、ベビーカーを押しながらでも楽々移動ができるため、お子様連れの方でもじっくりと楽しむことができるのも魅力です。

  • 写真:KisaSeaCity Museum
  • 写真:KisaSeaCity Museum

2階へ上がると、タイタニックの世界への入口が待っています。もうこの時点で、映画『タイタニック』ファンの方であればわくわくしちゃうはずです!

いざ、タイタニック号出港前の時代にタイムスリップ

  • 写真:KisaSeaCity Museum

2階にある展示場へ1歩足を踏み入れると、そこは1912年。豪華客船タイタニック号が出港する前のサウサンプトンへ、一気にタイムスリップです。

等身大ほどの大きなパネルが続き、スピーカーからは、当時のタイタニック号出港に向けた人々の意気揚々とした歓声が流れてきます。まさに、熱気あふれる当時のサウサンプトンの街を歩いているかのような気分になります。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

でも、ここは博物館。写真が残っている人はそれほど多くはないものの、タイタニック号で暮らし、働き、ともに亡くなった人たちの名前が1人1人展示されており、悲しみが込み上げてきます。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

こちらはタイタニック号のキャプテンと、タイタニック号が氷山の一角に追突したときにデッキで見張りをしていたクォーターマスターです。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

世界最大の客船であった「タイタニック号」の大きさを、2階建てバスなどと比較してみることができるパネル。改めて、タイタニック号の壮大さが実感できます。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

客室やボイラー室など、船体内の構図を詳しく知ることのできるパネルや、

  • 写真:KisaSeaCity Museum

2等室のキャビンが復元されたものもあります。

貴重なタイタニック号の遺留品に出会える展示場

  • 写真:KisaSeaCity Museum

こちらは、タイタニック号で使用されていたナプキンの展示。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

4月10日にサウサンプトンを出港し、初めての朝食となった4月11日に、実際に配られた1等室の朝食メニューも展示されています。このメニュー表はポストカードにもなっており、乗客や乗務員たちは家族や友人充てに手紙を書いたそう。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

乗務員たちが実際に使用していたロッカーの鍵や、

  • 写真:KisaSeaCity Museum

生存者が身に付けていたとみられるライフジャケットなども展示されています。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

タイタニック号沈没によって死亡したことを証明する死亡届もありました。

タイタニック号操縦体験や、ボイラー室での過酷な労働体験も

  • 写真:KisaSeaCity Museum

こちらでは、タイタニック号を実際に操縦体験することもできます。子ども用に踏み台も用意されており、子どもから大人まで実際に体験しながら学ぶことができるのです。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

映画『タイタニック』でも描かれていた、ボイラー室での過酷な労働。ここでは、それがいかに過酷な労働だったのかを、実際に身体を動かしながら体験することができます。

設置されているスコップを押したり引いたりするのですが、かなり一生懸命スピードを上げてやってみても「too slow(遅すぎる)」と表示が出てきてしまいます。華やかな客船の下で、いかに過酷な労働が行われていたのかを身をもって知ることができるはずです。

最後の展示場で暴かれる「タイタニック号が沈没した原因」

  • 写真:KisaSeaCity Museum

最後の展示場へ足を踏み入れると、そこは裁判所。広々とした部屋はまさに裁判所のつくりになっており、大きなスクリーン上では、実際に行われた裁判の再現映像が流れています。

  • 写真:KisaSeaCity Museum

沈まない客船と呼ばれたタイタニック号は、なぜ沈んだのか?誰に責任があったのか?なぜあれほどまでに多くの人々が命を落としたのか?こうした様々な疑問が、ロンドンで開かれた裁判によって明らかにされていく様子を垣間見ることができます。そして、これらの裁判が、現在の法律にも大きな影響を及ぼしていることがわかるはずです。

タイタニック号のお土産ものが購入できるショップ

  • 写真:KisaSeaCity Museum

展示場をあとにしたら、1階にあるショップを訪れてみてください。当時のモノクロ写真がポストカードとして販売されているほか、オリジナルのマグカップやビールなども販売されています。

おわりに

いかがでしたか?タイタニック号沈没によって亡くなった人々への追悼の意が込められた展示コーナーや、貴重な遺留品の数々、そして仮想体験を通してよりタイタニック号を知ることのできる体験コーナーまで。とにかく、この博物館に1歩足を踏み入れてからここを出るまで、『タイタニック』の世界へとタイムスリップすることのできる博物館なのです。

映画『タイタニック』ファンであれば、少し足を延ばしてでも、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

SeaCity博物館
イギリス / 博物館・美術館 / 博物館
住所:Havelock Road, Southampton SO14 7FY, England地図で見る
Web:http://seacitymuseum.co.uk/

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※この記事は2017年7月25日に公開した情報です。
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この記事を書いたトラベルライター

イギリス在住。ママになっても一生トラベラー
イギリスにて子育て中のフリーライター。
沖縄1人旅からはじまり、現在約50ヵ国を旅するトラベラー。
1本バスを乗り違えただけでストーリが変わる1人旅の魅力にはまり、もっぱら1人旅が大好きだったときに、現在では主人であるイギリス人の彼と出会い2人旅に目覚める。
遠距離歴6年、現地集合・現地解散で2人で世界を旅する。
そして3人家族となった今も、さらに旅欲は増すばかり。
娘に見せたい景色、肌で感じてもらいたい文化、人の温かさはまさに無限。
母・娘2人旅もモロッコはマラケシュにてデビューを果たし、2歳の娘も現在10ヵ国を訪れた立派な旅人。
いつでも・どこでも自分で楽しみ方を見つけて全身で遊ぶ娘に学ぶ日々。

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