海外の旅行者へ日本を紹介する有名ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の表紙にも採用された「新倉富士浅間神社」には、日本の象徴ともいえるほどの絶景が広がります。新倉山の中腹にあるため、表紙を飾った場所まで行くのに少し体力を使いますが、行く価値はあると思いますよ!今回は、その素晴らしさや、行き方を紹介いたします♫
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新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)とは
「新倉富士浅間神社」は、山梨県富士吉田市の北側に位置し、新倉山中腹の「新倉山浅間公園」内にある神社です。
甲斐国八代郡荒倉郷の氏神として705年にお祀りしたのが始まりです。807年の富士山大噴火の際に、鎮火祭が執り行われたと伝わっており、その際、時の天皇である平城天皇より三国第一山の称号、並びに天皇の御親筆であり現在大鳥居にある勅額(ちょくがく)などが奉納されたとされています。
境内にある鮮やかな朱色が美しい大鳥居と五重塔は、「新倉富士浅間神社」のシンボル的存在です。春になると大鳥居から五重塔にかけて約300本の桜が咲き誇り、日本一の富士の眺めをより一層美しく、幻想的に魅せてくれるということで、名が知れ渡るようになりました。
現在では、地域住民だけではなく、国内外から災除け・家庭円満・安産・子育ての神として広く信仰を集めています。その他、境内には「子育て神木」と言われる大樹や、美しい参道の石段など見どころたくさんあり、富士吉田の観光には外せないスポットです。
キレイな景色を写真に収めよう
「新倉富士浅間神社に着いたはいいが、どこがベストな撮影ポイントなのか分からない!」
そんな方へ、以下に撮影にオススメの景色や建造物をご紹介いたします!
富士山と富士吉田の街並み
新倉富士浅間神社のシンボル「忠霊塔」のある展望デッキに向かうには398段の階段を登る必要があり、その途中からこの絶景をご覧いただけます◎
後ろを振り返りながらのぼって、ベストポジションを見つけましょう。陽が高くになるにつれ、雲や霧で富士山の姿が見えなくなってしまうので、雄姿を撮るなら晴天の早朝6時~9時頃がベストです♩
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の表紙になった景色
忠霊塔の裏側の高台から撮るのがベストです。柵は設けてありますが、注意しながら陣取りましょう。ちなみに人気の構図は右側に忠霊塔、左側に富士山です。
忠霊塔を下から撮るアングル
赤色が美しい五重塔の「忠霊塔」。ガイドブックなどの影響もあり、「CHUREITO」の名は訪日外国人観光客からも大きな注目を集めています。忠霊塔を下からみたアングルもよく撮影されています!
素晴らしい夜景
夜景を見るなら、早朝の太陽が昇る前がベストです。空が明るくなってくると富士山が闇夜に浮かび上がります。早朝の眠気も、間違いなしにどこかへ飛んでいってしまうでしょうね。
新倉富士浅間神社への行き方
新倉富士浅間神社への行き方は、以下の2通りになります。
公共交通機関
- 富士急行線下吉田駅から徒歩で10分
車
- 中央自動車道富士吉田西桂スマートICから10分
- 東富士五湖道路山中湖ICから15分
駐車場
新倉山浅間公園専用駐車場にお停め頂けます。
- 普通車:100台
- 駐車無料
- 24時間開放
- ※積雪、路面凍結等により危険があるため、冬季閉鎖する場合もあります。(通行止め区間は神社境内上から忠霊塔まで。)
- ※車を止めて、表紙を飾った場所(忠霊塔のある場所)まで行くためには、398段の階段が待っています!
ちなみに、駐車場からの景色もキレイです♩
- 新倉山浅間公園
- 山梨 / 公園 / インスタ映え / 紅葉 / 桜の名所
- 住所:山梨県富士吉田市新倉3353−1地図で見る
- Web:https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_491...
まとめ
いかがでしたでしょうか?春の桜、秋の紅葉、冬の景色‥どの季節に行っても日本の象徴と言える景色に出会える「新倉富士浅間神社」。ぜひ一度足を運んでみてください◎
- 新倉富士浅間神社
- 山梨 / 神社
- 住所:〒403-0011 山梨県富士吉田市新倉3353地図で見る
- 電話:0555-23-2001
- Web:https://www.arakurafujisengen.com/