アメリカ
アメリカ観光
大都会も大自然も楽しめるエキサイティングな国

【アメリカ】野生の動物を観るのも醍醐味!「イエローストーン国立公園」

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2017年9月7日更新

4,933view

お気に入り

写真:まき子

“世界で一番最初にできた国立公園”としても有名で、日本でもよく耳にする「イエローストーン国立公園」は間欠泉やプールといった大自然も素晴らしいですが、そこで生きる野生動物にもぜひ目を向けてみてください。すぐそばで悠々と歩くバイソンから、遠目でしかみられない貴重なオオカミなど、動物探しも楽しいものです。その際の注意点などもご紹介します!

この記事の目次表示

アメリカのおすすめツアー
★期間限定フラッシュセール★《女子旅におすすめ》【NewYork2泊×LosAngeles2泊6日間】グラマシーパーク徒歩圏内の4つ星ブティックホテル「フリーハンド・ニューヨーク」&お洒落な内装が可愛くて好評「フリーハンド・ロサンゼルス」
133,000円~276,000円
★期間限定フラッシュセール★━♪スーペリアホテル♪━★駅チカ(51st.)×シンプルで機能的なヒルトン系列のホテル★《DoubletreeHotelMetropolitan(ダブルツリー・メトロポリタン)》に泊まる7日間│航空会社未定
128,500円~305,500円
[直行便で行くN.Y.]《価格&立地重視プラン》━★2018年OPEN♪グラマシーパーク徒歩圏内のブティックホテル★《フリーハンド・ニューヨークに泊まる5日間 》
143,000円~360,000円

自然や野生動物を守るための「イエローストーン国立公園」

  • 写真:まき子

アメリカでは、ユネスコ世界遺産に登録されるより国立公園に指定されることの方が価値がある、とよく言われます。それくらい重要視されている国立公園としての役割は、「Keep Wildlife Wild!」 自然のものは自然のままに後世に残すこと。

イエローストーン国立公園は、その中でも一番最初に指定された国立公園です。

  • 写真:まき子
  • 写真:まき子

広大な敷地の中には、自然をあるがままに保ちつつも、人が楽しめるよう、大迫力の間欠泉やカラフルで美しいプールなどがみられるトレイルがたくさんあり、ついつい華やかな自然に目を向けがち。

でも、ちょっと立ち止まって、森の中、崖の上、草原の中、雪の上をじっくり観察してみてください。イエローストーンに生きる野生の動物たちに、きっとたくさん出会えます。

国立公園のシンボルマークにもなっている「アメリカバイソン」

イエローストーンでまず目にするのは、おそらく アメリカバイソン だと思います。バイソンは一時乱獲されて絶滅危惧種になったのですが、今ではかなり回復しているそうです。

  • 写真:まき子

インフォメーションセンターの駐車場すぐ隣で、バイソンの親子が悠々と草原の草を食べているくらいに間近に見られるのですが、これくらいで驚いてはいけません。

  • 写真:まき子

彼らはパーク内の主要道路も歩いて移動しています。パークレンジャーの話によると、人間が動物に危害を与えないようにして来たおかげで、バイソンも人や車を見ても逃げないんだそう。

  • 写真:まき子

こんな2〜3頭だけなら良いのですが・・・

  • 写真:まき子

「ん?何やら渋滞しているぞ…?」
と車の先を見ると、バイソンの群れが道路を悠々と歩いています。こんな現場に遭遇したら、もう諦めましょう。

  • 写真:まき子

なぜなら、パーク内では 動物を車などで威嚇することはタブー!! だからです。ここでの主役は動物たち。もし威嚇などするとパークレンジャーが飛んで来て、とんでもない罰金を払うことになるかもしれません。

  • 写真:まき子

もし、バイソンなどの動物による渋滞にハマったら、彼らと一緒にゆっくりドライブを楽しんでください♪

「20世紀最大の実験」?!自然のサイクルを取り戻したオオカミ

  • 写真:まき子

筆者が訪れた5月頭はイエローストーン北東部はまだ雪深かったのですが、ドライブ中によーく目を凝らして見ると、一頭のオオカミが!!

  • 写真:まき子

これが“あの”オオカミだ! と、感動してしまいます。

1930年代に絶滅したオオカミ

オオカミというと、『赤ずきん』といった童話にもあるように、何かと悪役で 動物を食い殺し人間も襲う という悪いイメージが付いています。

実際そうかもしれません…が、「悪い奴ら」と言って人間が多くのオオカミを殺してしまったせいで、1930年代にはイエローストーンからオオカミが一度消えてしまいました。

その結果、どうなったかというと…

イエローストーンの生態系が大きく狂ってしまった!!

  • 写真:まき子

現在でも、イエローストーンの中はもちろん、その郊外でも頻繁に見られるのはシカです。彼らは住宅街にまでやってくるほど増殖してしまいます。

なぜなら、オオカミがいなかったから。

  • 写真:まき子

オオカミという天敵がいなくなったことで、シカの数は異常に増え、木や草は食べ尽くされてしまいます。

  • 木や草がなくなれば、小鳥も減る。
  • またオオカミが食べるコヨーテも増殖し、コヨーテが食べる小動物が激減。
  • すると、小鳥や小動物を捕食していたワシやタカといった肉食の鳥類も減る。

このように、生態系が崩壊しつつあったのです。

なんとかしなければ!カナダで捕獲した野生のオオカミ31頭を投入!

そんな生態系の崩壊に気づいた国立公園がとった行動は、 オオカミを呼び戻そう! というもの。1995年にカナダで31頭のオオカミを捕獲し、イエローストーンに放ちました。

その結果は、目まぐるしい変化を遂げたそうです!

まず、増えすぎたシカの変化。オオカミに食べられ個体数が減るのはもちろんですが、オオカミに狙われやすい場所には行かなくなり、彼らの行動範囲はグッと狭まりました。すると、シカが来ない場所から木や草が復活。

シカが食べ尽くして岩肌や土がむき出しだった谷間は、あっという間にアスペンや柳、ハコヤナギが生い茂る森となり、すぐに多くの鳥たちが生息し始めたそうです。コヨーテもオオカミの餌。増えすぎたコヨーテが減ることで、小動物が復活し、それを捕食するワシ、イタチ、キツネなども増えました。

この“オオカミ投入”は「20世紀最大の実験」とも言われたそうですが、31頭だけだったオオカミは今では1,000頭ほどになり、その結果、見事にイエローストーンの生態系を取り戻しつつあります。そんな オオカミ 、イエローストーンに行くなら、ぜひ探してみてくださいね。

次のページを読む

アメリカの旅行予約はこちら

アメリカのパッケージツアーを探す

アメリカのホテルを探す

アメリカの航空券を探す

アメリカの現地アクティビティを探す

アメリカのWi-Fiレンタルを探す

アメリカのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2017年9月6日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【アメリカ】LAに行ったらここ‼︎定番スポット13選‼︎

一度は行ってみたいアメリカ・ロサンゼルス(Los Angeles)、通称「LA」!地名は有名だけれども、実をいうとどんな観光スポットがあるかは良くわからない・・...


【海外】女子ひとり旅におすすめ旅行先6か国と過ごし方!迷ったらココ!

女子一人でも安心・満喫できるおすすめの国(都市)をご紹介!気になる治安面を考慮し、街の可愛さはもちろんのこと、周りやすさや物価の安さ、食事のおいしさなどを総合し...

4泊6日で行くNEWYORK女子一人旅!おすすめモデルコース

一人旅に行きたい!と思ってもなかなか勇気がいるものです。しかしせっかく行くなら、一度は憧れのニューヨーク!ということで今回は女子一人旅にもおすすめのNYを紹介し...

【ロサンゼルス空港】シーン別‼長時間トランジットのオススメの過ごし方

ロサンゼルス空港(通称:LAX)は、ターミナルが9つもあるメガ空港。そんなLAXは、国内線・国際線共に、乗り継ぎで利用する方が多いスポットです。方面によっては長...

【アメリカ】誰でも訪問可能!アップル本社のApple Park Visitor Center

使いやすさとデザイン性を重視した製品に定評のあるアップル社。カリフォルニア州にある本社キャンパス(通称Apple Park)のビジターセンターも近未来的でありな...

この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

シカゴに行ったらコレを食べよう!歴史と共にある4つの個性派グルメ

アメリカ本場でステーキといったらニューヨーク?いえいえ実は、アメリカ人の間では「肉といったらシカゴ!」と言われているそうです。その他にもシカゴには、シカゴピザや...


車で行こう!子連れで楽しもう!【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン】

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下 USJ)に子連れで車で楽しく行きませんか?!子供用のたくさんの荷物も車ならラクラク♪ 駐車場情報や入場時の混雑具合、また...

グランドサークルを効率よく巡る!一生に一度は見たい6ヶ所の大自然

日本にはない地球規模の大自然を一度にたくさん楽しめるのが、アメリカ合衆国のユタ州、アリゾナ州、コロラド州、ニューメキシコ州の4州にまたがる【グランドサークル】と...

ワシントンDCは政治の街だけじゃない!【ナショナルモール】の魅力

ワシントンDCの街の光景は、日本でもニュースや映画などでよく目にするので、馴染みがあるかもしれません。しかし、1つ1つ実際に見ると、その威厳ある佇まいや規模の大...

日本ではできない体験!アメリカでガン・シューティング【GILBERT INDOOR RANGE】

日本では一般人が実弾の入った銃を撃てる機会はほとんどありませんが、アメリカでは初めての人でも実弾でガン・シューティングができる射撃場がたくさん!屋内の射撃施設「...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.2 bluemoonさん

【トラベルライターインタビューVol.2】NY記事50本超え!人気記事を多数生み出しているbluemoonさんの執筆のコツとは?