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熊ノ平駅
「熊ノ平(くまのたいら)駅」は、かつて群馬県碓氷郡松井田町(現・安中市)にあった、日本国有鉄道(国鉄)信越本線の駅です。1950年に起きた大規模崩落事故の慰霊碑が建っています。
ここで、アプトの道ハイキングコースは折り返しです。
碓氷湖
「碓氷湖」は、中尾川と碓氷川の合流点を堰き止めて造った人工湖で、四方を国有林に覆われています。釣りをしている人が何人もいました。
峠の湯
「峠の湯」は、無色透明で肌への刺激が少ない、弱アルカリ性の天然温泉が楽しめる温泉施設です。アプトの道ハイキングの後に立ち寄ると、心も体も更にスッキリとしますね! 建物は新しく開放的で、ご飯を食べつつ畳の上でくつろいだり、お土産を買うこともできます。入館料は、3時間以内だと中学生以上で600円です。
峠の湯から横川駅へは徒歩で30分ほどなので、入浴後に歩きたくないという人は、とうげのゆ駅からトロッコ列車の乗るのもいいですね!とうげのゆ駅は、碓氷峠鉄道文化むらから発着しているトロッコ列車が停まる駅の一つです。
- 峠の湯
- 安中市 / 日帰り温泉
- 住所:群馬県安中市松井田町坂本1222 峠の湯地図で見る
- 電話:027(380)4000(代)
- Web:https://www.usuitouge.com/tougenoyu/spa/index.html
複数のトンネル
アプトの道には複数のレンガを使ったトンネルがあり、廃線散歩の趣が増します。それぞれのトンネルの雰囲気が違うのもまた楽しみの一つです。夏場にハイキングをしていると暑く感じるものですが、トンネル内はひんやりとしていて気持ちがいいです!
- アプトの道 ハイキングコース
- 安中市 / ハイキング
- 住所:群馬県安中市松井田町横川443(起点・横川駅〜旧熊ノ平駅間)地図で見る
- Web:https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/megane_hi...
横川グルメ「峠の釜めし」もお忘れなく
「峠の釜めし」は60年以上続く駅弁
横川名物といえばおぎのやの「峠の釜めし」! 1958年に誕生した益子焼の土釜に入った駅弁です。横川駅には売店や以下でご紹介する本店もありますので、ハイキングの前でも後でも途中でも、横川に行ったらぜひ峠の釜めしも味わっていってくださいね。土釜は記念に持ち帰ることもできます。
おぎのや資料館にも
横川駅前には「おぎのや資料館」があり、峠の釜めし屋の歴史を見ることができます。目の前には創業明治18年の「おぎのや 本店」もあり、お店でかまめしをいただくこともできます。
- おぎのや 本店
- 安中市 / 和食 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:群馬県安中市松井田町横川399地図で見る
- Web:https://www.oginoya.co.jp/
横川へは都心から約2時間、長野や新潟からもアクセス良好
東京駅から群馬の横川駅へは、新幹線を使うと2時間弱、普通列車でも3時間ほどなので、十分、日帰り旅行が可能な距離です。また長野からは1時間半、新潟からは2時間と、こちらも新幹線を使えば気軽にアクセスできます。
新幹線の場合は高崎駅で下車をし、その後、普通列車か後述の「ELぐんま よこかわ」に乗車して、横川駅を目指しましょう。
週末なら機関車の利用がオススメ!旅気分高まる「SL(EL)ぐんま よこかわ」
週末に横川を訪れる場合におすすめしたいのが「SL(EL)ぐんま よこかわ」の利用。機関車に乗ることで、一気に旅の雰囲気が出ますね!
高崎駅や安中駅方面から横川駅に向かう場合は「快速 ELぐんま よこかわ」(下り)、横川駅や磯部駅方面から高崎駅に向かう場合は「快速 SLぐんま よこかわ」(上り)となります。乗車には、普通乗車券の他に座席指定券(高崎-横川間は500円)が必要ですが、お手ごろな値段で嬉しいです。
運行する日程が限られていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
- SL(EL) ぐんま よこかわ
- 安中市 / 乗り物 / 穴場観光スポット
- 住所:群馬県安中市松井田町横川(運行区間・横川駅〜高崎駅)地図で見る
- Web:https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.ht...
終わりに
忙しい現代人、特に都市部で生活している人には、日帰りででも自然に触れに行くことをオススメします。日帰り旅行の選択肢はいくつもあると思いますが、その中でも横川はハイキングや機関車にトロッコ、温泉やグルメと、老若男女楽しめる魅力がいっぱい詰まっています! 横川で心身ともにリフレッシュして、今後も元気に過ごしましょう。