海外を旅するときには、持っていくものをミニマムにかつ役立つものに厳選したいですよね。スーツケースに入っていたけど結局使わなかったもの、ありませんか?今回は、世界35ヶ国を旅した筆者が厳選する、海外旅行のためのミニマム必携グッズを10選でお届けします。
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さあ、海外旅行の荷物準備をしよう!
海外旅行の計画を立てたけれど、スーツケースやバックパックに何を詰めよう?これがなかったら困らないだろうか?便利そうだから色々と持って行こう!と意気込んだものの、実際旅先で使ったのはその一部、そんな経験ありませんか?
暮らすように現地の人たちの日常生活を味わい、日々の生活のアクセントとして世界35カ国を旅した筆者は、「最低」何が必要か考えながら準備をし旅に出かけました。その経験から、筆者がオススメする最低限必要な必携グッズ、逆にこれがあれば、もう大丈夫!というものを10個まとめました。
ポイントは大きすぎずコンパクトにまとめられ、かつ旅の途中で捨てていく消耗品ではなく繰り返し使えるものです。これらは、機内で使うこともありますので、全て機内用手荷物として持って入ることをオススメします。
1.折りたたみエコバッグ
ヨーロッパやアメリカなどを中心に環境意識の高い国では、スーパーの袋を有料にするところが多くあります。数円から数十円程度ですがそれで塵も積もれば山となりますし、微力であっても環境に配慮した旅ができるのもいいですよね。
旅先のスーパーや食料品店ではオリジナルのエコバッグを販売しているので、街のお店でお気に入りの折りたたみバッグを現地調達するのもオススメです。
2.チャック付き保存袋
海外旅行の際には、1人あたりが機内に持ち込める液体と容量が決まっています。1本あたりの大きさが100mlで かつ全てが20cm×20cmの透明な袋に収まる範囲です。手荷物検査の時に化粧品など液体物をまとめた袋がすぐに出せないとまごついてしまいます。
チャック式の袋はこのほかにも旅先でちょっとしたスナックを入れて持ち歩いたり、ネックレスやイヤリング/ピアスなどを入れる袋としても場所をとらず、出し入れも簡単で活躍します。
3.折りたたみS字フック
筆者は無印良品の「トラベルS字フック」(税込390円)を2つ、旅行に持参します。使用しないときには輪っかにして鞄などにつけておきます。海外では日本のようにトイレ内に荷物掛け用のフックがない場合があるので、そんなときにS字にして買い物袋や鞄などをぶら下げます。
また、2つ用意するのはS字にしてどこかに吊るし、あらかじめ用意していた紐を通すことでホテルの部屋やドミトリー形式のホステルのベッドスペース内で洗濯物を干したりタオルや布を吊るして簡易的な目隠しとすることもできるからです。
4.サンダルまたはホテルスリッパ
日本のビジネスホテル以上の宿舎では必ずと言ってもいいほど部屋に備え付けられているスリッパ。これが海外のホテルではある程度のランクのホテルであっても部屋にない場合もあります。ホテルでの洗面所と寝室の移動などやはり部屋では足回りもリラックスさせたいもの。また、筆者の場合は機内に搭乗した瞬間から靴を脱ぎ、持参したスリッパに履き替えます。機内でむくみがちな足も楽になります。
なお、サンダルは少々かさばりますがホステルなどの安宿でバスルームを共有で使う場合で水場と部屋を行き来する場合などに有効です。一方で薄っぺらいホテルスリッパの持参であれば、水には弱いという欠点はありますがポータブル性もあり最後には捨てて帰ることができるのが利点です。旅行中の現地での行動パターンによってどちらを持っていくべきか決めるのがいいと思います。
5.折りたたみトラベルピロー
飛行機内の狭いパーソナルスペース内で行儀よく寝なければならないときや、バスや電車での長距離移動に便利なのがトラベルピローです。
折りたたみ式で使用時に空気を入れて膨らませるタイプのトラベルピローは、かさばらないため持ち運びしやすい上に膨らませ方によって枕の固さも調節できるのでオススメです。時差のある移動では休むときにはしっかりと休み、行動できるときは体調よく動き回りたいもの。睡眠の味方は、旅の味方でもあります。