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今こそ見直そう!海外旅行の準備リスト【ウィズコロナ必須版】

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神奈川在住

2022年2月10日更新

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旅に何を持っていけばいいの?と悩む方も多いはず。今回は、ウィズコロナでの海外旅行でやらなければならないことや、隔離期間のために持って行ったほうがよいものをご紹介します。

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ウィズコロナでのやること、持っていくものは?

旅行や出張など、数をこなしていくと事前準備や、自分に必要なもの・不要なものが見えてきます。旅先で「あれ持ってくれば良かった!」や「これ邪魔だったなー」と後悔を重ねて、自分に最適なリストができあがります。しかし、2019年から続くパンデミックにより、海外旅行の準備にも変化がありました。今回は、コロナ禍だからこそ用意しておくことを解説します。

コロナ禍だからすること

海外に渡航する場合、各国で入国規制及び入国時の審査、入国後の隔離措置など、事前に調査しておく必要があります。まずは、自分の行き先の情報を確認しましょう。

各国の入国制限に関して調べる

各国の入国制限に関して、事前に外務省のHPで調べておきましょう。

特に、注意して頂きたいのは、トランジットで立ち寄る国でも、制限が適用されることです。自分の飛行ルートも調べて、何が制限されるのかチェックしておきましょう。

ワクチン接種状況または陰性証明書を用意しておく

一部の国では、入国条件や、施設利用の条件として、ワクチン接種状況や陰性証明書の提示が求められています。ワクチン接種済みの方は、マイナンバーカードがあればスマホアプリで読み込むことで、摂取状況が国内用、海外用と取得できます。

ワクチン未接種の場合は、陰性証明書が求められる場合があるので、事前に検査しておく必要があります。海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)にて、オンラインでPCR検査等が可能な医療機関を検索・予約することができます。検査証明は渡航先で指定された様式に従ったPDFで取得できます。

▼海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)サイト
https://www.tecot.go.jp/

コロナに対応した旅行保険に加入する

保険会社各社にて、コロナに対応した保険が用意されています。特定感染症の補償特約などを付けることで、旅先で感染してしまった場合でも、入院費などが支払われます。保険によっては、医師の指示のもと、病院ではなくホテル等での療養も「入院」とみなし、保険金が支払われます。

コロナ禍だから持っていくもの

コロナ以前は、旅にもっていく持ち物はできるだけ少ないほうがいい、必要なものがあったら現地で買うという考え方が一般的でした。しかし国によっては一定期間の隔離が求められます。さらに日本帰国時には検疫や、渡航地域によって指定された隔離が必要になります。

つまり旅の前後で隔離があるかもしれないということ。そのため、室内にこもることに耐えられるよう、準備しておく必要があります。また、旅先で体調がおかしいなと思ったときに、自分でチェックできるようにしておく必要があります。

旅先でチェックできるようにするための持ち物

体温計

あれ?具合が悪いな?と思っても、勘違いなのか本当に具合が悪いのか、客観的に判断する手段が必要です。コロナの症状の代表的な症状である「発熱」ですが、家だと常備していても、旅先では意識しないと旅行バックに入れないのではないでしょうか。

また、慣れぬ土地で、具合が悪い中、体温計を売っているところを探すというのも大変ですし、日本では摂氏表示ですが、国によっては慣れない華氏表示です。

さらに、体温計によっては、口で計ったり、わきで計ったり、おしりで計ったり、種類はいろいろ。具合が悪いときに、注意しながら商品を選択するのは大変ですよね。ですので使い慣れたものを持参しましょう。

パルスオキシメーター

コロナ禍で一般的に知名度を得た「パルスオキシメーター」。このパンデミックで初めて存在を知った方も多いのでは?パルスオキシメーターは、動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を、指先などに光をあてることによって測定する装置です。

実はコロナ禍以前にも、レジャーシーンでパルスオキシメーターは使用されていました。高い山に登るツアーなど、酸素の薄いところでは高山病になりそうかどうかをチェックするためのツールとして、パルスオキシメーターは役に立つんです。

例えコロナ禍が収束しても、いつか高い山に登る時にも使えますので、お持ちでない方は購入されてみてもいいかもしれませんね。

検査キット

検査キットといっても、PCR検査、抗原検査、抗体検査と種類がありますが、旅先でサッと自主判断するには、抗原検査キットがいいでしょう。

  • PCR検査:ウイルスの遺伝子を検出する検査。特別な検査機器が必要で、結果がでるまで時間がかかる
  • 抗原検査:ウイルス自体を検出する検査。短時間で結果がでる。検査キットがあれば簡単に検査ができる。(ただし感度は比較的低い)
  • 抗体検査:抗体を持っているか調べる検査。過去に感染していたか調べられる。

ちなみに、旅行会社のツアーなどで、抗原検査キット付きのツアーもあったりしますよ。

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