オーストラリア
オーストラリア観光
日本の約22倍の広大な土地に広がる大自然

【オーストラリア】サンシャインコースト!主要エリアと地元民オススメのアクティビティー5選

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2018年8月16日更新

7,804view

お気に入り

写真:Booboo56

ブリスベンから車で1〜2時間で行けるサンシャインコースト地域。日本人にはあまり馴染みがありませんが、ケアンズやゴールドコーストのような「いかにも観光地」というところは少なく、ノンビリ暮らすような旅をするのにピッタリの場所です。この記事では60km近い海岸線を持つサンシャインコーストの5つの主要エリアと、そこで地元民に人気のアクテビティーをご紹介します。

この記事の目次表示

1.カラウンドラでウォーキング

ブリスベン市内や空港から車で1時間ぐらいで来られるCaloundra(カラウンドラ)は、サンシャインコーストの玄関口です。5つの美しいビーチとブライビー島のほか、内陸にはグラスハウスマウンテンズ国立公園、オーストラリア動物園などがあります。

地元民がお勧めするのは、カラウンドラ海岸沿いに整備されているウォーキングトラック。灯台、小川、湖、崖から眺める大海原、サーファーに人気のビーチなどなど、変化に富んだ景色を眺めながら全長9キロの散歩が楽しめます。

どこから始めても、どこでやめてもOKです。好きなだけ歩いてください。

  • 写真:Booboo56波の穏やかなキングスビーチ
  • 写真:Booboo56海岸に沿ってボードウォーク(木製の散歩道)が続きます。
キングスビーチ
オーストラリア / ビーチ
住所:Kings Beach Caloundra地図で見る
カラウンドラ
オーストラリア / 町・ストリート
住所:Caloundra Australia地図で見る

2.マルチリバーで釣り、SUP、カヌー、ジェットスキー体験

カラウンドラの次に続く大きな街は、Maroochydore(マルチドール)。マルチドールは観光地というより、商業、ビジネスの中心で、大きなショッピングセンターがあります。またサンシャインコースト空港からも、車で10分程度で来られます。

ここの地元民のお勧めは、海ではなく、マルチリバーという川。コットンツリーという場所あたりからは海に注いでいます。

  • 写真:Booboo56マルチリバーの朝焼け
  • 写真:Booboo56マルチリバーはここコットンツリーで海につながります。

マルチリバーではボートや、カヌー、ジェットスキーなどのレンタルがあり、アクティブな1日を過ごすことができるんですよ。

今、特に流行っているのがSUP(スタンドアップパドルボード)です。波がない川の方が、初心者には安心ですよね。観光客もそれほど多くなく、平日はビーチも川も独り占めできる!これがマルチドールのいいところです。

  • 写真:Booboo56マルチリバーでSUP体験
コットンツリー
オーストラリア / 自然・景勝地
住所:cotton Tree地図で見る
マルチドール
オーストラリア / 町・ストリート
住所:Maroochydore QLD Australia地図で見る

3.マウントクーラムで山登り

マルチドールの次に控えるのが、Coolum(クーラム)。クーラムビーチは観光客というより、ローカルサーファーたちが多く集まるビーチで、国際クラスのゴルフコースがあることでも知られています。

  • 写真:Booboo56マウントクーラムのふもと、クーラムビーチ

もう一つ、クーラムで外せないのが、マウントクーラムです。このドーム型の山、火山活動で隆起した岩のかたまりなんだそうです。

標高は200メートルちょっとで、登山道も整備されているので、子供でも1時間もあれば登れます。しかしながら、急斜面が多く、運動不足の人には結構ハードかも。頂上からは360度の絶景が楽しめますよ。

  • 写真:Booboo56朝焼けに浮かぶマウントクーラムのシルエット
  • 写真:Booboo56頂上からの景色
クーラムビーチ
オーストラリア / ビーチ
住所:Coolum Beach地図で見る
マウントクーラム
オーストラリア / 町・ストリート
住所:Mt Coolum Australia地図で見る

4.ヌーサでランチ、その後ビーチへ

サンシャインコーストの奥座敷?! ヌーサは美しいビーチ、おしゃれなレストラン、高級ブティック、セレブがお忍びで訪れる隠れ家ホテルなどもあり、この地域で一番洗練された雰囲気がある街です。

地元民みたいに気に入ったレストランでランチを楽しんだ後は、ビーチでひと泳ぎ!まったりとした午後を過ごしましょう。

  • 写真:Booboo56ヌーサビーチ。オンザビーチのレストランで、おしゃれなランチはいかがですか?

ヌーサはビーチだけではなく、広大な国立公園を有しているため、ウォーキングやマウンテンバイクも楽しめます。

また、ヌーサリバーが流れ込む河口があり、マルチドールのようにカヌーやSUPも楽しめます。ただ、観光客に人気の街だけあって、いつも混んでいるので、週末は「まったり」という感じにはならないかもしれません。

  • 写真:Booboo56ヌーサ国立公園のウォーキングトラック、手前はヘルズゲート(地獄門)と呼ばれる崖
ヌーサ
オーストラリア / 町・ストリート
住所:Noosa Shire, Queensland, Australia地図で見る

次のページを読む

オーストラリアの旅行予約はこちら


オーストラリアのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

オーストラリアのホテルを探す

オーストラリアの航空券を探す

オーストラリアの現地アクティビティを探す

オーストラリアのWi-Fiレンタルを探す

オーストラリアのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


海外の人気滝TOP12!旅行者が行っている世界の滝ランキング

カナダ・アメリカにまたがるナイアガラの滝や、オーストラリアのバロン滝をはじめとする海外の滝を、トリップノートの8万8千人のトラベラー会員(2023年5月現在)が...


【オーストラリア】ジブリだらけ!モデルスポットをめぐる最強の聖地巡礼リスト

オーストラリアはジブリファンにとって生唾モノのモデルスポットがいくつも点在しています!ジブリファンでなくても行きたくなってしまう、フォトジェニックなジブリの世界...

【オーストラリア・ロットネスト島】乗り降り自由なバスで島内を楽ちん周遊

世界一幸せな動物クォッカがいる事で有名な、ロットネスト島。一般の車が乗り入れできない島なので、周遊手段は自転車かバスを利用することになります。こちらの記事では、...

世界の絶景ランキングTOP26!旅行者が行っている絶景スポットランキング

グレートバリアリーフにナイアガラの滝、グランドキャニオンなど世界各地にある自然の絶景スポットを、トリップノートの9万人のトラベラー会員(2023年9月現在)が実...

オシャレ満載!シドニーの大人気カフェ複合施設The Grounds of Alexandria

シドニーにあるアレクサンドリアは工業地帯とカフェ文化が入り交じったエリア。そこに2012年4月にオープンした、カフェを中心とした大人気の複合施設「ザ・グラウンズ...

この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
旅行の目的は「食べること!」、旅行先で出会った美味しいものもご紹介していきたいと思っています。

【オーストラリア】定番から、2020年流行中まで!スーパーで買えるお菓子20選

今回のテーマは「オーストラリアのスーパーで買えるお菓子」。お土産として日本人に人気のお菓子に加え、地元民にとっての「これぞオーストラリア」な定番お菓子、そして2...


【オーストラリア】「これが地球?」の景色が広がる地下都市、クーバーペディ

荒涼とした景色が好きな人なら絶対気に入る「クーバーペディ」。オーストラリア内陸部にある人口3千人あまりの街です。ここの魅力は風景だけではありません。この記事を読...


スペイン行ったら、これ食べよ! バルのおすすめタパス8選

スペインのグルメ体験といえば「タパス」。タパスと言ってもいろいろあって、何を食べるか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか?そんなあなたのために、スペイ...

1日で立山黒部アルペンルートを通り抜けるモデルコース!紅葉シーズンにもおすすめ

世界でも有数の山岳観光ルート、立山黒部アルペンルート。季節によって、いろいろな楽しみ方がありますが、今回は紅葉を楽しみながら、長野県側で前泊し、富山県側に通り抜...

【シンガポール】チャンギ空港の新施設「ジュエル」

施設・サービスの充実ぶりで「世界一の空港」の名をほしいままにしてきたチャンギ国際空港ですが、2019年4月17日に新施設「ジュエル」がオープンして更にパワーアッ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります