この記事の目次表示
⑤ナポレオンも訪れた軌跡
ルイ15世やナポレオンら時の権力者からも愛されていたモエ・エ・シャンドン。特にナポレオンは出征前にはメゾンを訪れシャンパンを飲み、戦地へもモエのシャンパンを持って行ったと言われているほどの愛好家。
そしてカーヴ見学の途中には、ティルジット条約締結後にナポレオンがこのカーヴを訪問したことを記念した石碑や、彼から寄贈された樽なども展示されています。
⑥お待ちかねのシャンパンを楽しもう!
ツアーの最後にはいよいよシャンパンの試飲が待っています!
階段を登った先には、カーヴの薄暗くひんやりした雰囲気を一変させる優雅な試飲ルームが。こちらでは、申し込んだツアーの金額によって頂けるシャンパンの種類が変わります。素敵なムッシュがシャンパンを注いでくれますよ。
シャンパンを渡されるのは勿論女性から。些細なことですがちょっと嬉しくなってしまいますね。約1時間の見学を終え、シャンパンについて少し詳しくなった後に頂くシャンパンはやはり格別です♡
⑦お土産もお忘れなく!
メゾン見学を終えた後はぜひ隣接されたオフィシャルショップへ立ち寄って下さい!日本でもメジャーなインペリアルの他にも、ヴィンテージワインも格安の価格で販売されていてお土産には最適。パリ市内などで購入するよりも安いです(2017年11月時点)。
最後に
パリから1時間半の距離にあるエペルネー。町自体は大きくなく、目立つ観光地も多くはありませんが、今回紹介したモエ・エ・シャンドンを始め、多くのシャンパンカーヴが存在します。そしてそのほとんどが同じようにカーヴ見学が可能です。
パリはもう数回訪れたから少し地方へ行ってみたいという方にエペルネーはとってもオススメです。複数のカーヴ巡りを楽しむもよし、エペルネーの隣の駅ランスへ足を伸ばし、世界遺産に登録されたノートルダム聖堂や画家の藤田嗣治が設計したフジタ礼拝堂(5月〜9月のみ)を楽しむもよし!
レストランのワインリストは驚くほど豊富な種類のシャンパンが用意されています。シャンパンの町・エペルネー。その魅力をぜひ心ゆくまで味わって下さい!
- モエ エ シャンドン
- フランス / 工場・施設見学
- 住所:20 Avenue de Champagne, 51200 Épernay地図で見る
- 電話:03 26 51 20 00
- Web:https://fr.moet.com/
※記事内のユーロから日本円への換算は2017年12月現在のレートを利用しています。(1ユーロ=約133円)