ドイツの国民食であるソーセージのファストフード「カリーヴルスト(Currywurst)」。今回は、ドイツの首都ベルリンでチェーン展開を行うカリーヴルストの人気屋台「Curry 36」を紹介します!
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ドイツの国民食「カリーヴルスト(Currywurst)」
「カリーヴルスト(Currywurst)」とは、フライドポテトなどと一緒にソーセージにケチャップをかけて食べるドイツの国民的料理です。ドイツでは至る所にカリーヴルストを販売する屋台があります。
カリーヴルストはドイツ語で「カレー(Curry)・ソーセージ(wurst)」を意味します。ソーセージの上にケチャップとカレー粉をかけて食べるのが特徴です。
ベルリンのカリーヴルストの屋台「Curry 36」
「Curry 36」は、ドイツの首都ベルリンに5店舗の屋台を経営するチェーン店です。
ベルリン屈指のホットスポット「クロイツベルグ(Kreuzberg)」の「Mehringdamm 通り36番地」からお店の歴史が始まったことから、「Curry 36」と名付けられたそうです。
なお、本店のある「Mehringdamm」通りには、ベルリンで一番人気のケバブショップもあります(ほぼ真横で店舗間の距離は約50メートル)。
そんなベルリンのファストフードの二大巨頭と言える「カリーヴルスト」と「ケバブ」の、奇しくも名店が2つが並ぶ「Mehringdamm」通りは、常に観光客の行列が絶えません。
ちなみに今回記事内で紹介する「Curry 36」は「動物園前店(Zoo Station)」の様子となります。
カリーヴルストの屋台「Curry 36」の様子
「Curry 36」はこじんまりとした屋台で、いかにもベルリンのカリーヴルストの屋台といった雰囲気です。
厨房を兼ねているレジでオーダーし、お店の前に用意された簡易テーブルにて立ち食いスタイルで食事をします。
屋台の前にはよく食べ物が落ちるので、ハトもたくさん群がっています。
カリーヴルストの屋台「Curry 36」のメニュー
カリーヴルストの専門店なのでソーセージがメインですが、カリーヴルストを注文する際には、フライドポテトかパンをサイドメニューとして選ぶよう聞かれます。
ソーセージのみでもオーダーできるので、答えられるようにしておけば注文がスムーズです。なお、ベジタリアンの方にはビーガンのカリーヴルスト(Vegan Currywurst)もあるので、気になる方は聞いてみてください。
ちなみにドイツ語でフライドポテトは「pommes frites」で、発音すると「ポムフリッ」と聞こえます。ファストフード店ではしょっちゅう「mit pommes frites?」「ミッ ポムフリッ?(フライドポテトも?)」と聞かれるので、この言葉を覚えておくといいかもしれません。
カリーヴルスト
こちらがフライドポテトとカリーヴルストです。ちょっとケチャップが多すぎるようにも見えますが、 ドイツのカリーブルストではこの量が一般的です。なお、ケチャップはカリーヴルスト用となっています。
- 3.60ユーロ/468円
ポイントはカレー粉
カリーヴルストはケチャップの量もさることながら、カレー粉もたっぷりかかっています。日本の調味料のカレー粉に似ていて辛くないので、風味だけを楽しめます。
ソーセージ
ソーセージは肉々しさよりも練り物感が強く、 皮がパリパリに焼かれているのが特徴です。
ハズレのないドイツの定番グルメを食べたい人は「Curry 36」へ
カリーヴルストの屋台はベルリン中にありますが、ハズレのない王道のカリーヴルストが味わいたい人には「Curry 36」がおすすめです。
また、もしもベルリンの名物グルメも堪能したいのであれば、 「Mehringdamm」通りの店舗を強くおすすめします!
- カリー36 Bahnhof Zoo店
- ドイツ / ファストフード
- 住所:Hardenbergplatz 9, 10623 Berlin, ドイツ地図で見る
- Web:https://curry36.de/de/
- カリー36 Mehringdamm店
- ドイツ / ファーストフード
- 住所:Mehringdamm 36, 10961 Berlin, ドイツ地図で見る
- Web:http://www.curry36.de
※記事内のユーロから日本円への換算は、1ユーロ=130円で計算しています。