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5. 東西分断後の今や平和の象徴、アンペルマンのグッズ!
北ドイツの街、特にベルリンやポツダムなどの街の信号機におなじみのアンペルマン。小人のように頭でっかちでちょっと太り気味の体型のアンペルマンは、どこか親しみを感じてしまうほっこりとする信号機です。
そもそもアンペルというのはドイツ語で「信号機」の意味で、旧東ドイツで採用されていた信号のマークでした。ドイツが統一されると、信号機のデザインもアンペルマンの旧東ドイツ形式のものが減りました。そこで、あるデザイナーが復活を提唱し、1997年以降信号機のマークとして再び採用されるようになりました。
ベルリンを始め、いくつかの街ではアンペルマンショップというのがあり、アンペルマンをモチーフにした商品を販売しています。
Tシャツや文房具、鞄といったものの他、クッキー型やパスタ、マグネットなどキッチン用品や小物に至るまで、アンペルマン独特の形と色といったデザインを生かした商品が多数揃い、お土産として人々を楽しませています。
青信号の歩くアンペルマンと、赤信号の止まるアンペルマン。どちらも甲乙つけがたく、どちらもかわいいモチーフです。アンペルマンショップの中には、レシートやラッピング袋にまでアンペルマンが印刷されており、旅のよい記念にもなります。
- アンペルマンストアー クーダム
- ドイツ / おみやげ屋
- 住所:Kurfürstendamm 20, 10719 Berlin地図で見る
6. 歴史の破片「ベルリンの壁」
世界が西側(資本主義社会)と東側(共産主義社会)に二分されていた冷戦時代から、28年間にもわたってその象徴であるかのようにベルリンに壁が建設されていました。
1989年の11月にベルリンの壁が開放されると、人々は東ドイツ・西ドイツ及び他の周辺諸国を自由に行き来することができるようになり、しまいにはハンマーを持ち出し、分断の象徴だったベルリンの壁を壊していきました。
あれから30年たちますが、その壁をベルリン市内ではポツダム広場(Potsdamer Platz)やイーストサイドギャラリー(East Side Gallery)などの場所で実際に立つ壁を見ることができます。
それに加えて、お土産としてこの「壁」の破片を販売しています。イーストサイドギャラリーにある販売店は、まわりの壁に溶け込むように落書き(グラフィッティ)で覆われた小屋で、大きさや色のことなる壁の破片を販売しています。誰が壊した壁なのかが載っている紙つきのもあります。
また、ベルリンの国際空港であるテーゲル空港のお土産店でも販売しており、土台つきで大きいものが€13(約1,700円)、小さいもので€7(約900円)です。
激動の歴史の音が聞こえてきそうな、ベルリンの壁。ぜひお土産話とともに、自分や仲間へのお土産としてみませんか?
- ポツダム広場
- ドイツ / 公園・動植物園 / 広場
- 住所:Potsdamer Platz, 10785 Berlin, Germany地図で見る
- Web:https://potsdamerplatz.de/
- イーストサイドギャラリー
- ドイツ / その他スポット
- 住所:Mühlenstraße, 10243 Berlin地図で見る
- Web:http://www.eastsidegallery-berlin.de/data/eng/inde...
7. 植物由来の自然にやさしい「Kneipp(クナイプ)のボディケアグッズ」
Kneipp(クナイプ)社が販売する植物オイルやエキスなど、自然由来のものからできているハーバル・ボディケアグッズは現地でも人気です。体にもやさしい成分でできており、使用後のアレルギー反応が出づらい優良品です。ドイツでもシェアNo.1の入浴料メーカーとなっているようです。
定番商品となっているのは、岩塩とエッセンシャルオイルから生まれたバスソルトや、ハンドクリーム、ボディオイル等です。原料となるハーブは、それぞれが持つ効能によって商品がわけられています。例えば、ドイツの庭でよく咲く花であるマグノリアの花から抽出したエキスは、喘息・鼻づまりに効くとされていたり、松の木から取れるエッセンスは、気持ちをリラックスさせてくれる効果がある他、呼吸器系の問題にも対処してくれるようです。
ドイツ国内の薬局やスーパーのボディケアコーナーには、必ずと言っていいほど取り扱われているクナイプの商品。バスソルトの小袋や小瓶に入ったエッセンシャルオイル等もあるので、健康でいてほしい人にあげるお土産として最適です。