納豆のお土産として自信を持っておすすめしたい「天狗納豆」(笹沼五郎商店・発)。この記事では「天狗納豆」本店の様子、商品説明、味をレビューしています。そのほか本店周辺にある、納豆にまつわるスポットも合わせてご紹介します。
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天狗納豆(笹沼五郎商店)とは
水戸駅近くに本店を置く老舗の納豆屋
天狗納豆とは、茨城県にある納豆専門店です。水戸駅から徒歩約10分の場所に本店があります。創業明治22年という驚きの老舗です。ちなみに明治22年は水戸線開通、水戸駅開業の年でもあります。
社名は株式会社笹沼五郎商店で、天狗納豆とは商標名を指します。初代・笹沼清左衛門が古文書の記述に注目したことから、商品開発が始まったそうです。
天狗納豆の名前は、天狗党に由来しているとされています。天狗党とは、江戸末期に水戸藩で結成された尊王攘夷派のグループです。
わらっと納豆が人気
天狗納豆の目玉商品は「わらっと納豆」です。納豆が、わらに包まれて販売されている商品のことです。
高熱蒸気で殺菌されたわらからは、どこか懐かしい香りがただよいます。納豆にもわらの香りが移り、臭みを消してくれています。
後から詳しく紹介しますが、見た目にもインパクトがあるので、お土産におすすめです。また、パック詰めの納豆に比べてグラム数が多いので、たくさん食べる方には嬉しいサイズです。
本店の様子
水戸駅北口を出て右にまがり、ほぼ直進すると到着します。道順は分かりやすいです。緑の天狗納豆の看板が見えてきたらその建物の1階が売店です。店内はこぢんまりしています。
店内は大まかに2つのコーナーに分かれています。1つは要冷蔵の納豆コーナー、もう1つは冷蔵不要の乾燥品コーナーです。乾燥品には納豆ふりかけ、納豆煎餅、納豆スナックなどがあります。
納豆の種類はとにかくたくさんあります。
わらに包まれた「わらっと納豆」、カップやパックに入った納豆、茨城県産大豆のみを使用したこだわり納豆、黒大豆を使用した大黒納豆、など選びきれないほどです。
また、加工食品にも注目したいところです。特に「そぼろ納豆」(650円/300g)はおすすめです。そぼろ納豆とは茨城県の郷土料理で、納豆と切り干し大根を混ぜ合わせたうえ、発酵させたというヘルシーな食品です。
販売商品と味の紹介
わらっと納豆
2020年2月時点では、4種類の「わらっと納豆」があります。すべて1束70gと大容量です。赤い紙にくるまれた商品は、3束もしくは5束セットです。見た目のインパクトが大きいので、お土産におすすめです。ただ結構かさばりますので、買いすぎにはご注意を!
1束の商品もあります。筆者はこちらを買いました。
白いパッケージのものは国産大豆使用のものです。わらを開けるとぎゅっと詰まった納豆が出てきて、いい香りがします。歯ごたえがしっかりしていて、おかずにもぴったりです。
カップ・パック入納豆
天狗納豆で最もオーソドックスな商品は、天狗の絵が大きく描かれた黄色いカップ入の納豆です。大豆は国産ですので安心して頂けます。
こちらはほどよい歯ごたえが感じられる納豆です。カップなので、調味料をそのままカップに入れて混ぜることができ、後処理がラクです。
黒いパッケージは、黒豆納豆です。水戸黄門様へ献上されたと記録されている黒大豆で作られています。
こちらの黒豆納豆は、伝統製法を再現しているそうです。粒は大粒、皮がしっかりしていて、粘り気は少ないです。ちょっとクセがある納豆が好きな方におすすめです。
ほし納豆
ほし納豆とは、納豆を塩漬けにして乾燥させた保存食です。乾燥させているので、粘りはなくパラパラしています。
味はチーズかな?と思うくらいチーズに似ています。納豆の風味はかすかにする程度で、そのままでも美味しく頂けます。
筆者はご飯にかけたり、おにぎりの具にして食べています。熱湯をかけて柔らかくもどして食べる方法もあります。
公式ホームページ内ではオンラインショッピングも出来るようになっていますので、気になる方はご利用下さい。
ここまで天狗納豆・本店の様子と商品のご紹介をしてきました!以下より本店周辺にある納豆スポットをご紹介していきます。
- 水戸天狗納豆・株式会社笹沼五郎商店本店
- 茨城 / 納豆 / 納豆専門店
- 住所:水戸市三の丸3-4-30地図で見る
- 電話:029-225-2121
- Web:http://www.tengunatto.jp/store/index.html