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スリランカ
タミルナードゥ州の公用語であるタミル語は、スリランカでも(シンハラ語とともに)公用語であり、国語になっています。そのため、タミルナードゥと街の雰囲気も似ているかなと思いきや、スリランカの方がだいぶ整備されている印象です! インドはまだまだ伸び代が大きいです・・
ちなみに、タミル人と一口に言っても、スリランカに元からいたタミル人と、イギリス統治時代にお茶のプランテーション労働者としてタミルナードゥから連れてこられたタミル人がいて、両者は民族上区別されています。筆者はこのことを知った時、民族を語る難しさを垣間見た気分でした・・。
【6】コロンボ
コロンボは、スリランカの実質的な首都(スリジャヤワルダナプラコッテが正式な首都だが、行政庁舎はいまだにコロンボにある)であり、同国の最大都市です。チェンナイからは1時間半ほどのフライトで行ける、とても訪れやすい外国となっています。
コロンボの観光地
スリランカの代表的駅建築家のジェフリー・バワが手がけたシーマ・マラカヤ寺院や、オシャレにリノベーションされたダッチホスピタルなどが人気の観光名所です。歴史に浸りつつ、美味しいグルメを堪能しましょう。
- シーマ・マラカヤ寺院
- スリランカ / 社寺・教会 / 寺
- 住所:Seema Malakaya Temple,Colombo, Beira Lake地図で見る
また、コロンボからはモルディブの首都マレへの直行便があります。そのため、コロンボのバンダラナイケ国際空港では、ハネムーンと思しき日本人カップルを多数見かけます! 幸せを分けてもらいましょう。
オマーン
中東にあるオマーンは、日本人にとってドバイやアブダビほどの存在感はないものの、同じくオイルマネーで潤う国です。ただ、摩天楼が立ち並ぶ国ではなく、古き良きアラブの雰囲気が残っている国なので、ドバイやアブダビとはまた違った楽しみがあります!
【7】マスカット
日本からマスカットまでは直行便がないので、チェンナイ滞在中に行ってみることをオススメします! マスカットはオマーンの首都であり、鉄道はないものの、道路はきれいに整備されていて、発展した国という印象を受けます。
マスカットの観光地
マスカットは、『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』の中の『船乗りシンドバッドの物語』の中でシンドバッドが旅立った港町です。マトラ・コルニッシュと呼ばれる海沿いの道は、ところどころ見所があり、散歩コースとしてオススメです(昼間は暑いですが)!
また、オマーン最古のマーケットであるマトラ・スーク(マトラ・コルニッシュ沿い)と、現スルタンが即位30年を記念して国民にプレゼントした、壮麗なスルタン・カブース・グランドモスクは外せません!
- スルタン・カブース・グランドモスク
- オマーン / 社寺・教会
- 住所:Sultan Qaboos Grand Mosque地図で見る
- 電話:24 505170
- Web:http://sultanqaboosgrandmosque.com/
湾岸諸国におけるインド人
ちなみに、ここオマーンでもインド料理屋をよく見かけます。オマーンだけでなく、オイルマネーで潤う湾岸諸国には多くのインド人が出稼ぎに来ていて、肉体労働・単純労働に従事しています。
こういった湾岸諸国における社会構造の是非はひとまず置いておくとして、こういった状況は、日本人として非常に興味深く思えました。経緯は違いますが、日本も出稼ぎの外国人に、特に単純労働の面で支えてもらっている国だからです。