インド
インド観光
活気ある国で数々の遺跡やインド文化を体感

元駐在員が紹介!南インドの玄関口・チェンナイから直行便で行ける観光地10選

取材・写真・文:

埼玉在住
訪問エリア:23ヶ国

2019年3月22日更新

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タイ

日本人が大好きなタイへは、日本からよりチェンナイからの方が近いです! あの鼻が詰まったようなタイ語の発音を聞くと、心が和みます。筆者がチェンナイの空港からタイ国際航空機に乗り込んだ際には、機内にはすでに「微笑みの国」が広がっていました! 

CAさんの「サワディカー(こんにちはの意味)」の語尾が上がる感じの発音に、筆者はなんともいえない居心地の良さを感じてしまいました・・。

【8】バンコク

  • 写真:ある通訳案内士最近日本人観光客に人気の「ワット・パクナム」

楽しいところはいくらでもあるのがバンコクです。筆者は学生時代にバンコクに留学していた経験があるのですが、その当時よりも道は整備され、高級ショッピングモールなども増えています。

バンコクの観光地

LINE Villageなど遊ぶところは豊富ですし、エメラルド仏が安置されているワット・プラケオや夜景が美しいワット・アルン、巨大な涅槃仏が有名なワット・ポーを巡るなど、伝統的な文化に目一杯触れられるのも、バンコクの大きな魅力です!

ライン ヴィレッジ バンコク
バンコク / テーマパーク・レジャー
住所:991 ถนน พระราม 1 Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330 タイ地図で見る
電話:955036666
Web:https://www.linevillagebangkok.com/
ワット・プラケオ&王宮
王宮周辺 / 社寺・教会
住所:Wat Phra keaw地図で見る
電話:02-224-3290
ワット・アルン
王宮周辺 / 社寺・教会
住所:34 Arunamarin Rd., Wat Arun, BangkokYai, Bangkok地図で見る
電話:02-891-2978
ワット・ポー
王宮周辺 / 社寺・教会
住所:2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Bangkok地図で見る
電話:02-226-0335
Web:http://www.watpho.com/intro.php
  • 写真:ある通訳案内士大人気インド映画の『バーフバリ』から

ちなみに筆者がバンコクで友人との待ち合わせをしていた際、少し時間があったのでマダムタッソーの館に行ったのですが、日本でもヒットした大人気インド映画『バーフバリ』の主人公の蝋人形もありました!

マダム・タッソー・バンコク
サイアム / テーマパーク・レジャー
住所:6F,Siam Discovery, 989, Rama I Road, Pathumwan, Pathumwan, Bangkok 10330地図で見る
電話:02-658-0060
Web:https://www.madametussauds.com/Bangkok/en/
  • 写真:ある通訳案内士バックパッカーの聖地「カオサンロード」といえど、インドほどカオスじゃない気がする

また「バックパッカーの聖地」と呼ばれているのがカオサン通りです。筆者も宿泊したことがあるのですが、カオサン通りも確かにカオスですが、それと比べてインドのカオスさもなかなかなものだと再認識しました・・。

カオサン通りはとにかく真夜中まで爆音が響いていたので、夜遊びが好きじゃない人は、宿泊場所としては避けることをオススメします!

カオサン通り
カオサン / 町・ストリート
住所:Khaosan Rd.地図で見る

バンコクはインド駐在員憩いの場所

バンコクには大戸屋やCoCo壱番屋など、純日本のレストランがいくらでもあるので、涙がにじんできます。ただし、いくら嬉しいとはいえ、食べ過ぎるのは厳禁です。慣れ親しんできた日本の料理にも、インドで疲れ切った胃腸は悲鳴をあげてしまいます・・

(チェンナイへの)帰りの飛行機でもタイ国際航空を利用したのですが、搭乗口に行くと、一気にタミルナードゥな雰囲気に包み込まれました。ただ、タミル人だけかと思いきや、駐在員であろう韓国人グループや日本人グループもいて、少なからぬ親近感を抱きました。

マレーシア

マレー系、中華系、インド系の文化が入り混じるマレーシア。インド系、特にタミル系の人々が多く住んでいることもあり、チェンナイ-クアラルンプール間の直行便は本数が多いのが特徴的です。

【9】クアラルンプール

  • 写真:ある通訳案内士マレーシアといえばツインタワー

クアラルンプールはバンコクと同じく、かなり近代的な街です。ショッピングもグルメも充実しているので、チェンナイからの骨休めにはいいですね!

やはりインド系の住民も多く、たまにタミル語が聞こえてきます!

クアラルンプールの観光地

マレーシアはシンガポール同様、華僑の影響力が強い国です。中でもマレーシア最大の中国寺院である「天后宮」は、多くの人で賑わいを見せています。

  • 写真:ある通訳案内士インドでは中華文明を感じることがほぼないので懐かしい気分になる

クアラルンプールの象徴であるツインタワーや、室内遊園地、水族館など、ちょっと遊ぶには手頃な場所が多いです。

天后宮
クアラルンプール / 社寺・教会
住所:65, Persiaran Endah, Taman Persiaran Desa, 50460 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur地図で見る
電話:+60 3-2274 7088
ペトロナス・ツインタワー
クアラルンプール / 展望・景観
住所:Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur地図で見る
電話:+60 3-2331 8080

中華文明に癒される

天后宮に行って思いましたが、インドのような異国にしばらく滞在していると、日本人なのに中華文明を懐かしく感じてしまうようになりました・・。日本にいると中国はだいぶ違った国のような印象を受けますが、日印の差と比べると、日中の差など大したことないように思えます。

ちなみに、インドの汚い車(UBERなど)に慣れてしまった筆者は、マレーシアの友人の車(高級車ではなく一般的な車)に乗せてもらって、その綺麗さにもまた感動してしまいました・・。

シンガポール

  • 写真:ある通訳案内士多文化共生社会シンガポールからの歓迎

マレーシアと同じく、マレー系、中華系、インド系の文化が入り混じるシンガポール。インド系、特にタミル系の人々が多く住んでいることもあり、チェンナイ-シンガポール間の直行便もまた、本数が多いです。

【10】シンガポール

シンガポールの公用語は英語、中国語、タミル語、マレー語です。公共の場では四つの言語が併記されていることも多いです。4つの中で、やたらくるくるしている文字がタミル語です。改めて見ると、なかなか秀麗な文字で、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

  • 写真:ある通訳案内士インドから行くとなおさら洗練された印象を受けるマリーナ・ベイ

ちなみにこのタミル語、一見難しそうに見えますが、ハングルなどと同じく、子音と母音を組み合わせる表意文字なので、一定の期間頑張って覚えれば、なんとなく発音できるようになります。

シンガポールの観光地

言うまでもないですが、シンガポールは非常に綺麗な街並みで、洗練された印象を受けます。マリーナ・ベイをはじめ、綺麗な街並みを眺めながら散歩する場所にはことかきませんし、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールなど、遊ぶ場所もたくさんありますね!

マリーナ・ベイ・サンズ
マリーナ / 観光名所
住所:10 Bayfront Ave, Singapore地図で見る
電話:6688-8888
Web:http://jp.marinabaysands.com/
ユニバーサルスタジオ・シンガポール
セントーサ / テーマパーク・レジャー
住所:8 Sentosa Gateway, Singapore 098269地図で見る
電話:6577-8888
Web:http://www.resortsworldsentosa.jp/Attractions/Univ...

シンガポールでインドを感じる

シンガポールには「リトル・インディア」と呼ばれる地区があります。確かにインドな雰囲気がありますが、本国インドに比べたら綺麗すぎて戸惑ってしまうくらいです。

初めてシンガポールのような国を訪れるインド人が、母国と先進国の差に大きな衝撃を受けることは想像に難くありません。インドの大多数の人はこんなに物質的に恵まれた場所で育ってきたわけではないからです。

そんな優秀なインド人(トップ1%を優秀だと仮定しても1,000万人以上)が、母国の発展のためであったり、豊かな暮らしをするために、強いハングリー精神を持ってたゆまぬ努力を続けています。これがインドの強さの源です。そんな彼らが、シンガポールやマレーシアなど移民としての歴史が長い国だけでなく、世界中で活躍しているのだなあと感じました。

リトルインディア
シンガポール
住所:Little India, Singapore地図で見る

まとめ

初めに書いた通り、今後チェンナイを拠点に生活したり、旅行したりする日本人は少しずつ増えてくるのではないかと思います。この記事がそんな人たちの参考になれば嬉しいです!

また、この記事は単なるチェンナイから直行便で行ける場所の紹介ではなく、チェンナイでの長期滞在を経験した一人の日本人として、「インドの良いところも悪いところも知っている日本人」としての視点での描写を、あえて多くするようにしました。こんな考えや経験を持つ日本人もいるんだなと知っていただけたら嬉しいです!

チェンナイ
インド / 町・ストリート
住所:Chennai地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

インドでIT企業に勤めていたバックパッカー
タイのバンコク留学や、インドのチェンナイ駐在を経験した通訳案内士登録者です。
自分が行って良かった場所について書いてます!

ASEANは全10カ国に行きました!
それぞれの国の魅力、語れます😃
https://zipanger777.com

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