イスラエル・テルアビブのヤッファエリアにある、ビーチ沿いの人気レストラン「Goldman’s Court」。地中海に面する多国籍国家としての魅力を活かした、イスラエルならではの料理を紹介します!
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ヤッファエリアとは
- 出典:ja.wikipedia.orgphoto by Noam.armonn
「ヤッファ」は「テルアビブ・ヤッファ」に現存する最古の港町であり、その歴史は4,000年にも遡ると言われています。
名称については、「Jaffa」や「Yafo」などで表記され、発音も「ジャッファ」や「ヤッファ」などと呼ばれますが、2つとも同じものを指しています。
また「テルアビブ(Tel Aviv)」と「ヤッファ(Yafo, Jaffa)」はもともと別の市でしたが、現在は「テルアビブ・ヤッファ(Tel Aviv-Yafo)」として併合されています。
「Goldman’s Court」とは
「Goldman’s Court(ゴールドマンズ・コート)」は、テルアビブのヤッファエリアにあるレストランです。イタリアンやシーフードを中東のテイストで構成したようなメニューで、イスラエルならではの地中海の雰囲気を存分に味わえるレストランです。
「Alma beach」というビーチの遊歩道沿いに位置することから、景色も楽しめるレストランとして人気です。
「Goldman’s Court」へのアクセス
ヤッファエリアの名所である時計台(Jaffa Clock Tower)から、徒歩ですぐの場所にあります。テルアビブの中心部からも約2〜3kmの距離なので、タクシーで10分ほどで簡単にアクセスできます。
「Goldman’s Court」の外観
Goldman’s Courtの入り口の扉は道路沿いにもありますが、ビーチの遊歩道側から入店するのが一般的なようです。
「Goldman’s Court」の店内の様子
テラス席
このように、直接テラス席のエリアへと入店する形になります。筆者の印象としては、テラス席が好まれている様子でした。
屋内の席
「Goldman’s Court」ではテラス席が人気ですが、店内もかなり凝った雰囲気です。海をテーマにしたインテリアで統一されており、上品な別荘にやってきたかのような雰囲気が味わえます。
「Goldman’s Court」のメニュー
肉、魚、パスタ、といった料理がメインです。同じく地中海に面するイタリア料理やギリシャ料理に似たラインナップです。英語とヘブライ語のメニューがあります。
飲み物はイスラエルワインがおすすめ
ワインはボトルで130シェケル(3,900円)〜、グラスで36シェケル(1,080円)〜といった内容です。イスラエルはワイン作りに力を入れているので、イスラエルワインを試してみるのがオススメです。
- 「Golan Heights Winery」の「Yarden」(ピノ・グリ):ボトル一本155シェケル/4,650円
前菜系
フォカッチャ
フォカッチャは、イタリアで定番のパンです。インドのナンにも似ています。
mezze(前菜の小皿)
ギリシャのヨーグルトのディップ「ザジキ(tzatziki)」や、中東のゴマのペースト「タヒーニ(Tahini)」など、地中海を中心とした多国籍なを幅広く味わえるので、前菜のmezzeはおすすめです!
なお、メイン料理をオーダーした場合、フォカッチャと小鉢(mezze)は1人4シェケル/120円での追加オーダーが可能です。
ズッキーニとチーズのコロッケ
イスラエルのソウルフードでもあるひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」のようでもあり、イタリア料理のようでもある興味深い一品です。
- 48シェケル(1,440円)
タコとポテトの炒め物
タコとポテトの組み合わせも、地中海ならではです。
- 62シェケル(1,860円)
メイン:シーフードパスタ
ムール貝、エビ、イカと、海の幸がふんだんに入ったパスタです。文句なしの美味しさです。
- 92シェケル(2,760円)
食後のサービス:自家製リモンチェッロ
食後にリモンチェッロのサービスがあるというのは、イタリアンレストランを彷彿とさせます。このレストランにいると、どこの国にいるかわからなくなるほどです。ちなみにリモンチェッロとは、レモンを使ったイタリア発祥の甘いリキュールです。
- ゴールドマンズ・コート
- イスラエル / 中東料理
- 住所:Nahum Goldmann St 6, Tel Aviv-Yafo地図で見る
- Web:http://www.goldmanc.co.il/
※記事内のイスラエル通貨シェケルから日本円への換算は、1シェケル=30円で計算しています