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南北にブーツのような形をした国は世界遺産の宝庫

寒さ対策重視!これで万全!旅ファッション【冬のイタリア旅行編】

取材・写真・文:

福島在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年3月4日更新

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旅行先が決まると、旅行中のファッションはどうしようか?と、悩み始める方が、多いのではないでしょうか?旅先や季節、その時の天気によっても違うし、日数や移動型、滞在型などの旅のスタイルによっても、色々悩みますね。今回は、冬のイタリア旅行、北のヴェネツィアから南のナポリまで、温度差がある移動型という設定で、イタリア旅ファッションを寒がりライターの経験を交えご紹介します。

この記事の目次表示

冬のイタリアの気候

  • 写真:Oliveローマ・スペイン広場
  • 写真:Oliveローマ・トレヴィの泉

南北に細長いイタリアは、四季がはっきりしていて、日本の気候と似ていると言われます。冬は、都市によって温度差があり、朝晩の気温差も激しくなります。地中海性気候のため、緯度が高い割に気温が高いと言われているので、ミラノやローマは、東京の服装とほぼ同じで良いとされています。それでもやはり冬。防寒は心がけた方が無難です。

ファッションの発信地イタリアへ旅するのですから、現地調達も可能ですが、ツアーだと時間がありませんし、個人旅行でも、必要に迫られて探すのは、精神的にも負担になります。寒さで具合を悪くしては、旅どころではなくなるので、できれば、万全に快適に過ごしたいですね。

北から南への移動を考えた場合、平均的な服装にするよりも、一番寒いエリアに合わせた服装を準備して、あとは、コーディネートで調整するのがベストだと思います。

ホテルステイ中もぬかりなく!

  • 写真:Olive

イタリアは、省エネを目的とした国の法律が、1991年に施行され、地域によって暖房についての条例があります。暖房使用期間が定められていたり、最高気温が設定されていることもあるので注意が必要です。

4ツ星クラスのホテルでも、客室で温度の微調整ができない、寝具が万全ではない、夜中になるとヒーターが停止する場合もありますから、日中の服装だけでなく、ホテルステイ時の服装も考えましょう。一般に欧米人は、日本人と比べて暑がりの傾向があるので、欧米人宿泊者が多いホテルでは、寒い可能性も考えられます。

コートについて

  • 写真:Oliveヴェネツィア・サンマルコ広場
  • 写真:Oliveナポリ・ポンペイ遺跡

冬のイタリアでは、冬用の厚手のコートや、ダウンジャケット、ダウンコートがベストです。お洒落の観点から言えば、どんなボトムスにも合う、チェスターコートや、ノーカラーコート、ダッフルコートなども楽しみたいところですね。

ちなみにヴェネツィアは、ラグーン(潟)の上にある水上都市のため、水面から吹く風も冷たく、体の芯から冷える感じです。それに比べてナポリでは、かなり暖かくなり、日中はインナーとニットの組み合わせで快適ですが、朝晩は急に冷え込んできたりします。そういったことから考えると、手持ちにしても軽い、小さくもできる、いざとなればスーツケースに押し込めるダウンは、便利かもしれません。

  • 写真:Olive

いずれにしても、冬のイタリアは雨が降る確率も高いので、撥水加工、もしくは防水スプレーをされての出発をお勧めします。

トップスについて

  • 写真:Olive

ヴェネツィアやミラノでは、カシミアやウールのタートルネックセーターが完全防寒に役立ちます。より寒そうな時は、その下のインナーで調節したり、上にシャツを合わせるなどの応用で暖かさも確保できます。

その他の地域では、ブラウスやシャツに、ニットのセーターやカーディガン、フリースなどのトップスを用意しておけば、その日の気温によって、1枚で着たり、重ね着をしたりと、調整できますね。

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この記事を書いたトラベルライター

お出かけ、食べることが大好き!
日帰りドライブから、国内、海外を問わずお出かけするのが大好きです。ずっとタウン重視でお買い物に夢中の旅でしたが、10年ほど前にアメリカ・サンフランシスコに在住。国立公園めぐりをしたことをきっかけに、自然も大好きになりました。少し歴史を知ってから出かけると楽しいこと、美味しい食べ物や綺麗な風景に出会えると幸せなこと。小さな情報が、誰かの楽しい!や嬉しい!につながったらいいなと思っています。これからも、いろんなところへ出かけて、たくさんの情報を発信してゆきたいと思っています。少しでも参考になれますように!

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