この記事の目次表示
書院
方丈のつぎは書院へ。
方丈に比べてこちらは、細長いお部屋という感じです。全面的に縁側が開放されているので、部屋の中にいるのに、庭の延長に自分がいるような不思議な感覚になります。
観音堂
本堂を出ると、すぐに見えるのが観音堂。
以前は、この観音堂を本堂として観音様や足利尊氏の像を安置していました。現在では観音様のみ祀られており、足利尊氏の像は本堂に安置されています。
こちらの観音堂、びっくりするくらい旅をしてきたお堂なのです。なんと、大正時代に奈良のお寺から移築してきたものなんですよ。
足利尊氏の髪を納めた塔
観音堂の右手から、さらに奥に進んでいきます。石段を登っていくと、一番高いところに石で造られた塔が並んでいますね。
この中心にあるのが、足利尊氏の髪を納めている塔です。
庭園
さらに道にそってくだっていくと、建物の向こうに庭園が広がっています。先ほど方丈から見たあの庭園です。
中にベンチがあり、方丈を眺めることができます。
おわりに
いかがでしたか?期間限定、週末限定、天気限定という「限定公開」だらけの長寿寺ですが、それでも絶対に一度は行っておきたい美しい庭園を有するお寺です。
限定だらけなので、大事な人を連れて行くと、ツウっぽく演じられてカッコいいかもしれませんよ?
写真だけでは伝えられない絶景美を、ぜひご自身の目で堪能してくださいね!