JR中央線上にある西荻窪は、吉祥寺の隣駅であり、新宿からも乗り換えなしで20分ほどのアクセス良好な街です。近年、特に30代の女性に人気の街として注目が高まっています。さまざまな魅力がある西荻窪ですが、今回は古民家を利用したスポットをピックアップします。
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西荻窪のまちの雰囲気
JR中央線の西荻窪駅は、ローカルな雰囲気が残る街です。昔ながらの飲み屋街があったり、こだわりのカレー屋さんや日本茶カフェ、センスのいい雑貨屋さんなど、歩くごとに発見のある魅力的な街です。古本屋さんの町としても有名で、街中ではたくさんの古本屋さんを見かけます。
西荻窪と古民家
そんな西荻窪には、住宅街の中にそっと残る古民家があります。古いものと新しいものがうまく共存しているように感じる西荻窪には、古いものを大切にする心が根付いているように感じます。今回は、そんな西荻窪の町で出会うことのできる素敵な3つの古民家をご紹介します。
①古民家カフェ:re:gendo
西荻窪駅の南口から徒歩2分ほどにある「re:gendo(りげんどう)」は、昭和初期に建てられた古民家を利用したカフェ兼セレクトショップです。
ランチメニューは、不定期で変わる「にぎり膳」と「にぎり野菜寿司膳」などがあります。おかずは季節によってメニューが変わります。
営業時間は、ランチが11時から14時30分まで、カフェメニューは11時から17時までです。カフェメニューやセレクトショップで販売している食材や生活雑貨、スキンケア商品などを通じて、暮らしの提案をしています。
入口には、おすすめの食材などの販売スペース、2階にはスキンケア商品の販売スペースがあります。
- りげんどう
- 吉祥寺・中野・荻窪 / カフェ・喫茶店 / 和食
- 住所:東京都杉並区松庵3丁目38−20地図で見る
- 電話:03-5941-8664
- Web:http://re-gendo.jp/
②古民家カフェ:松庵文庫
西荻窪駅の南口から徒歩7分にある「松庵(しょうあん)文庫」は、築80年とも言われる古民家を利用したカフェです。お店の名前の通り、店内には本が置かれていて、気になる本があれば自分の席で読むことができます。本は、同じく西荻窪にある本屋さん「Title」がセレクトしています。
営業時間は11時半から18時まで、ランチのラストオーダーは14時です。カフェスペースからはお庭を眺めることができます。お庭の真ん中には、立派なつつじが。お店の方にお願いすれば、お庭の見学をすることもできます。
雑貨のセレクトショップも併設されていて、丁寧な日常を送るヒントになるような素敵な雑貨が並んでいます。
毎週土曜日には、日本全国から集まる無農薬の野菜や減農薬の果物、その他はちみつなどの食材が並ぶ「ななまる商店」がお店の外に開店します。不定期でさまざまなイベントも開催されています。
- 松庵文庫
- 吉祥寺・中野・荻窪 / カフェ・喫茶店 / ランチ
- 住所:東京都杉並区松庵3-12-22地図で見る
- Web:http://shouanbunko.com/
③有形文化財:一欅庵
西荻窪駅の南口から徒歩10分ほどにある「一欅庵(いっきょあん)」は、昭和8年築の古民家で登録有形文化財の貴重な古民家です。そんな歴史的価値のある一欅庵は、通常は一般公開していませんが、不定期でイベントが開催されています。イベントでは建物内の見学ができるときもありますので、チェックしてみてください。
筆者は不定期で開催されている「古典廻し」という落語のイベントに行きました。落語終了後は、一欅庵の中の見学ツアーが開催されます。有形文化財の古民家の魅力を隅々まで堪能するチャンスです。是非参加してください。
西荻窪の古民家で贅沢な時間を過ごそう
いかがでしかた?古民家を利用した贅沢な空間と、そこにあるゆったりとした時間の流れは、西荻窪の街の雰囲気にとても合います。日常のせわしなさから離れ、心からリラックスできる居心地のよい古民家で、素敵な休日を過ごしませんか?